秋田駅西口、自由通路・ぽぽろーどを下りるとアーケード「大屋根(大屋根下)」。
その南側・フォンテと公営駐車場の間が、買物広場バス停(実質的には降車場兼待機場)。北側・西武秋田店(と秋田ビューホテル)の横が、イベント会場としても使われる「アゴラ広場」。
南東側から。向かいが西武とアゴラ広場
今回は、上の写真右側と左側に写っているものについて。
まず右奥。
アゴラ広場に面した西武の壁面。白く細かい正方形のタイル張り。
10日、NHK秋田放送局がアルヴェに設置している天気カメラの映像で、そこが何か汚れているように見えた。
現地へ行ってみると、高所作業車が2台出て、壁に向かって作業中。
絵をかいている
正確には、絵が描かれたシートを貼り付けている。汚れに見えたのは、絵の線の一部だった。
11日午後時点
竿燈を揚げている絵。提灯の明かりだけがカラーで、ほかは白黒。
「秋田竿燈まつり」「国重要無形民俗文化財」「8月3・4・5・6日」も表示。
西武・ビューホテルの建物は、「秋田中央ビルディング」という名前で、同名の企業の所有(バス会社とは無関係)。この絵は、同社が自発的に描いたのか、それともどこかの広告的なものか。
まだ作業途中でも、広い面積のダイナミックな絵は迫力がある。完成後も、視界に入れば見逃すことはないだろう。壁面の有効活用。
ただ、視界に入るかどうか。
アルヴェのNHKのカメラからは見えたように、周辺のビルの高層階からなら見える。でも、自由通路や道路からは、さえぎるものが多く、なかなか見えないか見えても一部だけ。
広小路・三宅ビル前交差点から
上の写真のように、広小路からもかなり近づかないと視認できない。
※絵が完成した様子は、この記事後半。
もう1点、左側。
アーケード下、バス降り場寄りに塔状のものがある。からくり時計「アゴラチャイム」。これも秋田中央ビルディングの管轄のようだ。
時間になると人形が出てくるはずだけど、時計の文字盤・針や数字はなく、普段は時計としての機能はない。昔はあったのかもしれない。
塔の下の部分はショーケース風の広告や地図のスペースになっているが、そこにどこか違和感がある男女の子どもが竿燈を揚げる人形が置かれていた。
2015年には、いくぶん改善されたが、やっぱりなんだか… これを見て「これが秋田の竿燈か」とは認識してほしくない。
現在は、さらに変化。
現在のアゴラチャイム下
背面の地図は基本的には同じ。
人形は、2015年は向かって左寄りにいたのが、今は右側に移動。男女の位置が入れ替わり、もっと以前と同じように、女の子が竿燈を見上げている位置関係に戻った。
あと、写真を見るまで気づかなったけれど、2015年に新しくされた竿燈の提灯が、また別物に替わったらしい(裏表が入れ替わったのかもしれないけど)。【17日訂正・単に裏表で絵柄が違うだけでした。したがって、以前とは竿燈の裏表が入れ替わっていることになる。】
そして、ここで取り上げたい最大の変化。たしか今年4月頃にはこうなっていたような気がする。
女の子の左下の物体。
置き時計…
応接間とか役員室とかにありそうな、振り子風の回転飾りがあるアナログ置き時計。時刻は正確。
この場所にこの時計では、小さすぎるし、周りになじんでいない。屋外に置くような時計じゃない。なんとも場違いな時計。
最初、誰かがここに放置していったのかとさえ考えたけれど、ケースは施錠されているだろうから、それはないでしょう。管理者が設置したと考えるべき。
からくり時計なのに、肝心の時計がないのは不便という配慮で、時計を設置したのだろうか。
いや、これでは「設置」というより「置いた」も同然に見える。あまりに場違いで。
こういう時計って、記念品・賞品としても使われることがある。ひょっとして、中央ビルディングやその関係者がどこかからもらったもので、社内に適当な置き場所がないから、持て余してアゴラチャイムに置いちゃったのか。
この時計、現行機種で、リズム時計工業がシチズンブランドで販売する電波時計「4RY656-023」。税抜き1万円。高さ27.1センチ、幅21.3センチ、奥行き12.2センチ。単3乾電池3本駆動・電池寿命約1年。秒針は暗くなると停止する。
仮に、最初からここに設置するべく、管理者が自ら選んで1万円を出してこの時計を購入したのだとすれば、センスというか感覚を疑う。例えば、同じメーカーで同じ金額で、直径32センチの電波・防塵掛け時計もあるのに。
アゴラチャイムの場合、街頭の時計だから、これを見て被害があったとしても、自己責任になろう。
駅が近いわりには、この周辺には通行人が見られる時計はなく、この時計が場違いだとしても、存在に気が付けば役立つこともあるだろう。駅に行く人のためなら、向きを変えたほうがよさそうだけど。
でもやっぱり、ガラス1枚のケースの中、氷点下・猛暑・湿気にさらされる場違いな時計が、ちょっと心配。【13日補足】というか、不憫。
その南側・フォンテと公営駐車場の間が、買物広場バス停(実質的には降車場兼待機場)。北側・西武秋田店(と秋田ビューホテル)の横が、イベント会場としても使われる「アゴラ広場」。
南東側から。向かいが西武とアゴラ広場
今回は、上の写真右側と左側に写っているものについて。
まず右奥。
アゴラ広場に面した西武の壁面。白く細かい正方形のタイル張り。
10日、NHK秋田放送局がアルヴェに設置している天気カメラの映像で、そこが何か汚れているように見えた。
現地へ行ってみると、高所作業車が2台出て、壁に向かって作業中。
絵をかいている
正確には、絵が描かれたシートを貼り付けている。汚れに見えたのは、絵の線の一部だった。
11日午後時点
竿燈を揚げている絵。提灯の明かりだけがカラーで、ほかは白黒。
「秋田竿燈まつり」「国重要無形民俗文化財」「8月3・4・5・6日」も表示。
西武・ビューホテルの建物は、「秋田中央ビルディング」という名前で、同名の企業の所有(バス会社とは無関係)。この絵は、同社が自発的に描いたのか、それともどこかの広告的なものか。
まだ作業途中でも、広い面積のダイナミックな絵は迫力がある。完成後も、視界に入れば見逃すことはないだろう。壁面の有効活用。
ただ、視界に入るかどうか。
アルヴェのNHKのカメラからは見えたように、周辺のビルの高層階からなら見える。でも、自由通路や道路からは、さえぎるものが多く、なかなか見えないか見えても一部だけ。
広小路・三宅ビル前交差点から
上の写真のように、広小路からもかなり近づかないと視認できない。
※絵が完成した様子は、この記事後半。
もう1点、左側。
アーケード下、バス降り場寄りに塔状のものがある。からくり時計「アゴラチャイム」。これも秋田中央ビルディングの管轄のようだ。
時間になると人形が出てくるはずだけど、時計の文字盤・針や数字はなく、普段は時計としての機能はない。昔はあったのかもしれない。
塔の下の部分はショーケース風の広告や地図のスペースになっているが、そこにどこか違和感がある男女の子どもが竿燈を揚げる人形が置かれていた。
2015年には、いくぶん改善されたが、やっぱりなんだか… これを見て「これが秋田の竿燈か」とは認識してほしくない。
現在は、さらに変化。
現在のアゴラチャイム下
背面の地図は基本的には同じ。
人形は、2015年は向かって左寄りにいたのが、今は右側に移動。男女の位置が入れ替わり、もっと以前と同じように、女の子が竿燈を見上げている位置関係に戻った。
そして、ここで取り上げたい最大の変化。たしか今年4月頃にはこうなっていたような気がする。
女の子の左下の物体。
置き時計…
応接間とか役員室とかにありそうな、振り子風の回転飾りがあるアナログ置き時計。時刻は正確。
この場所にこの時計では、小さすぎるし、周りになじんでいない。屋外に置くような時計じゃない。なんとも場違いな時計。
最初、誰かがここに放置していったのかとさえ考えたけれど、ケースは施錠されているだろうから、それはないでしょう。管理者が設置したと考えるべき。
からくり時計なのに、肝心の時計がないのは不便という配慮で、時計を設置したのだろうか。
いや、これでは「設置」というより「置いた」も同然に見える。あまりに場違いで。
こういう時計って、記念品・賞品としても使われることがある。ひょっとして、中央ビルディングやその関係者がどこかからもらったもので、社内に適当な置き場所がないから、持て余してアゴラチャイムに置いちゃったのか。
この時計、現行機種で、リズム時計工業がシチズンブランドで販売する電波時計「4RY656-023」。税抜き1万円。高さ27.1センチ、幅21.3センチ、奥行き12.2センチ。単3乾電池3本駆動・電池寿命約1年。秒針は暗くなると停止する。
仮に、最初からここに設置するべく、管理者が自ら選んで1万円を出してこの時計を購入したのだとすれば、センスというか感覚を疑う。例えば、同じメーカーで同じ金額で、直径32センチの電波・防塵掛け時計もあるのに。
前にどこかで読んだ話(秋田県外の私鉄?)だけど、鉄道の無人駅を管理する地元の人が、駅待合室に時計がないので、自腹で設置したいと鉄道会社に申し出た。ところが、鉄道会社は断った。その時計が不正確だったり狂ったりして、それが原因で乗客が乗り遅れるのを嫌ったらしい。
面倒なことになるのを避けたとも言えるが、正確な時間の提供に責任を持っているとも言えなくはない。設置したらそれっきりで管理できないということになったら困る。
面倒なことになるのを避けたとも言えるが、正確な時間の提供に責任を持っているとも言えなくはない。設置したらそれっきりで管理できないということになったら困る。
アゴラチャイムの場合、街頭の時計だから、これを見て被害があったとしても、自己責任になろう。
駅が近いわりには、この周辺には通行人が見られる時計はなく、この時計が場違いだとしても、存在に気が付けば役立つこともあるだろう。駅に行く人のためなら、向きを変えたほうがよさそうだけど。
でもやっぱり、ガラス1枚のケースの中、氷点下・猛暑・湿気にさらされる場違いな時計が、ちょっと心配。【13日補足】というか、不憫。