大きな大学には「大学生協」があることが多い(私大の一部は各大学の方針で、ない場合もある)。学生や教職員が出資して組合員となる生活協同組合の一種で、学食、本・文具・パソコンなどのいわゆる購買部、チケット発券、アパート仲介などを行っている。
弘前大学にも生協があり、僕たちの時は出資金が4万円(卒業時に返還)。週2回は書籍が10%引きになったのがありがたかった。
最近、各大学の生協は、大学本部と連携するなどして、オリジナルグッズを販売していることが多いようだ。文房具やマグカップから飲食物までいろいろある。
弘前大学では昔は便せんくらいしかなかったはずだが、今はたくさんあり、ネットでの販売もしているらしい。先日行った際、大学内の店舗に行ってみたが、店舗自体も変わっていた。
文京町キャンパス人文学部前
右手前が大学会館の学食の出入り口。その先にピンク色の建物がある。これが2006年4月3日にオープンした生協が運営するコンビニ型店舗「キャンパスコンビニ Cerisier」。
学内に一般コンビニを入居させる大学もあるが、生協が経営するコンビニ型店舗としては全国初だったらしい。店名はフランスで「桜の木」を意味し、当初は「スィリジェ」と表記されていた。ただ、実際には「サリジェ」と呼ばれているらしく、現在は大学生協のホームページ内でもほとんどの箇所で「サリジェ」となっている。レシートも「サリジェ」だった。
看板は「スィリジェ」
ちなみに、学内には書籍部門、チケット部門、医学部店など複数の店舗が存在するが、サリジェオープンと同時期に、似たような愛称が付けられた。「SHAREA=シェリア」とか「sumica=スミカ」とか、僕には覚えられそうにもない。若い学生さんたちはどうなんだろう?
「サリジェ」に初めて入ってみた。基本的に平日と土曜は8時~20時、日祝日も昼前後は営業(長期休暇中等は変更あり)しており、大学生協の店舗としてはかなり長時間。
一般コンビニと比べて、店舗面積は同じくらいだが昼時の混雑を見込んでか通路が広め。雰囲気はやや地味。商品は飲食物が中心で、自家製の弁当やパンもある。お目当てのオリジナルグッズコーナーもあった。
生協なので、本来は出資者のための店なのだろうが、学会や各種資格試験・講習の参加者(この日は教員免許更新講習が行われていた)など部外者の利用も見込んでいるのではないだろうか。卒業生としては、休日に訪れてもオリジナルグッズが気軽に買えるのはうれしい。なお、レジ袋は有料なのでマイバッグご持参を。
食品のオリジナルグッズを2種買った。他大学でもオリジナル食品はあるが、学長の顔の焼き印入りせんべいとか、大学をイメージしたお菓子といった程度。でも弘前にはリンゴがあり、弘大には農学生命科学部があるから、それを活かした商品がある。
以下に紹介するリンゴ製品は、農学生命科学部の藤崎農場(正確には学部附属生物共生研究センター藤崎農場)産のリンゴを原料にしている。この藤崎農場は元は農水省の試験場で、あの「ふじ」が育成された場所。
「紅玉ジャム」230g 500円
農場産の、しかも加工向け名品種「紅玉」を100%使用したジャム。果肉感が残り酸味もしっかりある。
昔は大学祭の時など、ごくごく限られた場合しか入手できなかったはずだが、サリジェに来れば(品切れにならなければ)年中購入できる。
ひろだいアップルデザート 150g 210円(箱入りもあり)
シャキシャキの果肉がたっぷり入ったゼリー。
大きな果肉がたくさん
品切れだったが、「ひろだいアップルケーキ 100g 180円(箱入りもあり)」というのもあり、おいしいようだ。リンゴはもちろん農場産で、製造しているのはあのラグノオささきらしいので、期待できる。
店舗に全商品が常にあるわけではないようだが、ほかにも藤崎農場と並ぶもう1つの金木農場産の米から作ったオリジナル日本酒“弘前大学”、「むしむしQ」の城田先生監修のリンゴジュースとリンゴ発泡酒、リンゴそのものなど、いろいろある。
一般のお土産にひけをとらないオリジナルグッズ。なかなかやるもんだ。
大学とは関係ないが、帰り道にJR碇ケ関駅で途中下車し、近くの道の駅いかりがせきの産直に寄った。
ししとう、みょうが、えだまめ。どれも格安でおいしい
今までここに夏に来たことがなかったが、売場の多くをトマトと桃が占めていた。桃は4個で300円台前後とこちらも格安。
これは4個で250円!
僕は桃にはちょっとうるさいが、程よい硬さで甘くておいしかった。間もなくリンゴが並び始めるが、碇ヶ関でこんなに桃が獲れるとは知らなかった。
弘前大学にも生協があり、僕たちの時は出資金が4万円(卒業時に返還)。週2回は書籍が10%引きになったのがありがたかった。
最近、各大学の生協は、大学本部と連携するなどして、オリジナルグッズを販売していることが多いようだ。文房具やマグカップから飲食物までいろいろある。
弘前大学では昔は便せんくらいしかなかったはずだが、今はたくさんあり、ネットでの販売もしているらしい。先日行った際、大学内の店舗に行ってみたが、店舗自体も変わっていた。

右手前が大学会館の学食の出入り口。その先にピンク色の建物がある。これが2006年4月3日にオープンした生協が運営するコンビニ型店舗「キャンパスコンビニ Cerisier」。
学内に一般コンビニを入居させる大学もあるが、生協が経営するコンビニ型店舗としては全国初だったらしい。店名はフランスで「桜の木」を意味し、当初は「スィリジェ」と表記されていた。ただ、実際には「サリジェ」と呼ばれているらしく、現在は大学生協のホームページ内でもほとんどの箇所で「サリジェ」となっている。レシートも「サリジェ」だった。

ちなみに、学内には書籍部門、チケット部門、医学部店など複数の店舗が存在するが、サリジェオープンと同時期に、似たような愛称が付けられた。「SHAREA=シェリア」とか「sumica=スミカ」とか、僕には覚えられそうにもない。若い学生さんたちはどうなんだろう?
「サリジェ」に初めて入ってみた。基本的に平日と土曜は8時~20時、日祝日も昼前後は営業(長期休暇中等は変更あり)しており、大学生協の店舗としてはかなり長時間。
一般コンビニと比べて、店舗面積は同じくらいだが昼時の混雑を見込んでか通路が広め。雰囲気はやや地味。商品は飲食物が中心で、自家製の弁当やパンもある。お目当てのオリジナルグッズコーナーもあった。
生協なので、本来は出資者のための店なのだろうが、学会や各種資格試験・講習の参加者(この日は教員免許更新講習が行われていた)など部外者の利用も見込んでいるのではないだろうか。卒業生としては、休日に訪れてもオリジナルグッズが気軽に買えるのはうれしい。なお、レジ袋は有料なのでマイバッグご持参を。
食品のオリジナルグッズを2種買った。他大学でもオリジナル食品はあるが、学長の顔の焼き印入りせんべいとか、大学をイメージしたお菓子といった程度。でも弘前にはリンゴがあり、弘大には農学生命科学部があるから、それを活かした商品がある。
以下に紹介するリンゴ製品は、農学生命科学部の藤崎農場(正確には学部附属生物共生研究センター藤崎農場)産のリンゴを原料にしている。この藤崎農場は元は農水省の試験場で、あの「ふじ」が育成された場所。

農場産の、しかも加工向け名品種「紅玉」を100%使用したジャム。果肉感が残り酸味もしっかりある。
昔は大学祭の時など、ごくごく限られた場合しか入手できなかったはずだが、サリジェに来れば(品切れにならなければ)年中購入できる。

シャキシャキの果肉がたっぷり入ったゼリー。

品切れだったが、「ひろだいアップルケーキ 100g 180円(箱入りもあり)」というのもあり、おいしいようだ。リンゴはもちろん農場産で、製造しているのはあのラグノオささきらしいので、期待できる。
店舗に全商品が常にあるわけではないようだが、ほかにも藤崎農場と並ぶもう1つの金木農場産の米から作ったオリジナル日本酒“弘前大学”、「むしむしQ」の城田先生監修のリンゴジュースとリンゴ発泡酒、リンゴそのものなど、いろいろある。
一般のお土産にひけをとらないオリジナルグッズ。なかなかやるもんだ。
大学とは関係ないが、帰り道にJR碇ケ関駅で途中下車し、近くの道の駅いかりがせきの産直に寄った。

今までここに夏に来たことがなかったが、売場の多くをトマトと桃が占めていた。桃は4個で300円台前後とこちらも格安。

僕は桃にはちょっとうるさいが、程よい硬さで甘くておいしかった。間もなくリンゴが並び始めるが、碇ヶ関でこんなに桃が獲れるとは知らなかった。