竿燈2日目

※昨日のようすはこちら。
東北地方以外は梅雨が明けてしまったが、今日の秋田は晴天で風が弱い竿燈日和。気温は31度まで上がった。

今日も夜の会場に行ったが、昨日より少し人出が多い（通りを歩く人が多い）ような気がした。
昨日、混雑の誘導体制に触れたが、今日は少し改善され、手持ち無沙汰な警備要員が減り、ハンドマイクで声掛けをする姿も見られた。場内放送でも混雑に関する注意が昨日より多く流れていた気がした。（ただ、相変わらず込んでいるのに何も言わず見ているだけの人もいるし、もう少し分散配置してもいいとも思う）それだけ昨日より人が多かったのかもしれないし、実は、おせっかいながら実行委員会に要望のメールを送ったので、それに応えてくれたのかもしれない。

やはり今日も会場中程は空いていた。今日は昨日の向かい側、大通り南（大町三丁目）側からアクセス。
横断歩道が見えている＝沿道に観客がまったくいない場所がある！
この辺は、秋田中央道路のトンネル出入口がある関係で、中央分離帯の木がないので、向かい側の竿燈も見えるからお得です。
合同練習で見た室町
右の水玉みたいな模様の提灯はスポンサーの東部ガスのキャラクター。
無数の竿燈、無数の提灯が重なり合う

竿燈が歩道上に覆いかぶさってた
倒れた時に街路樹のイチョウの枝に絡まってしまったらしく、なかなか取れずに苦労していた。

JA全農あきたの竿燈
これはお金だけ出して町内に上げてもらう“スポンサー竿燈”ではなく、JAの職員などが自ら竿燈に参加する“企業竿燈”のようだ。
提灯には「JA」と稲穂の絵。竿燈自体、稲穂をモチーフにしているのに、さらに稲穂が描かれているのがおもしろい。

下米町二丁目
ここは中央道路トンネル出入口の真横のため、段状の観覧席が組めず、有料観覧席としては長椅子が1列あるだけ。歩道側のギャラリーも少なく、観客が少ない場所で演技している竿燈会の皆さんがかわいそう。
さて、左の竿燈に注目。提灯の絵と、その下の竿に付いているものは？
月が出ている
下米二にはミスタードーナツ（会社名としてはダスキン？、秋田では鎌田会館という会社がドーナツの代理店なのでそっちかもしれない）がスポンサーの1つ。
だから、ドーナツ屋の商品のキャラクター「ポン・デ・ライオン」が提灯に描かれ、竿の飾りにもなっている。昨年から始まったと思う。【5日訂正】一昨年、2007年から始まったようだ。青森ねぶたでも小型のポン・デ・ライオンの「前ねぶた」があるそうだし、札幌雪まつりでも雪像があった。
フラッシュをたく。提灯は蛍光インク？
竿には花笠、珍しくても まとい やくす玉くらいしか付けないと思うので、キャラクターが付くのは珍しいしおもしろい。広告効果も高そうだから、今頃駅前のミスドの売り上げが増えているかもしれない。
ポン・デ・ライオン竿燈と伝統の下米二竿燈
スポンサー竿燈の場合は、各町内の人が上げるので、写真の2本とも「下米二」のはんてんを来た人が上げていた。
※3日目、昼の妙技大会の様子はこちら。