竿燈最終日は晴天でそよ風が吹くがやや暑い。今年の竿燈はまだ梅雨明け前なのに天気に恵まれた。
今日も昨日に続いて妙技大会を少しだけ見てきた。
決勝戦だからか観客が多い。もっとも他の団体(予選落ちやエントリーしなかった)の竿燈会員もいたけど。
これは団体規定部門の準決勝。町内毎に演技し点数化する予選と違って、2団体が同時に演技するトーナメント方式だった。
左が秋田蕗の川尻本町、右がエビの下肴町。緑系の提灯は珍しいが、なかなかきれい。
演技終了後、審査員の前に整列
そして判定は点数でなく、どちらがよかったか審査員の赤白旗で即決!
予選は2日にまたがって2か所で行うので、公平性を考慮して点数化しているのかもしれないが、決勝のやり方は単純明快でいい。どっちのチームが赤か白かはやや分かりにくいが。
ここでは4対3で下肴町が午後の決勝に進出。もう1チームは秋田県立大学が進出し、昨年と同じ組み合わせの決勝となり、下肴町が2年連続優勝したとのこと。
今日も合同演技があった
晴天の昼、緑を背景にしてたくさんの竿燈が並ぶのも美しい。
しかもこの時はエビ、秋田蕗、米俵、馬、ウサギなど楽しい絵柄の町内が揃ってきれい。
逆光
提灯の中を光が透けて透明に見えるのも美しい。
竿燈の密度が高い
風が弱い中、竿燈を上げるのは決勝戦に出場するほど技術のある団体だから安定していると思いきや、2~3本が互いに寄りかかってバランスを崩しそうになりながら場内をぐるぐる回ったり、倒れたりしていた。
どうも下手だからでなく、わざとやっていたみたいだ。竿燈は安定して上げるのが目的でぶつけ合ったりして闘うわけではないが、こういうやり方もあるのか。相撲の「しょっきり(申し合わせて滑稽な取り組みをする)」みたいなものかな。
このように腰や肩に乗せた状態で、くっ付いて回転していた。
観光客はもちろん、見ていた竿燈関係者にもウケていた。さっきまでの緊張した場面とこんな楽しい場面。これも昼竿燈の魅力だと思った。
それにしてもゴチャゴチャ
午後もちょっとだけ見た。
人が増えている
土手の上にもたくさん人がいるが、見るだけなら、県民会館前の坂の建物よりなど若干の余裕はあった。
団体自由部門(この部門は予選と同じく点数制)の最後、馬口労町。昨日の予選でも見た町内だ。
昨日より1つ増えて、花笠が3つ
さらに竹を継いで
「つ」の字!!
常識ではありえないしなり具合で、竿燈が反り返っている! しかもそれを肩に乗せてる!
折れたり倒れたりしそうに見えても、びろーんと元に戻るのが信じられない。各町内で竹(竿)の微調整をすると昨日も書いたが、ものすごく柔軟な竹だ。
僕のそばで別の団体の竿燈会員が見ていたのだが「馬口労町の竹には秘伝があるから…」といった話をしていた。
ほんとにすごい光景だった。今後、馬口労町は要チェックだ。(竿燈には「向馬口労町」「西馬口労町」という町内も参加していますが、馬口労町とは別団体です)
なお、団体自由部門の優勝も下肴町(286.0点)で、馬口労町は準優勝(283.5点)だったとのこと。馬口労町は団体規定でも3位と健闘した。
※3・4日目夜の様子はこちら。
【7月25日の記事の訂正】
会場の提灯の上の3桁の数字を「観覧席の番号」としていましたが、それとは別の運営側の管理番号のようです。各参加団体に対して「**町の○日の1回目の演技は162番付近で」などと使うようです。
今日も昨日に続いて妙技大会を少しだけ見てきた。
決勝戦だからか観客が多い。もっとも他の団体(予選落ちやエントリーしなかった)の竿燈会員もいたけど。
これは団体規定部門の準決勝。町内毎に演技し点数化する予選と違って、2団体が同時に演技するトーナメント方式だった。
左が秋田蕗の川尻本町、右がエビの下肴町。緑系の提灯は珍しいが、なかなかきれい。
演技終了後、審査員の前に整列
そして判定は点数でなく、どちらがよかったか審査員の赤白旗で即決!
予選は2日にまたがって2か所で行うので、公平性を考慮して点数化しているのかもしれないが、決勝のやり方は単純明快でいい。どっちのチームが赤か白かはやや分かりにくいが。
ここでは4対3で下肴町が午後の決勝に進出。もう1チームは秋田県立大学が進出し、昨年と同じ組み合わせの決勝となり、下肴町が2年連続優勝したとのこと。
今日も合同演技があった
晴天の昼、緑を背景にしてたくさんの竿燈が並ぶのも美しい。
しかもこの時はエビ、秋田蕗、米俵、馬、ウサギなど楽しい絵柄の町内が揃ってきれい。
逆光
提灯の中を光が透けて透明に見えるのも美しい。
竿燈の密度が高い
風が弱い中、竿燈を上げるのは決勝戦に出場するほど技術のある団体だから安定していると思いきや、2~3本が互いに寄りかかってバランスを崩しそうになりながら場内をぐるぐる回ったり、倒れたりしていた。
どうも下手だからでなく、わざとやっていたみたいだ。竿燈は安定して上げるのが目的でぶつけ合ったりして闘うわけではないが、こういうやり方もあるのか。相撲の「しょっきり(申し合わせて滑稽な取り組みをする)」みたいなものかな。
このように腰や肩に乗せた状態で、くっ付いて回転していた。
観光客はもちろん、見ていた竿燈関係者にもウケていた。さっきまでの緊張した場面とこんな楽しい場面。これも昼竿燈の魅力だと思った。
それにしてもゴチャゴチャ
午後もちょっとだけ見た。
人が増えている
土手の上にもたくさん人がいるが、見るだけなら、県民会館前の坂の建物よりなど若干の余裕はあった。
団体自由部門(この部門は予選と同じく点数制)の最後、馬口労町。昨日の予選でも見た町内だ。
昨日より1つ増えて、花笠が3つ
さらに竹を継いで
「つ」の字!!
常識ではありえないしなり具合で、竿燈が反り返っている! しかもそれを肩に乗せてる!
折れたり倒れたりしそうに見えても、びろーんと元に戻るのが信じられない。各町内で竹(竿)の微調整をすると昨日も書いたが、ものすごく柔軟な竹だ。
僕のそばで別の団体の竿燈会員が見ていたのだが「馬口労町の竹には秘伝があるから…」といった話をしていた。
ほんとにすごい光景だった。今後、馬口労町は要チェックだ。(竿燈には「向馬口労町」「西馬口労町」という町内も参加していますが、馬口労町とは別団体です)
なお、団体自由部門の優勝も下肴町(286.0点)で、馬口労町は準優勝(283.5点)だったとのこと。馬口労町は団体規定でも3位と健闘した。
※3・4日目夜の様子はこちら。
【7月25日の記事の訂正】
会場の提灯の上の3桁の数字を「観覧席の番号」としていましたが、それとは別の運営側の管理番号のようです。各参加団体に対して「**町の○日の1回目の演技は162番付近で」などと使うようです。