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Abats奥村@ 松原通烏丸東入ル俊成町:節薫る近江牛塩ラーメン鮪節〆ごはん付き

ド平日に休みが取れるチャンス到来。と、なればやっぱりココにロックオン。

あらためて、書いておく。このお店はラーメン店ではなく、居酒屋さん。おすすめ日本酒の筆頭は滋賀の「浪の音」。そして、「他にも隠し酒いっぱい有ります」なお店。

そんな居酒屋さんが、火曜〜金曜のお昼にランチメニューを提供しておられ、麺料理のレギュラーメニュー「牛尽くしまぜそば」がある。

そんなレギュラーランチメニューに加えて、季節に応じた創作麺を食べさせてくれる。今回は、このメニューがお目当てでシャッター&ポール。鮪節〆ごはん付きで注文。

しばし待つのち、トレーに乗っけて出されてきました。
もうね。マスク越しにでもぶぅわッと伝わってくる節のカホリ。これから始まるオペラの優れた序曲みたいな。

これまで数々の創作麺料理を手がけて来たAbats奥村。まぜそばやつけ麺は従前からあったが、「スープのあるラーメン」は、今回初めて味わう。まず、鰹のスープ。追い鰹オイルのブーストもあって、カツオの旨味がぐいぐいと来る。ココに近江牛ホホ肉の煮込みの旨味&メンマ代わりのエリンギ(「旨辛」とさらっとメニューには書いてあるけど、そこにまたエエ仕事してある!)が絶妙に加わる。さらにネギ。わざわざこの形状にカットしているのは京都大原産無農薬のネギ特有の甘さを食べ手に伝えたいがゆえであることが、実際に食べてみればよく伝わってくる。

そして、麺。麺屋棣鄂の平打ち麺で、品番どうこうはワタシには分からないが、もっちぃ〜っとしっとりしつつ、ちょっと柔らかめの茹で加減の中で小麦の旨味を実感させてくれる。とにかく、ひとつひとつのパーツで味わって美味しく、それでいてトータルバランスでも美味い。ワタシの場合、単なる趣味の自作はするけれど、季節感を含めた素材の活かし方をよーく知っているプロには、ああ、敵わないなぁ… と、しみじみ感じさせてくれる逸品。

さらに、麺を平らげ残った鰹スープを浸して食らう鮪節おかかご飯の超高級しめ茶漬けで、二度オイシイ。これだけ楽しんでトータル1000円は、素晴らしい。ちなみにこのメニュー、概ね4月後半までの提供を考えられているとのこと。

そして居酒屋としてのAbats奥村にも、またぜひ行きたいもんだ。夜、呑みに出なくなって、ホント久しい。
Abats 奥村 (和食(その他) / 五条駅(京都市営)、四条駅(京都市営)、烏丸駅)
昼総合点★★★★★ 5.0
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