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オリジナル菓子

2014-07-16 00:28:19 | 秋田のいろいろ
春に「スーパーこまち飴」を紹介したように、金太郎飴の製法で企業ロゴなどのオリジナル飴を作る商売がある。「笑っていいとも!」でも、タモリさんの顔の飴を観客に配ることがあった。

こんなものもあった。
ポケットティッシュと飴
秋に秋田県内一円で開催される「第29回 国民文化祭あきた2014」のPRグッズ。
金太郎飴が2種類。製造・販売者名の表記はなし。
「あきた2014」
文字は裏からは鏡像になってしまう。
秋田県の形をモチーフにしたシンボルマーク


秋田ならではのオリジナル菓子には、こんなものも。

小豆の粉を固めた落雁状の秋田銘菓「もろこし(諸越)」である。
これは一口大で、抹茶、あんこ、表面に焦げ目がついた薄焼きの3種類がセットになっている。
一般的には、丸かったり四角かったりするものだが、これは形が特徴的。

この形も、秋田の方にはなじみがあることでしょう。
「あげまき」と呼ばれるこのデザインは、県立秋田北高等学校の校章でありシンボルである。
その名も、
あげまきもろこし
製造は、北高校からほど近い通町の菓子店「勝月」。

勝月のお店に行けば、この形のもろこしが購入できるわけではない。
(同じ3種類の組み合わせで、細長い長方形のものはあるはず)

先日行われた、秋田北高校の同窓会「あげまき会」総会で配られたものだそう。
つまり、非売品のオリジナルグッズ(菓子)ということになる。

どうも、学校祭で限定販売されたり、対外的な催しに出向く時のあいさつの品として使われたりもしているようで、同窓会のみならず学校全体のオリジナルグッズなのかもしれない。


昔の話だが、秋田市立山王中学校でも、校章をかたどったオリジナルもろこしがあり、修学旅行で世話になる先などへ配っていたそうだ。
こちらは、南通にあるもろこし専門の「岡田製菓」が作っていたようだが、今も作られているだろうか。
他の学校や企業でも、オリジナルもろこしがあったりするだろうか。
【17日追記】横手市立横手南中学校でも円形に校章をあしらった「特製南中もろこし」があり(少なくとも焼いたのと抹茶の2種)、学校祭で茶道部がお茶請けとして使うとのこと。

最初に型さえ作れば、あとは通常のものと製法が変わらないし、日持ちもする。そして秋田ならではのお菓子。もろこしこそ、オリジナルグッズ向きのお菓子かもしれない。
コメント
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