第2回裏あっぱれ屋:「スターつけ麺」(9/22【速報】本日の「第2回裏あっぱれ屋」の追記です)

今回、第2回になるあっぱれ屋幻の夜の部臨時営業「裏あっぱれ屋」。

初日は諸般の都合で参戦できず、夕方の混み具合を見に行って例のSNSコミュニティに現場情報を報告するに留まった。
本日の二日目、「今日のポールポジションは何が何でも私」と勝手にアホな決心をし、昼に大津の某店でこれまたポールポジションでその日の限定鶏白湯30食の1杯目で腹ごしらえした後、(←これについては更に後ほどご報告いたします)宇治川ラインをフレディ・スペンサーかケニー・ロバーツのごとく、故障中の我がバイクの代車、トリッカーXG250で駆け抜け(ココまで本人の妄想)、大津を出てから40分と経たないうちに到着。お店の周囲に客らしき人物はいない。それどころか、今宵のために洗濯されたスタッフのユニフォームが店先に天日干しされている状態だった。
で、店主:仙ちゃんに「今から待たせていただく!」とその旨を伝えた上で、しばし駐車場の日陰に潜伏。そして次のお客が来ない間に、ゆっくりじっくり心行くまで、最近施されたお店の壁画を撮影したりして過ごす。

で、次の開店待ち客が現れるまでのあいだ、木陰の隅でしばし昼寝してみたりとまったり過ごす。(ソレがけっこう気持ちよかったりしてw)

その間、(通常営業の)店休日と知らずに駐車場に入って来るクルマ&バイクが実は結構ひっきりなしにやってくることを観察する。みんな一様に、ポツンと駐車場に居座る私に不思議そうに一瞥して出て行く。

待っているうち、3時頃だったかな?赤く塗られたイーゼルに、本日の掲示物が登場。「俺ラー戦隊 あっぱれんじゃー」の絵は三人だが、レンジャーピンク、レンジャーブルーもホントはちゃんと居るのだ!

で、本日限定「スターつけ麺」の製作工程を撮ったボード一覧。この画像ときいたところの情報に依れば、今回のダシは完全に大量のロブスター(伊勢エビ)のガラ一本を強火で煮詰め、途中でXOのブランデーを惜しみなく注ぎ込んでフランベし、海老特有のネガティブ香を調整し、さらに煮詰めてトマトピューレと香味野菜と洋の基本スープで仕上げた...ということのようだ。
と、そう書くのは実に簡単な作業だが、実際に納得の行く味わいをこの方法で煮出すとなると、それはもう、つきっきりでのリアルタイムのテイスティングと火力調整の世界であったと推察する(しかし、本当にスープを作ることがスキな人にとっては、この工程は実にワクワクする楽しい時間でもある)。

行列にならび、いよいよ開店間近となったころ、奥さんから提示された「本日のおしながき」。
今回の標準サイズをいただきたく、中(麺300g)を注文。
ここに至るまで、実に約5時間ほど待ったが、それでもあの時程ではないし、途中からは同じ行列に並ぶあっぱれ屋常連さんから某SNS上をつながり申請をい
ただいたり、さらに旧知の間柄との行列状況レポートをやり取りしたりと、「ヒマそうに見えて実はけっこう忙しい」ひとときを過ごしている間に、なんと30
分マキの17時30分に開店。行列はドドドドドっと動き出す。

一旦開店してしまえば、その後の展開はもうムチャクチャにはやいのである。先日、通常営業でつけ麺狙いをした時もそうだったが、この日も席に着くやいなや体感時間で1分も経たないうちに「お待たせしました!」と、今回の特別限定「スターつけ麺」が登場。

通常の「スーパーつけ麺」に比して、かなり細めに切り出された麺。それはつけ汁とのマッチングを入念に考慮した結果であろう。

こうやって、画像に撮ると単に泡立った汁だが、その豊かな伊勢エビの風味は筆舌に尽くしがたい。こんなに贅沢な味わいのスープを、1000円でお釣りの来る値段で出していいのか?そしてそこに、綿密にその相性を検討した結果の幾分細めの麺を浸してはいただく。麺のツヤ感、チュル感、ふくよかな伊勢エビの味わい。ああ...。

途中、麺がなくなりかけたところで、これまた今回の臨時限定営業で特別に用意された「D.M.OIL」に手を伸ばしてみる。
粒マスタードにマヨネーズ?少しずつ、また用心深く足しもっては味わう。すると、エビエビガツゥ~ンだったつけ汁がすこしづつ柔らかくまろやかになる。...なんでこんな味わいを設計できるだろう???食べているうち、麺を啜りながら、まさに店主・仙度さんのフレンチのノウハウ炸裂しまくりの世界にどんどんどんどん引き込まれていってしまう。そんな感じ。最近「ふれんちラぁ麺ガスパール」が立て続けにテレビで紹介されてからというもの、すごい行列でえらいことになっている様子を先日も四条烏丸を通り過ぎた時にチラッと眺めて来たのだが、ガスパールは、「フレンチをラーメン風に仕立てました」で話題になっているのにたいし、今回の裏あっぱれ屋スターつけ麺は、正統派つけ麺に「伊勢エビで勝負したろやないかい!」という、凄まじい意気込みを感じさせてくれる逸品であったと思う。そしてさらに....


この割りスープである。「野菜のスープです。」という。レンゲにちょっと注いで素で味わってみると、透き通ったソレ自体は地味な野菜のダシであるが、これを伊勢エビのつけ汁に少しづつ合わせていくと、もう例えようもなく美味いのである。
かように、これまで味わったことのないスゴい世界をまたしても見せつけてくれた「裏あっぱれ屋」。
お店を出る時の会話
仙度さん「どうでした?」
私「そりゃもう、美味しかったよ!」
仙度さん「でしょ!ウチ、美味いもんしか出しませんから!」

...確かに、そうである。やっぱり、スゴいお店だわ。



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【第2回:「裏」あっぱれ屋】
 店主ブログ
 2011年9月23日&24日
 18:00~21:00まで
 京都府城陽市奈島下小路11-34
 P:30台
 

コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
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コメント
 
 
 
動物系不使用!? (賞金王)
2011-09-28 01:40:52
入ってないんすかね?
なんであんなに厚いんでしょう。。
スゴ杉くんや!(・∀・)
 
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