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広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

ご当地ランチパック2

2010-08-27 20:03:21 | ランチパック等パン類
前回に続き、通販で購入した“ご当地ランチパック”を紹介します。本記事は残りの“スイーツシリーズ”4つです。
マンゴークリーム&ホイップ
マンゴークリームとホイップクリームをふんわりパンにサンドしました。
これは地域限定ではない通常商品で、8月の新製品のようだ。(どっちみち秋田では売ってないけど)
ホイップよりマンゴーの方が量が多い
かなりマンゴーの味が強いが、わざとらしい味ではなく、フルーティ。
今まで食べた果物系ランチパックの中ではいちばんフルーツ感が強く、気に入った。冷やして食べると夏らしくてさらにいい(以下、本記事で紹介するものはすべて冷やしてもイケると思う)。

関東・栃木レモンクリーム&ホイップ
栃木県のご当地飲料とのコラボ商品を過去何度か紹介したが、そのランチパック版。今年4月から発売中のようだ。
包装表面には、レモン牛乳のパックの絵が上と下に2つも描かれている。

「○○を××しました。」という包装上部の説明部分に、いろいろ細かく書いている。
無果汁・レモンフレーバー使用/栃木乳業(株)の「関東・栃木レモン(乳飲料)」入りのクリームとホイップクリームをサンドしました。/「関東・栃木レモン」は原産地名ではなく栃木乳業(株)の商品名です。
誤解を招かないためだろうが、親切丁寧ですな~

「関東・栃木レモン」は原産地名ではなく…」って、「栃木で収穫されたレモンじゃないよ」ってことを言いたいのだろうか。さすがに栃木ではレモンは穫れないでしょうねぇ。

原材料名表示は「小麦粉、フラワーペースト、ミルク風味クリーム、…」となっており、明確に「関東・栃木レモン」とは記載されていない。(もちろんレモンの果肉・果汁等も入ってない)
一見、カスタードクリームみたい
今まで、いくつかのレモン牛乳関連商品を食べたが、これはその中で最高だと思う。これならリピートしたい。
酸味はないはずだが、どことなくさわやかな感じがし、飲料よりも「レモンっぽい」かも。「カスタードクリームをさわやかにした味」と表現してもよさそう。

夕張メロンクリーム
2種類のメロンクリームをふんわりパンにサンドしました。/夕張メロン果汁パウダー0.02%入りクリームと0.1%入りクリームを使用しています。
原料供給元 夕張市農業協同組合
原材料表示は「小麦粉、メロンクリーム、メロンフラワーペースト…」の順。
秋田のたけやフレッシュランチでは、5月に「富良野メロン」を発売した。それは「クリーム中富良野産メロン6%使用」とあり、ずいぶんこってりしていた記憶があるが、これはそれよりだいぶ少ないようだ。(分母が違うとか、同じ基準で比較してはいけないのかな?)
断面
ゼリー状の透明なのとクリーム状の不透明なのが半分ずつ挟まれていた。ゼリー状でも「クリーム」って言うのだろうか?
たけや版での経験もあり、ホイップクリームもなくてメロン味だけでくどくないのかと思いながら食べたが、それほどでもなかった。たけや版よりこっちの方が好き。
さすがヤマザキ。よく研究しているな。

いよいよ最後。
山ぶどうゼリー&マーガリン
岩手県産山ぶどう果汁入りのゼリーとマーガリンをふんわりパンにサンドしました。
東北地方(秋田・青森は除くので、実質4県か?)で販売されているランチパックのようだ。
昔、大阪で買った「ぶどう&ホイップ」というのを紹介したが、それは「ブドウ」の「ジャム」が入っていて、それほどおいしくなかった記憶がある。

一方、こちらは「ヤマブドウ」の「ゼリー」とマーガリン。

包装右上の2人が触っているのは普通の「ブドウ」に見えるが、

下の「いわての山ぶどう」とある絵は、小粒で色あいが粒ごとに異なるなど、ヤマブドウっぽい。
裏面には岩手県が全国のヤマブドウシェアの約7割を占めることが記載されている。
マーガリンと板状のぶどうゼリー
これも好きな味だった。もう少しブドウ味が強くてもいいと思ったが、甘すぎずさわやか。
ブドウをジャムでなく、板状のゼリーにしたのがおもしろいが、これって、秋田銘菓「さなづら」じゃない?!

ここでお菓子の「さなづら」を紹介すると、秋田市の「菓子舗榮太楼」などが製造販売する、ヤマブドウ果汁を寒天で固めたお菓子。(「さなづら」は本来はヤマブドウを指す方言らしい)
山形などにある「のし梅」のヤマブドウ版といえる。名刺大より少し小さくて1枚100円という高級品。(最近は派生商品のようかんやゼリーもある)

榮太楼の公式サイトに「さなづらのおいしい食べ方」(http://www.eitaro.net/shopping/sanadura02.html)というページがあって、ヨーグルトに混ぜるとか、ポテトと混ぜてオードブルに(??)とかぜいたくな使い方が紹介されている。
その中に「トーストにはさんでさっぱりモーニング」とあり、このランチパックと同じだ。
さなづらと比べると、ランチパックに入っているゼリーの方が甘さが抑えられていて、薄くて柔らかい。

秋田でも「フレッシュランチさなづら」を出したらおもしろいそう。1袋200円以上になりそうだけど…



一部消費期限を越えて(冷蔵していたので問題なかったが、自己責任で!)、3日間で8種類16枚のランチパックを食べたが、どれも個性的でおいしく、飽きなかった。特にスイーツ系はどれも素晴らしい。
やはり、“本家”ヤマザキはレベルが違うと思った。送料をかけても買ってよかったと思ったし、また買ってみたい。


以前から言っているけど、ランチパックが買えないのは、業務提携している別会社が「フレッシュランチ」を製造・販売している青森県・秋田県と、輸送の都合上ヤマザキ自体が展開していない沖縄県の3県のみのようだ。
やっぱり、秋田でも少しは本家ランチパックを食べてみたい!

ところで、鹿児島県に本社を置き、九州南部で営業する「イケダパン」というパンメーカーがあり、同社はヤマザキと資本関係があるそうだ。
そして、秋田のたけやや青森の工藤パンと同様(ただし両社はヤマザキと業務提携しているだけで、資本関係はないと思う)、ヤマザキ版と同じような微妙に違うような製品を作っている。
ランチパックもそうで、「ホワイトランチ」なるものがあるそうだ。工藤パン・たけやパンのフレッシュランチに続く、第3のローカルランチパックが「イケダパン ホワイトランチ」ということのようだ。

ただし、秋田や青森と違うのは、南九州では本家ヤマザキランチパックも発売されている点。
全国共通のものがランチパック、地域独自のものがホワイトランチと、いわば競合しながらも棲み分けていることになる。

秋田でも、チョココロネや普通のカレーパンはヤマザキブランドなのにクリーム入りコロネや辛口カレーパンはたけやブランドという例もあるんだから、ランチパックとフレッシュランチも併売してくれないだろうか。
コメント (2)
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