広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

覆われた螺旋

2019-05-24 00:01:22 | 秋田の季節・風景
秋田市内に某所に、
板で覆われた物体が2つ出現?!
場所を変えると、
塔?!

線路をはさんで1つずつ

以前の姿は↓
(再掲)らせん階段でした

秋田駅の北にある、奥羽本線の東西を結ぶ県道のオーバーパス「手形陸橋」の工事風景でした。※前回は2017年4月
1966年から使われてきた橋と並べて、南側に新しい橋を建設し、最終的には車線を増やすわけだが、現在は古いほうをリニューアル工事中。
古いほうは1991年に若干のリニューアルが行われており、その時に、陸橋上の歩道と線路脇とを結ぶ、らせん階段が両側に設置されていた(リニューアル前は普通の階段だったらしい)。
現在の工事では、歩道も含めて古い橋は通行できないため、らせん階段も使用停止。
新しい側にはらせん階段はないし、県の情報提供不足もあり、ひょっとしたら、リニューアル後はらせん階段が廃止されるのではないかと危惧していた。
実際には、らせん階段もリニューアルされて存続することになったようで、その工事のために板で覆われたのだった。

らせん階段の下は、西(千秋トンネル)側は、歩行者用通路の行き止まりにあるので、その通路自体を通行止めにしている。
東(手形)側は、車も通る狭い道路に面している。工事のために連休明け5月7日から車両通行止めにされた(10月25日までと表示)。歩行者・自転車は脇を通り抜け可能。
狭い

連休明けには東側から覆いが設置され、西側は遅れて10日以降に設置。
右はまだ足場だけ

最近は、秋田市道の橋の改修工事でも、似たような板で橋を箱状に覆って、その中で工事をする。昔は見ないやり方だったのではないだろうか。
陸橋上向かい側歩道から
騒音など近隣への迷惑防止なんだろうか。中で作業する人にとっては、雨風、日除けにはなるだろうけど、明るさや夏場の温度の点では…

陸橋の上から覆いの中に出入りできるドアがある。ホースがつながっているのは、送風や換気用?
屋根は樹脂製か。陸橋側に向かって傾斜しているようにも見える。雨だれを下へ落とさない配慮か。


リニューアル中の古いほうの橋本体も紹介。千秋トンネル側の(らせんでない)階段から撮影。千秋トンネル側・線路上・手形側を3つに分けて工事しているため、進捗はそれぞれ異なる模様。
2018年10月初め
舗装はすべて撤去して、橋脚の補修や桁の交換もしたのか。とにかく徹底的に直している。
2018年10月下旬

接近。なんか緑の網と茶色の網を敷いた

2018年12月中旬。コンクリートが敷かれ段差がついて歩道と車道が分かる
現在も基本的に上と変わっていない。この後、融雪装置設置、舗装、照明設置等々が続くのだろう。

※2019年11月17日に、工事中の部分も供用され、やっと2車線ずつの車道&両側の歩道の体制になる。こちらにて
コメント
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