慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

黒田総裁「金融緩和→円安」が再評価ヘ

2022年12月10日 | 経済
🌸黒田総裁「金融緩和→円安」が再評価ヘ

 ☆日本では、住宅ローン安定や企業も好調
 ☆首相が緊縮財政路線の新総裁を選べば日本経済は危うくなる


日本人の平均賃金は韓国以下
 ☆日本の賃金が20年以上上昇していない

 *欧米諸国の賃金は着実に上昇を続けてきた
 ☆21年の日本の平均賃金はOECD34か国中24位
 *中東欧諸国並みで韓国より低い
 *今年度上半期は過去最大約11兆円の赤字に陥った
 ☆戦後、貿易黒字が続き「世界最大の対外純資産国」になった日本
 *貿易赤字の慢性化と、労働力人口減少による成長率低下で、
 *将来「債権取り崩し国」に転落するとの見方も強い
 ☆日本は戦後、財政破綻し『預金封鎖』が行われた
 *戦時中の国債発行は殆どが『円建て』だった
 *自国通貨建ての債券でも財政破綻する
 ☆『台湾有事』が発生し、『シーレーン』が寸断されたりすれば、
 *戦後同様、激しいインフレが襲う可能性が高い
 ☆「債権取り崩し国」となり、日本の富が国外流出する事態を防ぐために
 *経済成長の好循環を作ることが何より重要だ
 ☆国民生活に目を向けると、賃金が上昇しない
 *「悪い円安」で、物価高騰が直撃し家計は苦しくなる一方だ

住宅ローンは220兆円を超える
 ☆現在の物価高騰は世界的な流れ
 *ウクライナ危機や天候不順などの国外要因が極めて大きい
 *急激な円安が輸入物価高に拍車を掛ける
 ☆円安の最大の原因は、日米の金利差だ
 *金利差がさらに開けば、約2千兆円の国民の個人資産も
 *米国債などの購入に向かい、海外へ資産移転が生じて
 *一層円安になるという悪循環が生まれる恐れがある
 ☆欧米の物価高騰は凄まじい
 *10月の消費者物価指数、米国は前年同月比7.7%上昇
 *10月の消費者物価指数、ユーロ圏は10.7%上昇
 *「インフレ退治」のために欧米中央銀行は利上げを行っている
 ☆黒田日銀総裁も欧米同様、利上げげを断行すべきなのか
 *日本の住宅ローンの融資残高は6月末に220兆円を超え
 *仮に金利が1%上昇すれば、全体で利息負担が約100億円増加する
 *企業も利払い負担が増える
 ☆コロナ禍以降、過剰債務の「ゾンビ企業」企業全体の10%↑
 *日本は全体の99.7%を中小企業が占める
 *大半が原材料価格の高騰に苦しみ
 *「円安の恩恵」を受ける中小企業は少ない
 ☆利上すれば、政府、日銀にも深刻な影響が出る
 *政府の借金、約1千255兆円(6月末時点)
 *長期金利1%上昇で、年間10兆円の利払いが発生する

円安効果で増収増益の企業も
 ☆日銀も「異次元緩和」で大量の国債を購入してきた
 *金利上昇で日銀の資産の大半を占める長期国債(約511兆円)
 *長期国債の価値し、下落し評価損が生じる
 *長期金利の1%の上昇で評価損は32兆円程度
 *自己資本が約10兆円の日銀は大幅な「債務超過」に陥る
 ☆上場企業の9月中間決算の利益の合計は前年比14.2%増
 *昨年度の国の税収も過去最高だった
 ☆問題は、国民の賃金上昇や生産性向上、開発投資に向かわず
 *国際競争力を強化する好循環を生み出せていないことだ
 ☆海外で戦争や国民の分断の中、相対的に日本は安定している
 *大企業の財務体質も良好で、円安による製造業の国内回帰に向かい
 *約400兆円に及ぶ内部留保や
 *約161兆円の外貨準備高を活用し成長の好循環を生み出せれば
 *海外マネーが日本に向かう可能性は十分ある
 ☆岸田首相は、財務省に乗って
 *緊縮財政路線の日銀新総裁を任命すれば、日本経済は危ない
                    (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『THEMIS12月号』


黒田総裁「金融緩和→円安」が再評価ヘ
『THEMIS12月号』記事より画像引用)
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円安・物価高続くー生活&企業の「損得」

2022年11月07日 | 経済
🌸円安・物価高続くー生活&企業の「損得」

 ☆政府の「円買い介入」も効果なし
 ☆介入の原資が「外為特会」に限られる現状
 *投機筋が「円売り」を仕掛ける恐れがある

円安が止まらないのは、日米の金利差が最大の要因
 ☆年末までに160円、近い将来、240円の予想もある
 ☆政府、日銀は24年ぶりに「円買い、ドル売り」の為替介入した
 ☆為替介入を指揮したのが財務省財務官の神田眞人氏
 ☆神田氏の省内での人物評
 *AI並みの博覧強記ぶりで省内きっての理論派
 *国を憂える熱い面も持つ頭脳明晰な人物
 ☆神田氏介入後の会見では弱気な発言が目立った
 *日本が本当に悲惨なぐらいに国力が落ちたら
 *いろんな人に助けてもらうことだってあり得る
 *市場関係者の間では、思わず本音が出たと見る向きも多い
 ☆神田氏が弱気の理由
 *為替介入が″焼石に水″であることを分かっていたから
 ☆現在の円安の最大要因
 *欧米各国がインフレ抑制で利上げを行うなか
 *日本だけが金融緩和を継続していることだ
 *日米の金利差が開けば、「円売り、ドル買い」の動きが活発化し
 *円安に歯止めが利かなくなる
 *今年度上半期(4~9月)過去最大の約11兆円の貿易赤字
 ☆日銀がゼロ金利政策を止めない限り、現状が続く可能性が高い
 ☆日銀が金融緩和で市場に資金を供給しながら
 *政府は、介入で円を吸い上げるという政策の矛盾
 *国際的にも疑念が高まっている

自由に使える”実弾”は20兆円
 ☆海外ファンドなどの投機筋が、当局の為替介入に対して
 *「ドル買い、円売り」で対抗する可能性が極めて高い
 *それは、政府には介入に必要な”実弾”が限られているから
 ☆円高を是正する「円売り・ドル買い」介入の場合
 *日銀が円を無尽蔵に供給可能なため、際限なくドル買いできる
 ☆今回のような円安介入の原資の場合
 *外国為替資金特別会計(外貨準備)だ
 *外貨準備は、8月末時点で約187兆円に上るが
 *日本は、その大半を米国債などの「証券」として保有する
 *自由に使えるのは20兆円弱に留まる
 ☆「日本当局の介入資金は20兆円弱しかない」と
 *投機筋に見透かされている
 ☆当局の介入失敗は、92年の『英ポンド危機』を街彿とさせる
 *投資家ジョージ・ソロスが『ポンド売り』を仕掛けた
 *英イングランド銀行は『ポンド買い』で対抗したが支えきれなかった
 ☆日本も日米金利差を解消しないと
 *投機筋の餌食になり当局が敗北することもあり得る
 ☆円安・円高はどちらが良いとは一概にはいえない
 *バランスの問題である
 ☆現在の円安は急激過ぎ、日本の経済構造の変化が追い付かない
 *負の側面が大きくなっているのだ
 ☆『通貨安”近隣窮乏化政策”でGDPはプラスになり問題ない』指摘
 *国内に確固たる輸出企業の基盤がある場合の話
 *アフリカの貧困国が、いくら通貨価値が低くても
 *経済成長しないことを見ればわかるように
 *『輸出立国』でなければ、通貨安の恩恵は受けられない

大企業好調も国内に還流せず
 ☆現在、海外で現地生産を行う企業は70%近くに達する
 *貿易収支も赤字続きで、日本は輸出立国とはいえない
 ☆今回の円安で、海外展開する大企業は、企業利益増えている
 *それが、日本国民の生活に反映されないのは
 *海外現地法人が稼いだ資金
 *現地従業員の給与や設備投資に向けられ
 *日本国内には還流しないから
 ☆岸田政権が行うべきは、製造業の国内回帰支援だ
 *国内に資金が還流する仕組みを作ることだ
 ☆物価高騰が続くなか低所得者への給付も課題だ
 *外為特会の約37兆円にも及ぶ「円建ての含み益」
 *”外為埋蔵金”も活用すべきだ
 *含み益捻出には、外債売却の必要が出てくる
 ☆岸田政権が米国債の売却量
 *米政権と”政治決着″を付けなければならない
 ☆岸田政権の現状手腕では日本は、「安い国ニッポン」になっていく
                        (敬称略)                                     
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円安・物価高続くー生活&企業の「損得」
『THEMIS11月号』記事他より画像引用)
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「令和不況」来るぞ

2022年09月10日 | 経済

🌸「令和不況」来るぞー政府・日銀は対策急げ

 ☆円安と日銀の金融緩和維持を武器に「ものづくり大国」復活ヘ

来年夏に返済期限のピークが

 ☆世界同時不況の足音が近づいている

 *長引くロシアのウクライナ侵攻によリエネルギー資源高・穀物高

 *世界経済が大打撃を受け、物価高と景気停滞が同時に進行している

 ☆日本では、コロナ禍のなか実施された「ゼロゼロ融資」で一息ついた

 *しかしゾンビ企業(倒産状態にも拘わらず営業継続する企業)増殖中だ

 ☆ゼロゼロ融資の条件で、据え置き期間は3年契約が多い

 *来年夏に返済期限のピークを迎える

 ☆ゾンビ企業は16年度以降、14万社台で推移していた

 *20年度は全企業の11,3%の16万5千社

 *ゾンビ企業の数は、今後さらに増える見込み

経産省は国内投資へ補助金を

 ☆大手銀行側のリストラ策で支店閉鎖が相次ぎ「地方創生」に水を差す

 ☆三菱グループの合理化の一環で

 *三菱UFJ信託銀行法人融資取引全てを三菱UFJ銀行に移管した
 *地方経済への痛手は大きい

 ☆トランプ前米大統領の「アメリカ第一主義」政策

 *米多国籍企業に国内回帰を求めた

 *親密国の企業には米国への工場誘致を要請した

 *米国人の雇用創出に成果を挙げた

 ☆コロナ禍で痛感させられた国内産業の空洞化

 *日本経産省、工場や設備の国内回帰や多元化の再構築を促進するため
 *「サプライチェーン対策のための国内投資促進事業費補助金」制度作成

 ☆日本少子高齢化で労働人口が減少している

 ☆日本GDPの成長率維持するために

 *1人あたりの生産性を上げる

 *外国人働者を受け入れる両方の政策が必要だ

日本の不動産市場魅力的になる

 ☆日本、国内生産競争力回復のためマニュアル生産にかえた

 ☆「スマートファクトリー」が注目されている

 *工場内の全ての機器や設備と人の作業等のデータ

 *IoTを活用して新たな付加価値を生み出せる工場にする

 ☆円安の進展で、外資企業が日本の不動産の買い攻勢に出ている

 *日銀は超低金利政策を今後も維持する方針

 *オフィスビルや賃貸マンション購入は海外勢には魅力的な市場だ

 ☆日本は、円安水準と日銀のゼロ金利維持政策を享受するためにも

 *生産設備の国内回帰を広範に進めていくべきだ

 ☆岸田首相、経産省任せにせず

 *「令和不況」を乗り切るため首相の唱える「新資本主義」の中身を

 *「ものづくり大国」復活とすべきだ

 *岸田流堅実カラーを出したいなら「ものづくり日本」復活でもよい

                      (敬称略)                                     
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⛳出典、『THEMIS9月号』

「令和不況」来るぞ(『THEMIS9月号』より記事引用)

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ウクライナ危機で到来した円安

2022年03月17日 | 経済
🌸ウクライナ危機で到来した円安

 ☆インフレ時代に日本経済は耐えられるか?
 *年初来高値を更新しているドル円相場
 ☆ロシアのウクライナ侵攻での資源高
 *インフレが、今後、日本の家計を直撃することは不可避だ

ドル/円相場上昇要因
 ☆ドル円相場は、年初来高値を更新している
 ☆ドル高相場の現状には全く違和感がない
 *日本の政治・経済状況から円建て資産に投資する材料は乏しい
 ☆日本はいまだに首都圏を中心にまん延防止等重点措置政策
 *飲食店などは時短営業を強いられている
 *日々の新規感染者数の水準は依然社会的関心事だ
 ☆諸外国と比べ日本は、コロナに対する向き合い方の違いがある
 *それが、成長率格差や金融政策格差、通貨の強弱につながっている
 ☆「日本だけゼロ金利」という環境の下
 *今から起きようとしいるのは、円キャリー取引が活性化

「成熟した債権国」の日本は終わり
 ☆最も根深い円安要因は、円の需給不足だ
 ☆円相場が安全資産と呼ばれてきた最大の理由
 *多額の経常黒字を稼ぎ、「世界最大の対外純資産国」での
 *ステータスを保持していたことにあった
 ☆近年は、貿易黒字こそ失ったが
 *第一次所得収支黒字で経常黒字は高水準を維持している
 *貿易収支ではなく所得収支で稼ぐ「成熟した債権国」の姿である
  ☆最近の状況は変わっている
 *今や日本の経常黒字と対外純資産の2大論点に変調が見られている

「張り子の虎」だった日本の経常黒字  
 ☆資源価格の上昇傾向が止まない限り
 *所得収支で稼ぐ以上に貿易収支の赤字が大きくなる
 *「債権取り崩し国」の姿である
 ☆第一次所得収支黒字に依存してきた日本の経常黒字
 *円相場を支える観点に立てば、「張り子の虎」だった
  ☆金融収支では、円安が肯定されやすい地合いにある
 *過去10年で対外直接投資が猛烈な勢いで増えてきた
 *結果として、断続的に外貨流出を示唆している

日本「世界最大の対外純資産国」を守れないのでは
 ☆直情的な為替市場
 *日本の「経常赤字に転落」がクローズアップされやすくなった
 *経常赤字が続けば、対外純資産も変調をきたす
 ☆毎年巨額の経常・貿易黒字で日本を猛追するドイツ
 *ドイツ、世界最大の対外純資産国のステータスを奪うかもしれない
 ☆落日の円に対する評価は厳しいものになると筆者は考える

ドル安は円高を約束しない
 ☆米国の経常赤字は既に金融バブル絶頂に匹敵するほど膨らんでいる
 *これをドル安要因として指摘する向きもある
 *それでの、しかし円高を予想するには無理がある
 ☆ウクライナ危機を受けたリスクオフムード
 *円が安全資産として見られる雰囲気は感じられない
 *需給が評価してもらえない円は、何もアピールポイントがない
 ☆単なる低成長で低金利の通貨である

インフレ抑制に踏み切れない日本の基礎体力
 ☆FRBもECBもインフレ抑制を優先した施策を実施している
 *成長を犠牲にしても金利は引き上げる方向にある
 *同じ真似は日本に難しい
 ☆日本は、行動規制を解除して成長率を復元することすらできない国
 *利上げに踏み切れる道理がない
 *「経済より命」という政治的決断は民主的意思の結果でもある
 ☆結果として起きていることは
 *低成長・低金利ゆえの円安
 ☆欧米が金融政策の正常化を議論できているのは
 *2021年に大幅な成長率を実現した前提がある
 ☆ドル/円相場年内の上値目途
 *2015年高値125を円を指摘する声ある  
                       (敬称略)                                     
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⛳出典、『JBpress』









ウクライナ危機で到来した円安
『JBpress』記事より画像引用)
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アメリカ、超金融緩和の転換点

2022年02月14日 | 経済
🌸アメリカ、超金融緩和の転換点

 ☆米中央銀行の米連邦準備理事会(FRB)
 *金融政策の転換点となる「テーパリング」を始めた
 ☆日本語で「量的緩和の縮小」と説明されるテーパリング

FRBの使命
 ☆雇用の最大化と物価の安定
 *FRBは金利を上げ下げしたり、マネーの供給量を調節したりする
 *雇用の最大化と物価の安定という使命の達成を目指す
 ☆FRBの金融政策の方針を決定する会合(FOMC)
 ☆米連邦公開市場委員会(FOMC)
 *景気が悪くなると「金融緩和」というアクセルを踏む
 *景気が過熱すれば「金融引き締め」というブレーキを踏む

コロナ危機で、FRBが果たした事
 ☆新型コロナウイルスの感染拡大で、米国でも失業者が急増、株価も暴落
 ☆FRBは経済を支えるため、金融緩和というアクセル2段階踏んだ
 *最初のアクセルは「金利の引き下げ」金利を「ゼロ」へ
 (政策金利を1.75%から0%へ引き下げた)
 *次にマネーの供給を増やした
 ☆FRBはマネー供給量を増やす「量的緩和」手段をとった
 *金融機関が保有する国債や住宅ローン担保証券を購入
 *流通するマネーを増やす
 (20年3月から2カ月間で2兆ドルの資産を増やした)
 (その後、月1200億ドルのペースで国債やMBSを買い入れる)
 ☆強力な金融緩和や経済対策の効果もあり
 *2020年半ばから経済は回復に向かった

金融も非常事態から平時へ
 ☆第1段階が「テーパリング」
 *FRBは資産購入額を徐々に減らす
 *毎月、資産購入の月額を150億ドルずつ減らす計画決めた
 ☆ジャブジャブの金融緩和は継続
 *テーパリングを終えても、資産残高は減らさないように調整する
 *世の中にマネーがジャブジャブである状態は変わらず
 *緩和的な状態は維持される
 ☆テーパリングが終わるまで、政策金利も0%が続く公算だった
 ☆テーパリングは「金融引き締め」というほどブレーキでない
 *強く踏んでいたアクセルを少しずつ弱めていく状況

⛳テーパリングで過去に波乱が
 ☆FRB、2013年、テーパリングを示唆したことで
 *長期金利が急上昇して株価が急落した苦い経験がある
 *21年、FRBは市場に波乱を呼ばぬよう
 *年明けから慎重に地ならししてきた
 *テーパリングの可能性を時間をかけて少しずつ織り込ませてきた
 ☆市場はテーパリング開始を織り込み済み
 *今回、テーパリング開始が決まっても
 *市場に波乱が起きる可能性は低そうだ

次の焦点は利上げ時期とペース
 ☆次の焦点は利上げだ(いつ、どのようなペースで進むのか)
 ☆数カ月で市場の政策金利予想は大きく変わった。
 *21年春以降、物価が想定以上に上昇
 *その状態が長引いているので、パウエル議長らは金利上昇を示唆した

金利引き上げ新興国経済のリスクにも影響する
 ☆米国の金利上昇
 *ドル建てで借金を増やしてきた新興国の財政や経済にも影響する
 ☆米国など各国の中央銀行
 *2008年のリーマン・ショック以降
 *市中に大量のマネーを供給して景気を下支えし続けてきた
 ☆金融政策が転換点に差し掛かるなか
 ☆市場の中期的な不透明感はくすぶり続ける
                        (敬称略)                                     
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⛳出典、『日本経済新聞』










アメリカ、超金融緩和の転換点
『日本経済新聞』記事より画像引用)
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今年の日本「ツケ払い」の年

2022年01月04日 | 経済
🌸今年の日本「ツケ払い」の年
 
 ☆日米金利差拡大
 *日本(円・株・国債)の市場に激震が起きる
 ☆「ヤマ場」はいつか?テーパリングの本当の怖さ

今年は、日本株市場に激震が走る
 ☆米株は大きな動きの可能性はあるが激震とまではいかないのでは
 ☆FRBは昨年末テーパリングのペースを倍増すると決定
 ☆今年の利上げ見通し、前回の1回から3回に引き上げた
 ☆この決定にマーケットには大きな動意が見られなかった
 *「マーケットは見込みを織り込み済み」との見方だ
 ☆筆者はそのように楽観的にはなれない
 *今年は、世界的に従来と真逆の金融政策が取られると思う

日銀、“禁じ手中の禁じ手”の末
 ☆日銀は、景気低迷、デフレ進行に対処するため
 *金利をゼロ%まで引き下げた
 ☆日銀は、景気・デフレ状態が改善対策で量的緩和を導入した
 *金融世界では、過去にハイパーインフレを起こしたので
 *ゼロ%金利政策、“禁じ手中の禁じ手”といわれた手法
 ☆日銀は、長期国債の爆買い購入を始めた
 *日銀は人為的に長期金利を押さえつけはじめた
 ☆FRBも日銀に比べれば、穏健ではあるが、量的緩和を進めてきた
 *FRBは最近インフレに対する国民の不満が急速に高まっており
 *金融緩和に終止符を打ちインフレ対応策を採用する
 ☆今までのオペレーションとは真逆のことをする
 ①量的緩和の進行停止
 ②ばらまいたお金の回収
 ③ゼロ金利政策を解除して利上げを開始
 *FRBインフレ対応策では②の開始時期を未定

「テーパリング」の正確な意味
 ☆マスコミは、テーパリングを量的緩和縮小と誤訳している
 *「テーパリングの開始」とは量的緩和の加速度を緩める決断
 ☆FRBは、「満期が来た国債すべてを買い替える」との方針
 *FRB新規購入スピードを落としても、バランスシートは膨れ続ける
 *どこかの時点で下山(満期国際の買い替えストップ)が始まる
 *パウエル議長は、下山を開始する時期をまだ発表していない
 *激震が走るのはこの時だ
 ☆売りオペをすると長期債マーケットが大崩れする
 *長期金利急騰の危惧が出てくる
 *「売りオペ」ではなく「満期待ち」政策に変更した
 ☆前回の引き締め時
 *「売りオペ」による資金の回収が無かった
 *長期国債の需給に大きなギャップは生じなかった
 *長期債市場は、それなりに平静を保ったのだ
 ☆インフレ懸念などなかったときだからこそ
 *FRB悠長な政策が取れたのだ
 ☆FRB「満期待ち」でなく
 *「売りオペ」で資金回収を図る可能性が大だ
 ☆今年どこかで急ピッチの下山が始まる
 *利上げよりも、米長期債市場へのインパクトが強烈だ

インフレ放置なら「日銀、どうした」の怨嗟
 ☆金利が上昇すれば債務超過になる日銀
 *長短金利とともに円金利の引き上げが出来ない
 ☆日米金利差拡大でドル高・円安が進行する
 ☆輸入インフレで日本でも急速にインフレが加速していく
 ☆日銀がインフレに対応すれば日銀が債務超過に陥る
 *日銀と円の信用失墜、ハイパーインフレになってしまう
 *インフレを放置すれば「日銀、どうした」の怨嗟の声だ
 ☆インフレが加速する事態を抑えられなければ
 *日本売りが始まるという大問題が起きる

今年は、日本円・株・国債の市場に激震が走る年
 ☆放漫財政を放置し、財政破綻の先送りのために
 ☆禁じ手中の禁じ手に手を染めてしまったツケといえる
 ☆政策ミスによる悲劇を避けられないのなら
 *個人としてはドルや暗号資産を買って
 *少しでも衝撃に備えるのが賢明だと筆者は思う
                         (敬称略)                                     
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⛳出典、『SAKISIRU』








今年の日本「ツケ払い」の年
(『SAKISIRU』記事より画像引用)
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黒田日銀総裁ー「気候変動融資」が嫌われた

2021年09月15日 | 経済
🌸黒田日銀総裁ー「気候変動融資」が嫌われた
 
 ☆「気候変動融資」、本人は新政策に自信満々
 *「ぞれが日銀の仕事か」と猛批判
 ☆「黒田バズーカ」も失敗し最後の”花道”かと酷評される
 
政策決定会合が久々の賑わい
 ☆黒田日銀総裁、就任しいまは第2期目の途中
 *総裁就任まもなく放った「黒田バズーカ」の量的緩和政策
 *経過とともにメガトン級の規模こ拡大した
 *銀当座預金の超過準備にマイナス金利政策を断行
 *停滞する物価に対し全面戦争のように突進した
 *市場の戦況は一向に改善しない
 ☆日銀政策決定会合が久しぶりに賑わった
 *日銀が「気候変動対応を支援資金供給の骨子素案」を打ち出した
 *金利、量、質で打ち止めと思っていたら、気候変動がきた
 ☆日銀の「気候変動を支援する資金供給」のスキーム
 *対象先は、気候変動対応融資に取り組みをしている金融機関
 *そうした金融機関に対して投融資が想定されている
 ☆この新資金供給制度には批判が多い

中央銀総裁会議で主要議題となった
 ☆日銀の金融政策決定会合で評価された
 *民間の気候変動への対応をを支援していくこと
 *マクロ経済の安定に資するものである
 ☆日銀顧問の齋藤氏は問題提起している
 *気候変動対応は日銀に課せられている経済政策上の任務
 *超える問題であると思われると
 ☆欧米では、中央銀行も含めて、気候変動問題は大きな議論だった
 *やおら日銀が登場してきたのが今回の気候変動対応である
 *骨子素案を打ち上げて、詳細はこれから詰める
 *日銀のやり方は日銀のためのアピールとしか思えない

⛳黒田総裁退任の「花道」作りが始まったか
 ☆銀行など民間金融機関の間
 *現在は、別の国内問題が押し寄せている
 ☆新型コロナ感染症の深刻化
 *ダメージ受けた事業者に対応した
 *無担保・実質無利子のゼロゼロ緊急融資
 *返済開始のタイミングが次第に近づく
 *下手すると、金融機関には不良債権が増大しかねない
 ☆黒田氏は任期を全うして
 *「金融緩和を推し進めた日銀総裁」として
 *歴史にその名が刻まれるかも
 ☆気候変動問題などで問われているサステナビリティ
 *日銀は、気候変動対応融資支援を打ち出した
 *黒田氏はここもきっちり逃げる可能性が高い
 *今回、打ち上げられた気候変動対応支援の資金供給案
 *黒田氏自身の「花道」を作る為のもの
                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、「THEMIS9月号」


黒田日銀総裁ー「気候変動融資」が嫌われた
「THEMIS9月号」記事より画像引用)
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給料低いのは”日銀”のせい

2021年08月04日 | 経済
🌸給料低いのは”日銀”のせい

 ☆民主党政権思い起こせば”無茶苦茶”な政権だった?
 ☆非常に分かりやすい高橋先生の図表と解説でした















                        (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『虎ノ門ニュース』画像テレビ画面より画像引用)
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マーケテイングに活かす行動経済学(2)

2021年07月23日 | 経済
🌸マーケテイングに活かす行動経済学(2)

 ☆明治の板チョコ&セブンイレブン

明治のザ・チョコレートが店頭で人をひきつける理由
 ☆陳列を意識して目立つパッケージにする
 ☆消費者目線に立った戦略があった



⛳他社の製品と徹底的に差別化し特別感を演出(フレーミング効果)
 ☆板チョコのジャンルにおいて画期的だった「縦置き」
 ☆横長のチョコレートが並ぶ中、この商品だけが目立って見えた
 ☆高級感のあるマットな手触りのパッケージにした
 *特別感を演出し高価格にマッチするフレーミング効果を働かせた
 ☆消費者の心をくすぐったのが全8種のラインアツプ
 ☆他人とのかぶりを避けられる(スノッブ効果)により
 *バレンタインや誕生日のプレゼントとして注目された





⛳消費者をひきつけるセブンイレブンの戦略
 ☆定期的に「おにぎり100円セール」を開催するセブレイレブン
 ☆消費者は「2割引」より「100円セール」が、お得に感じる
 ☆安価なものは割引率より価格の方が安く感じる
 ☆おにぎり100円が、2割引きよりイメージしやすいから



語呂の良いフレーズは記憶に残りやすい
 ☆韻ふみの効果は、私たちの記憶に残りやすい
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『行動経済学』記事より画像引用
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物価の安い国日本3(中国人の爆買い、ビッグマック値段など)

2021年07月21日 | 経済
🌸物価の安い国日本3(中国人の爆買い、ビッグマック値段など)

⛳「爆買い」に見る購買力の移り変わり
 ☆バブル経済期に商社の一般職社員
 *彼女は買い物のために土日に弾丸で香港買い物旅行
 *年末年始はパリやハワイに飛んで五つ星ホテルに泊まる
 *高級ブランド「ルイ・ヴィトン」のパリ本店で行列を作っていた
 *典型的な「バブル期の日本」
 ☆銀座の百貨店前に止まった中国人団体客のバス
 *「バブル期の日本」期の自分がそうだったと思い出した

なぜ日本は、これほど安いのか
 ☆日本はデフレで、企業が価格転嫁するメカニズムが破壊された
 ☆企業は、製品の値上げができない場合
 *企業がもうからないので、社員の賃金が上げられず
 *賃金が上がらないと消費が増えず物価が上がらない悪循環
 ☆日本は「購買力」が弱まっている
 *デフレが続いた結果、他国では成り立たない格安店が登場した
 *「300円牛丼」や「1000円カット」など
 ☆価格を上げられない場合、人手不足でも賃金が上がらない
 ☆新興国は日本を反面教師にしている

⛳外国のビツグマツクが高く感じられる理由
 ☆米マクドナルドのハンバーガー「ビッグマック」
 *世界中で同じ品質で販売されている
 *価格の違いで、各国の購買力・為替水準を探ることができる
 ☆ハンバーガーの価格から、その国の総合的な購買力を比較できる
 *ビッグマックは、日本で390円、アメリカでは600円
 *同じモノの価格は世界中どこでも同じだと仮定するな
 *為替レートは1ドル70円前後でもおかしくない

 *円は約35%過小評価されている
 ☆足元で企業の賃上げが鈍り、働く人の消費意欲が高まらない
 *物価低迷が続いて景気も盛り上がらない「負の循環」
 ☆「負の循環」が、日本の購買力を落ち込ませた

⛳為替では説明できない長期デフレ
 ☆20年間、日本の物価はほとんど変わらず、平均インフレ率はゼロ
 ☆アメリカの物価は20年間、毎年2%ずつ上昇し、物価水準5割増
 ☆「日本の購買力」が落ちたのは、為替が安くなった(円安)のでない
 *20年間にわたるデフレ傾向が原因
 ☆「日本の購買力」が落ちた
 *結果、企業が少しでも値上げをすると売れなくなる
 *原因は、消費者の所得が上がっていないこと
 ☆アメリカでは、物価が2%ずつ上がり、給料は3%ずつ上がっている
 ☆日本の購買力、25年間で4割減になった
 ☆日本の購責力はアメリカの7割以下
 *購買力を国際比較する場合
 *購買力平価ベースの1人当たり名目国内総生産その国の生活水準
 ☆日本はこの約30年間で約2.2倍
 *アメリカは2.7倍、タイは4.5倍と目覚ましい成長
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『安いニッポン』






物価の安い国日本3(中国人の爆買い、ビッグマック値段など)
『安いニッポン』記事より画像引)
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物価の安い国日本2(回転ずし、バブル世代のたそがれ)

2021年07月19日 | 経済
🌸物価の安い国日本(2)

 ☆ダイソーが商品価格を100円に統一したのは1977年
 *30年以上も100円であることは異常事態だ
 ☆回転ずしも日本が世界で最安

回転ずしも日本が世界で最安
 ☆日本で「100円」の代名詞回転ずし
 ☆外食の需要喚起策で「Go Toイート」が始まった時
 *指定された予約サイトを通じて飲食店を予約すれば
 *夕食は1人1000円相当のポイントがもらえた
 ☆ネットなどで話題になった「無限くら寿司」
 *予約サイトで回転ずし「無添くら寿司」を予約する
 *2人で2千円の食事で、2千円分のポイントが付く
 *ポイントで次回予約し2千円分を食べる
 *又2千円分のポイントが付く
 *「無添くら寿司」とかけて「無限くら寿司」と呼ばれた

「#無限くら寿司」の背景(利用者の間で生まれた言葉)
 ☆くら寿司の予約システム利便性が優れていた
 *他の予約サイトと違って、ポイントが還元2時間後
 *頻繁に繰り返し行くことができた
 *くら寿司の安さが、「Go Toイート」還元額とマッチした
 ☆回転ずしは「1皿100円」を打ち出しているチェーンが多い
 *100円での提供の裏には、徹底したコストカットがある
 ☆くら寿司が、日本で100円にこだわってきた理由
 *日本は、数十年間デフレで値上げが出来ないから

 ☆くら寿司の社長は語る
 *物価全体が上がれば、回転ずしだって高くなる
 *価格を上げるのは簡単だ、品質を下げず値下げする方が難しい

⛳回転ずしは世界でも認められている
 ☆くら寿司は、アメリカに海外初進出している
 *現在アメリカは28店、台湾には31店を出店している
 ☆アメリカ人件費5年で2割増し、日本よりは高くせぎるを得ない
 *アメリカ、原材料は安いが人件費と家賃が日本より桁違いに高い
 *アメリカでは、すしの価格も何度も値上げしている
 *台湾でも日本式の郊外型店舗が好調だが値上げしている
 ☆くら寿司は30年の目標
 *海外400店体制で1500億円の海外売上高を目指す
 *日本600店、国内売上高も1500億円を見込む

⛳バブル世代のたそがれ
 ☆日本経済新聞で「安いニッポン」を連載した際
 *「日本の安さ」に対して多くの共感があった
 ☆ワンコインランチで満足できる食事をとれるのは日本くらい
 ☆日本が割安なため中国やタイの中間層が日本を訪れている
 *この20年間で日本は逆転された
 ☆海外に住んだことのある人々現在の「日本の安さ」を実感している
 *30年前には、アメリカの外食安く感じた
 *今は逆転して、アメリカの外食高い
 ☆ヨーロツパで子育てをしている人々は語る
 *ヨーロツパでは、幼稚園やベビーシツターの価格が毎年上がって大変
 *日本に帰国すると、日本はずつと同じ価格に驚く
                      (敬称略)
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⛳出典、『安いニッポン』






物価の安い国日本2(回転すし、バブル世代のたそがれ)
『安いニッポン』記事、ネットより画像引用)
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意思決定の仕組み(プロスペクト理論)(2)

2021年07月16日 | 経済
🌸意思決定の仕組み(プロスペクト理論)(2)

⛳人は、得をしている時はリスクを避ける
 ☆「リスク回避的」
 *人は、目の前に利益があると、確実に得ようと「絶対に」人は集まる
 ☆「リスク志向的」
 *人は、負けているとリスクを取りやすくなる
 *ギャンブルで負けている場合、大逆転を狙う人が増える




⛳人や状況により価値の感じ方が変わる
 ☆各々の項目に人は基準を持つている(参照点)
 ☆臨時ボーナス5万円に対し人の感じ方
 *「2万円」と予想していた人は「儲かった」感じる
 *「8万円」と考えていた人は「損をした」と感じる
 ☆状況によって価値の感じ方が変わる
 *相場を知っているものを購入する場合は、相場基準を考慮する
 *相場を知らないものを購入する場合
 (直前に見た価格札に強く引っ張られて基準が決まる)



状況によって参照点は変わる
 ☆人は、物事の価値を相対的に判断する傾向がある
 ☆相場を知らない自分の中に価格の基準が無い場合
 *最初に見たものの価格が参照点に影響を与える
 ☆最初に比較的に高額なものを目にすると
 *その後に見る価格を安く感じやすいのです
 *参照点が変わることを「コントラスト効果」と呼ぶ
 ☆店舗などで戦略としてよく使われている


                    (敬称略)
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⛳出典、『行動経済学』記事より画像引用)
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意思決定の仕組み(プロスペクト理論)(1)

2021年07月15日 | 経済
🌸意思決定の仕組み(プロスペクト理論)(1)
 
意思決定の段階
 ☆編集段階ー意思決定の前段階
 *自分に与えられた選択肢を認識して基準となる
 *次のステップ(評価段階)へ進み文脈に影響を受ける
 ☆評価段階
 *価値観数(損得を勘定する)
 *確率加重関数(確率を計算する)
 ☆行動の決定
 *最も効用(満足度)が高くなるかを判断する
 *最終的にその行動をとる

⛳人は、損と得を合理的に見分けられる理由
 ☆人は、得よりも損を重く感じる
 *人は、AとBの期待値は同じの場合
 ☆リスクを回避して確実性を好む




人は、損失する場合、リスク志向的になる
 ☆お金を失う選択肢の場合は、リスクを選ぶ人が増える
 *絶対に100万円失うより、確率50%で200万円失ったとして
 *残り50%の確率でも 失わないチャンスに賭ける

人は、得よりも損を重く感じる
 ☆儲けた時の嬉しさと損した時の悲しみ金額同じでも
 *心理的インパクトが異なる
 ☆儲けた喜びより損したダメージのほうが約2倍大きい
 *損得の感じ方は「価値関数」で表現されている
 ☆損得が大きくなると感覚が鈍くなる
 *利得にせよ損失にせよ
 *参照点から離れるほど感覚が鈍ってくる




                    (敬称略)
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人間らしい心の動き(ヒューリスティック)8

2021年07月13日 | 経済
🌸「スノッブ効果」「互恵性」「利他性」

人は常に他人を意識する
 ☆人と同じものを避ける心の動きを「スノッブ効果」と呼ぶ
 ☆人と同じ行動を取る動き、「同調効果・バンドワゴン効果」と呼ぶ
 ☆人より高い買い物で特別感を感じる動き「ヴェブレン効果」と呼ぶ






他人に対して親切にする理由
 ☆親切は自分に巡ってくるからと感がるから
 ☆それを「互恵性」と呼ぶ



見返りがなくても親切にする理由
 ☆親切にすることで自身の効用も高まる
 ☆人間に備わる「利他性」による
 *相手の効用が高まることを純粋に喜ぶという性質
 *見返りを求めない点で互恵性と異なる


                     (敬称略)
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人間らしい心の動き(ヒューリスティック)7

2021年07月12日 | 経済
🌸「社会的選好」「時間的選好」(2)

⛳意思決定には時間が関係している
 ☆人は「今」を重視する
 *将来的なメリットよりも、今のメリットを大きく感じる
 ☆人間が効用の大きさを感じ取る時「時間的選好」と呼ぶ
 *現在に近いほど大きく感じる
 *今の効用を過大に評価するので「現在バイアス」と呼ぶ
 *今すぐ手に入る効用(お金・楽しみ)に大きな価値を見だす







人は、自分勝手に物事を決められない
 ☆「社会的選好」
 *実際の人間のふるまいを特徴づけること
 ☆意思決定をする際
 *周囲の意見も取り入れたり、言われなくても勝手におもんばかる
 *周りと比べたりしてしま常に他人を意識する


                     (敬称略)
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