先週書いた、秋田が紹介されたテレビの続き。
フジテレビ系のアニメ「サザエさん」のオープニングアニメーションで、秋田県内の観光地などが紹介されている。
4月から6月までの春バージョンが終わって、6日から夏バージョンに変わった。
さっそく各シーンを記しておく。太文字は画面に表示される内容。
春同様、綿密な現地取材を行っているようで、実際にかなり忠実に描かれているのにも感心させられる。一方で、若干事実と異なる点もあった(演出上の効果なのは承知ですが)。
(再掲)県立美術館ミュージアムギャラリーと水庭
県立美術館のシーンでは、水庭越しに見える(空き家のままで活用が未定である)旧・県立美術館の特徴的な屋根が忠実に描かれている。
さらに、美術館隣の秋田市にぎわい交流館AUや旧美術館隣の国学館高等学校も少し見える。
ただ、全体的な位置関係というか角度が、若干実際と違っている気がする。
ババヘラのシーンは場所は示されないが、美術館の向かい・秋田市千秋公園入口の中土橋通りから、大手門の堀方向で間違いない。実際にババヘラアイスもやって来る。
(再掲)このアングル(アニメでは手前の道路も描かれ、そこにアイスやサザエがいる)
この背景も忠実で、アトリオン、ホテルドーミーイン(看板は描かれず)、ジュエリーかまたが入っていたビル(ちょうど現在、何やら内装工事中※)がはっきりと分かる。
【8月9日追記】※ジュエリーかまた跡は、2014年8月に「AE(アキタ・エンターテインメント)ショップ」という、秋田の芸能事務所による、秋田のミュージシャンなどのグッズやチケットを売る店がオープンした。
ただ、サザエがスプーンでババヘラを食べるのは上品すぎる。ババヘラはそうやって食べるもんじゃないし、サザエの性格からしても… コーンの底が平らであるなど、アイスの形も若干おかしい。
あと、秋田で一般に「バハヘラアイス」と呼ばれるものは、複数の業者が存在する。「ババヘラ」はそのうち一部業者の登録商標なので、厳密には総称として「ババヘラ」を用いるのは適切ではない。アニメでは、アイスを売っている所に「BABAHERA ICE CREAM」とも書かれているが… ※じゃあ総称はなんて呼ぶんだと聞かれると困る。「ババヘラ」と呼ぶしかないのが実情。
内陸線のシーンは、赤い列車が2両。
しかし、実際には内陸線の車両は1両ずつ違う色に塗られていて、赤いのは「8806」1両だけのはず。
そう言えば、春に予想した「大曲の花火」が描かれなかったのが意外。
ということは、もしかしたらアニメ本編でサザエさん一家が見に来たりするのかも??
ともかく、多くの人が秋田に注目してくれるきっかけになるといいものです。
NHK BSプレミアムの「にっぽん縦断こころ旅」では、火野正平が自転車で秋田県を南から北へ駆け抜けた様子が先週放送された。
朝版をしっかり見たのは初めてだったけれど、夜のとうちゃこ版ではばっさりとカットされるシーンがけっこうあった。(地図で目的地を確認するシーンは朝版ではカットされるんだ)
今回は、食事のシーンなどがあまりなく、目的地もインパクトがさほど強くなく、悪天候や坂も少なく、あっさりとした旅のような気がした。(こういうのもまた、こころ旅ならではではあるのだが)
ロケは月曜日から木曜日にかけて行われたようで、天候からすれば6月23日から26日かと思われる。【7日補足】もう1週前かも?
寄せられた手紙や旅の概要は以下のような感じ。
※勘違い・見間違いはご容赦ください
※朝版で流れて、とうちゃこ版でカットされたシーンは【朝版のみ】と記します。その他のシーンでは、朝版で流れずとうちゃこ版のみで流れたものもあります。
・6月30日(月)
月曜日はボツネタがいくつか紹介される。現地の写真も放映されるので、おそらく最後まで採用候補に残り、スタッフが現地まで見に行ったものなんだろう。
横手市平鹿町、にかほ市(仁賀保高原)、由利本荘市西目、そして秋田市雄和の高尾山の「土俵」が紹介された。
秋田市が目的地ならば、(行程や風景から判断して)高尾山辺りが放映されるかもと予想していたが、一歩及ばず。
・7月1日(火)345日目 由利本荘市「松本変電所の近くにあった橋から見る風景」
埼玉県の男性(64)が幼い頃預けられていた、祖父の社宅があった変電所周辺の風景。変電所は現役だが、現在は無人になっているという。
山形県の羽越本線吹浦駅で手紙を読んで、普通列車(701系「N11」編成)で羽後本荘まで輪行。自転車で17キロの旅。
【月曜朝版のみ】ホーム越しに由利高原鉄道の車両とおばこ姿のアテンダントを眺める。
羽後本荘駅前を出てすぐ、市街地を走りながら「けっこう都会じゃのう」。
新しくなった由利橋を渡って「立派な橋!」。高い橋を怖がる正平さんだけど怖がらなかった。(先代の由利橋なら怖がったかも)
【朝版のみ】「出羽食堂」で冷やし中華の昼食。「この夏(に食べた冷やし中華の中)でいちばんうまい。もう4回か5回食べてるけど」。出羽食堂は羽後岩谷駅近くにあるようだ。
【朝版のみ】羽後岩谷駅周辺では、沿道の多くの人に声を掛けられ「目立つのかな? 俺たち」
国道105号線を東へ、芋川をさかのぼった所に変電所があった。
近所の夫婦に案内してもらい、残っていた社宅の建物の一部や川を見る。
・7月2日(水)346日目 秋田市「金照寺山からの風景」
秋田市の金照寺山(きんしょうじやま)が登場!
ちょっと意外だったが、こころ旅ならあり得る目的地。
秋田市中央部は知っている場所ばかりが映っておもしろかったので、別記事にします。
・7月3日(木)347日目 三種町「釜谷(かまや)のメロン畑と防砂林、そして釜谷浜」
兵庫県の男性(42)が、母の実家である三種町に子どもの頃に訪れて見た風景。
秋田駅から森岳駅まで輪行。(秋田駅周辺での出来事は金照寺山とあわせて別記事)
昨年10月も、森岳駅で列車を降りている(青森から来て、八郎潟町へ)
701系2両編成の普通列車。「Bカメ」による走行シーンは、田んぼの中を走る列車を見下ろす。背後に八郎潟残存湖と向こうの大潟村の並木が見えていたので、八郎潟-鯉川間(昨秋の目的地そば)か。
いつもなら、車内の窓に張り付いた正平さんへカメラがズームアップするのだが、701系は窓ガラスに濃い色が着いていて見えづらいためか、ずっと引いたまま。
森岳駅から自転車で16キロ。地図を見た正平さんいわく「近っ! ハーフフィンガー」。
角助堤などで最盛期であるジュンサイの摘み取りを見学。【朝ととうちゃこ版で編集が異なる】
昨秋もジュンサイに興味があった正平さん。今回のスタッフの中にジュンサイを知らない人がいて、手に取って説明。今回も「だから関西では、つかみどころがないヤツをじゅんさいなやっちゃと言うんだよ」。
【朝版のみ】休憩中、おばあさん(とお嫁さん? と孫?)に声を掛けられる。おばあさんは正平さんに「先生と握手」「よく来たここまで。おやおやおやおや」「先見えてるババのために」などと感激。スタッフとも握手。
途中の農家の夫婦に呼び止められ、タッパーに入ったメロンを食べる。目的地前に目的の1つを達成できて喜ぶが、この後、肝心の釜谷では畑を見るだけで食べる機会なし。
食べたメロンは「八竜の」と言われていた。話の内容からして、釜谷産ではなさそうな雰囲気だったが、釜谷も合併前は八竜町ではあった。
【放送なし。公式ブロクのみ】昼食は釜谷集落近くの食堂で焼きそば。
投稿者の母が子どもの時植えたという松林を抜け、釜谷浜へ。
(浜にゴミが打ち寄せられていたけど)海はきれいで、少し離れた浜辺には風力発電の風車が並んでいた。
※浜辺に低い煙突みたいなのが埋まっていて、そこから水がじゃぶじゃぶ流れていて、とても短い川のようになって海に注いでいたけれど、あれは何だ?
・7月4日(金)348日目 小坂町「小坂町にある製錬の建物」
秋田市の女性(52)が、かつて父娘で勤務していた精錬所の建物。
森岳駅から大館駅まで、E751系特急「つがる」で輪行。前から3両目・指定席2号車の最後尾の進行方向右側の席。最近の正平さんは、Bカメがズームするであろうタイミングを狙ってカーテンを閉めてしまうのが気に入っている。(やられたカメラマンはかなりあせるらしい)
今回は、ちょうどカメラがズームした絶妙のタイミングでロールカーテンを下ろした。【朝版のみ】カーテンを下ろす時は「寄りどこかな?(Bカメが)寄ってるな… さようならー」「まぶしかったから」
ちなみに、あと十数秒遅ければ、対向の701系電車とかぶってしまうところだった。(これもカメラマンはあせるだろうな)
大館駅から小坂まで23キロ。
【朝版のみ】山の斜面の大文字焼きを見つけ「点にして犬にすればいいのに。秋田犬でしょこの辺」。番組では触れなかったが、2009年に実際にやった(点の部分だけ火でなくライトを用いて一部時間だけ)ことがあった。
【朝版のみ】樹海ドーム前で車から声をかけられた後、ドームを見て「オムライスの白いのみたい」
峠越えあり。「最終日に来たか」
樹海ライン沿い「ゆきさわ産直センター」内「雪の里」でラーメンに味玉の昼食
小坂鉄道跡、芝居小屋・康楽館、ルネサンス様式の鉱山事務所、今は鉱山からリサイクル事業へ変わったことなどはごく簡単に触れられ、「知らねえところあるなあ。しかし」。
といった秋田の旅だった。
フジテレビ系のアニメ「サザエさん」のオープニングアニメーションで、秋田県内の観光地などが紹介されている。
4月から6月までの春バージョンが終わって、6日から夏バージョンに変わった。
さっそく各シーンを記しておく。太文字は画面に表示される内容。
竿燈が重なりあう背景に、サザエが太鼓を叩いた後、「サザエでございまーす」
01.「秋田竿燈まつり(秋田市)」「サザエさん」タイトル。額、腰、てのひらで上げられる無数の竿燈の光景(竿燈大通りの会場をモチーフにしているのか?=背景に電柱間に渡された装飾用のちょうちんらしきものが並んでいるので。さらに背景には松のシルエットらしきものもあるが、モデルは不明)を左から右へパン
02.「秋田県立美術館(秋田市)」2階ミュージアムギャラリーでコーヒー(?)を飲みながら水庭を眺めるサザエ
03.「象潟九十九島(にかほ市)」象潟(きさかた)は田んぼの中に松が生えた丘が点在する。かつては海に浮かぶ島であり、地震で海が隆起したもの。昔、海だった頃の絵→現在の光景。奥に鳥海山、空にサザエ気球
04.「男鹿水族館GAO(男鹿市)」飼育員の服装でペンギン(ジェンツーペンギンとイワトビペンギン?)に魚をやるサザエ
05.「増田の内蔵(横手市)」見学するサザエ
06.「綴子大太鼓祭(北秋田市)」人物と重ならない配慮なのか文字が中央寄り。旧・鷹巣町。祭を見るサザエ
(間奏)
07.「秋田内陸縦貫鉄道」橋(大又川橋梁 ?)を渡る赤い2両の列車を下から見上げる。空にサザエ気球
08.「あがりこ大王(にかほ市)」奇形・巨樹のブナ。周りにサザエ
(2番)
09.「ババヘラアイス」ハスが咲くお堀端でババヘラを買う母子を背景に、 スプーンでバラ盛り(バラの花状に盛りつけたババヘラアイス)をスプーンで食べるサザエ
10.「男鹿のナマハゲ(男鹿市)」囲炉裏端に座り、2匹のナマハゲに脅されるサザエ
11.「かまくら館(横手市)」冬のかまくらのイメージ→館内で見学するサザエ
12.「稲庭うどん」食べるサザエ
13.「八幡平・大沼(鹿角市)」夕暮れ時に眺めるサザエ
色鮮やかで、秋田の魅力が上手く表現されていると思う。春よりも好き。(地元のひいき目もあって)特に冒頭の竿燈がきれい。01.「秋田竿燈まつり(秋田市)」「サザエさん」タイトル。額、腰、てのひらで上げられる無数の竿燈の光景(竿燈大通りの会場をモチーフにしているのか?=背景に電柱間に渡された装飾用のちょうちんらしきものが並んでいるので。さらに背景には松のシルエットらしきものもあるが、モデルは不明)を左から右へパン
02.「秋田県立美術館(秋田市)」2階ミュージアムギャラリーでコーヒー(?)を飲みながら水庭を眺めるサザエ
03.「象潟九十九島(にかほ市)」象潟(きさかた)は田んぼの中に松が生えた丘が点在する。かつては海に浮かぶ島であり、地震で海が隆起したもの。昔、海だった頃の絵→現在の光景。奥に鳥海山、空にサザエ気球
04.「男鹿水族館GAO(男鹿市)」飼育員の服装でペンギン(ジェンツーペンギンとイワトビペンギン?)に魚をやるサザエ
05.「増田の内蔵(横手市)」見学するサザエ
06.「綴子大太鼓祭(北秋田市)」人物と重ならない配慮なのか文字が中央寄り。旧・鷹巣町。祭を見るサザエ
(間奏)
07.「秋田内陸縦貫鉄道」橋(大又川橋梁 ?)を渡る赤い2両の列車を下から見上げる。空にサザエ気球
08.「あがりこ大王(にかほ市)」奇形・巨樹のブナ。周りにサザエ
(2番)
09.「ババヘラアイス」ハスが咲くお堀端でババヘラを買う母子を背景に、 スプーンでバラ盛り(バラの花状に盛りつけたババヘラアイス)をスプーンで食べるサザエ
10.「男鹿のナマハゲ(男鹿市)」囲炉裏端に座り、2匹のナマハゲに脅されるサザエ
11.「かまくら館(横手市)」冬のかまくらのイメージ→館内で見学するサザエ
12.「稲庭うどん」食べるサザエ
13.「八幡平・大沼(鹿角市)」夕暮れ時に眺めるサザエ
春同様、綿密な現地取材を行っているようで、実際にかなり忠実に描かれているのにも感心させられる。一方で、若干事実と異なる点もあった(演出上の効果なのは承知ですが)。
(再掲)県立美術館ミュージアムギャラリーと水庭
県立美術館のシーンでは、水庭越しに見える(空き家のままで活用が未定である)旧・県立美術館の特徴的な屋根が忠実に描かれている。
さらに、美術館隣の秋田市にぎわい交流館AUや旧美術館隣の国学館高等学校も少し見える。
ただ、全体的な位置関係というか角度が、若干実際と違っている気がする。
ババヘラのシーンは場所は示されないが、美術館の向かい・秋田市千秋公園入口の中土橋通りから、大手門の堀方向で間違いない。実際にババヘラアイスもやって来る。
(再掲)このアングル(アニメでは手前の道路も描かれ、そこにアイスやサザエがいる)
この背景も忠実で、アトリオン、ホテルドーミーイン(看板は描かれず)、ジュエリーかまたが入っていたビル(ちょうど現在、何やら内装工事中※)がはっきりと分かる。
【8月9日追記】※ジュエリーかまた跡は、2014年8月に「AE(アキタ・エンターテインメント)ショップ」という、秋田の芸能事務所による、秋田のミュージシャンなどのグッズやチケットを売る店がオープンした。
ただ、サザエがスプーンでババヘラを食べるのは上品すぎる。ババヘラはそうやって食べるもんじゃないし、サザエの性格からしても… コーンの底が平らであるなど、アイスの形も若干おかしい。
あと、秋田で一般に「バハヘラアイス」と呼ばれるものは、複数の業者が存在する。「ババヘラ」はそのうち一部業者の登録商標なので、厳密には総称として「ババヘラ」を用いるのは適切ではない。アニメでは、アイスを売っている所に「BABAHERA ICE CREAM」とも書かれているが… ※じゃあ総称はなんて呼ぶんだと聞かれると困る。「ババヘラ」と呼ぶしかないのが実情。
ちょっと話が逸れて、ババヘラアイスの盛り付け方。昔のババヘラは、単にヘラで山状にしたものだった。10年くらい前だろうか「伝説の“バラ盛り”ができるババ(売り子)が1人だけいる」と話題になったものだが、現在ではバラ盛りができるババはかなりの人数いるようだ。盛り付けに時間がかかって融けそうだし、ババさんだって面倒だろうに、なぜかバラ盛りが流行ってしまっているのだ。
内陸線のシーンは、赤い列車が2両。
しかし、実際には内陸線の車両は1両ずつ違う色に塗られていて、赤いのは「8806」1両だけのはず。
そう言えば、春に予想した「大曲の花火」が描かれなかったのが意外。
ということは、もしかしたらアニメ本編でサザエさん一家が見に来たりするのかも??
ともかく、多くの人が秋田に注目してくれるきっかけになるといいものです。
NHK BSプレミアムの「にっぽん縦断こころ旅」では、火野正平が自転車で秋田県を南から北へ駆け抜けた様子が先週放送された。
朝版をしっかり見たのは初めてだったけれど、夜のとうちゃこ版ではばっさりとカットされるシーンがけっこうあった。(地図で目的地を確認するシーンは朝版ではカットされるんだ)
今回は、食事のシーンなどがあまりなく、目的地もインパクトがさほど強くなく、悪天候や坂も少なく、あっさりとした旅のような気がした。(こういうのもまた、こころ旅ならではではあるのだが)
ロケは月曜日から木曜日にかけて行われたようで、天候からすれば
寄せられた手紙や旅の概要は以下のような感じ。
※勘違い・見間違いはご容赦ください
※朝版で流れて、とうちゃこ版でカットされたシーンは【朝版のみ】と記します。その他のシーンでは、朝版で流れずとうちゃこ版のみで流れたものもあります。
・6月30日(月)
月曜日はボツネタがいくつか紹介される。現地の写真も放映されるので、おそらく最後まで採用候補に残り、スタッフが現地まで見に行ったものなんだろう。
横手市平鹿町、にかほ市(仁賀保高原)、由利本荘市西目、そして秋田市雄和の高尾山の「土俵」が紹介された。
秋田市が目的地ならば、(行程や風景から判断して)高尾山辺りが放映されるかもと予想していたが、一歩及ばず。
・7月1日(火)345日目 由利本荘市「松本変電所の近くにあった橋から見る風景」
埼玉県の男性(64)が幼い頃預けられていた、祖父の社宅があった変電所周辺の風景。変電所は現役だが、現在は無人になっているという。
山形県の羽越本線吹浦駅で手紙を読んで、普通列車(701系「N11」編成)で羽後本荘まで輪行。自転車で17キロの旅。
【月曜朝版のみ】ホーム越しに由利高原鉄道の車両とおばこ姿のアテンダントを眺める。
羽後本荘駅前を出てすぐ、市街地を走りながら「けっこう都会じゃのう」。
新しくなった由利橋を渡って「立派な橋!」。高い橋を怖がる正平さんだけど怖がらなかった。(先代の由利橋なら怖がったかも)
【朝版のみ】「出羽食堂」で冷やし中華の昼食。「この夏(に食べた冷やし中華の中)でいちばんうまい。もう4回か5回食べてるけど」。出羽食堂は羽後岩谷駅近くにあるようだ。
【朝版のみ】羽後岩谷駅周辺では、沿道の多くの人に声を掛けられ「目立つのかな? 俺たち」
国道105号線を東へ、芋川をさかのぼった所に変電所があった。
近所の夫婦に案内してもらい、残っていた社宅の建物の一部や川を見る。
・7月2日(水)346日目 秋田市「金照寺山からの風景」
秋田市の金照寺山(きんしょうじやま)が登場!
ちょっと意外だったが、こころ旅ならあり得る目的地。
秋田市中央部は知っている場所ばかりが映っておもしろかったので、別記事にします。
・7月3日(木)347日目 三種町「釜谷(かまや)のメロン畑と防砂林、そして釜谷浜」
兵庫県の男性(42)が、母の実家である三種町に子どもの頃に訪れて見た風景。
秋田駅から森岳駅まで輪行。(秋田駅周辺での出来事は金照寺山とあわせて別記事)
昨年10月も、森岳駅で列車を降りている(青森から来て、八郎潟町へ)
701系2両編成の普通列車。「Bカメ」による走行シーンは、田んぼの中を走る列車を見下ろす。背後に八郎潟残存湖と向こうの大潟村の並木が見えていたので、八郎潟-鯉川間(昨秋の目的地そば)か。
いつもなら、車内の窓に張り付いた正平さんへカメラがズームアップするのだが、701系は窓ガラスに濃い色が着いていて見えづらいためか、ずっと引いたまま。
森岳駅から自転車で16キロ。地図を見た正平さんいわく「近っ! ハーフフィンガー」。
角助堤などで最盛期であるジュンサイの摘み取りを見学。【朝ととうちゃこ版で編集が異なる】
昨秋もジュンサイに興味があった正平さん。今回のスタッフの中にジュンサイを知らない人がいて、手に取って説明。今回も「だから関西では、つかみどころがないヤツをじゅんさいなやっちゃと言うんだよ」。
【朝版のみ】休憩中、おばあさん(とお嫁さん? と孫?)に声を掛けられる。おばあさんは正平さんに「先生と握手」「よく来たここまで。おやおやおやおや」「先見えてるババのために」などと感激。スタッフとも握手。
途中の農家の夫婦に呼び止められ、タッパーに入ったメロンを食べる。目的地前に目的の1つを達成できて喜ぶが、この後、肝心の釜谷では畑を見るだけで食べる機会なし。
食べたメロンは「八竜の」と言われていた。話の内容からして、釜谷産ではなさそうな雰囲気だったが、釜谷も合併前は八竜町ではあった。
【放送なし。公式ブロクのみ】昼食は釜谷集落近くの食堂で焼きそば。
投稿者の母が子どもの時植えたという松林を抜け、釜谷浜へ。
(浜にゴミが打ち寄せられていたけど)海はきれいで、少し離れた浜辺には風力発電の風車が並んでいた。
※浜辺に低い煙突みたいなのが埋まっていて、そこから水がじゃぶじゃぶ流れていて、とても短い川のようになって海に注いでいたけれど、あれは何だ?
・7月4日(金)348日目 小坂町「小坂町にある製錬の建物」
秋田市の女性(52)が、かつて父娘で勤務していた精錬所の建物。
森岳駅から大館駅まで、E751系特急「つがる」で輪行。前から3両目・指定席2号車の最後尾の進行方向右側の席。最近の正平さんは、Bカメがズームするであろうタイミングを狙ってカーテンを閉めてしまうのが気に入っている。(やられたカメラマンはかなりあせるらしい)
今回は、ちょうどカメラがズームした絶妙のタイミングでロールカーテンを下ろした。【朝版のみ】カーテンを下ろす時は「寄りどこかな?(Bカメが)寄ってるな… さようならー」「まぶしかったから」
ちなみに、あと十数秒遅ければ、対向の701系電車とかぶってしまうところだった。(これもカメラマンはあせるだろうな)
大館駅から小坂まで23キロ。
【朝版のみ】山の斜面の大文字焼きを見つけ「点にして犬にすればいいのに。秋田犬でしょこの辺」。番組では触れなかったが、2009年に実際にやった(点の部分だけ火でなくライトを用いて一部時間だけ)ことがあった。
【朝版のみ】樹海ドーム前で車から声をかけられた後、ドームを見て「オムライスの白いのみたい」
峠越えあり。「最終日に来たか」
樹海ライン沿い「ゆきさわ産直センター」内「雪の里」でラーメンに味玉の昼食
小坂鉄道跡、芝居小屋・康楽館、ルネサンス様式の鉱山事務所、今は鉱山からリサイクル事業へ変わったことなどはごく簡単に触れられ、「知らねえところあるなあ。しかし」。
といった秋田の旅だった。