慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『免疫は低下』『集団免疫』『社会の免疫レベル』

2024年11月17日 | 医療
🌸コロナ禍でも免疫は低下していない

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 *今回、簡単に分かりやすく記載しているので本を購入しました
 ☆宮坂先生の本読むのは3冊目です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載しています
    *挿入の画像非常に分かりやすいです

「集団免疫」の言葉が間違って使われている
 ☆新型コロナの流行以後
 *インフルエンザなどの呼吸器系ウイルス感染症の発生が急激に増えた
 *われわれの免疫力が落ちているのではないかといわれるが
 ☆集団免疫とは
 *「ある感染症に対する社会全体の抵抗力のこと」
 *人口の一定割合以上が免疫を持つと
 *その社会では感染者が出ても他の人に感染しにくくなり
 *社会全体でその感染症が流行しなくなる状態が集団免疫状態
 ☆コロナ禍で社会から、インフルエンザ、RSウイルス等の感染症
 *大きく減ったために
 *これらのウイルスにさらされる機会が減り
 *このために子どもたちの免疫への「訓練効果」が少なくなる
 *即ち、自然免疫の活性化の程度が下がり
 *特定の病原体に対する獲得免疫も低下している
 *そのために、これらのウイルスにかかりやすくなっている
 ☆これは個人レベルの問題であって
 *社会的な集団免疫が低下しているということではない
 ☆免疫とは、一度を獲得しても1年位でその免疫が下がってしまう
 *ある時点で免疫があっても一定期間後にはなくなる
 *集団免疫は期待できなくなる

⛳社会全体の免疫レベルが低下しているわけではない

 ☆コロナ禍で、インフルエンザ、RSウイルス感染症等へ免疫
 *社会全体の免疫レベルが低下しているということではない
 *これは個人レベルでの話
 ☆新型コロナ流行の間に一時的に減った子どもの感染症
 *子どもたちが出会うことが減ったことにより、免疫系が刺激を受けずに
 *その特定の感染症に対する免疫の「上乗せ」効果が起こらず
 *これら特定の感染症に一時的になりゃすい状態が起きている
                          (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』

『免疫は低下』『集団免疫』『社会の免疫レベル』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事他より記事画像引用)
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『運動と免疫』『NO』『オステオカルシン』『マイオカイン』

2024年11月16日 | 医療
🌸運動は免疫力の維持に大事

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 *今回、簡単に分かりやすく記載しているので本を購入しました
 ☆宮坂先生の本読むのは3冊目です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載しています
    *挿入の画像非常に分かりやすいです

⛳運動すると、さまざまな病気の死亡率、発症率が低下する
 ☆免疫力の維持には笑うことも大事かもしれませんが
 *運動をすることはもっともっと大事
 *定期的に運動をすることによってすべての病気の死亡率が下がり
 *慢性疾患の発症やさまざまな病気の発症率も低下する
 *免疫力を落とさないようにするためにはとても確実な方法
 ☆スポーツのやりすぎがからだに良くないのは
 *過剰な運動によって筋肉などの組織が傷つくから
 *それによってからだの自然免疫が過剰に刺激を受け
 *組織に炎症反応が起きるから
 *心血管系に余計な負担をかけることにもなる
 ☆結果、免疫機能がかえって一時的に低下する

⛳スポーツ選手は短命でない

 ☆「スポーツ選手は短命である」と書かれている
 *競技スポーツでは、激しいトレーニングや食事制限などが続き
 *肉体的に大きなストレスになることがしばしばある
 ☆「スポーツ選手だから短命」等を一概に言うことはできない
 ☆一般の人たちは、一定量の運動を定期的にすることによって
 *健康増進に役立つと考えられている
 *運動を続けることによって
 *血液中のさまざまな炎症マーカーが低下する
 ☆ふだんから運動をしている人では
 *複数の抗炎症性タンパク質が体内でできていて
 *炎症が起こりにくくなっている
 ☆運動は血管にも働いて、血管の機能もアップさせる
 *運動をすると、血流が増加し、血管内皮細胞が刺激されて
 *血管の拡張物質である一酸化窒素(NO)が作られて放出される

NOは血管壁に存在する平滑筋に働く
 ☆NO平滑筋の緊張を緩める為、血管が広がり、血液が流れやすくなる
 ☆運動によって交感神経が刺激されるために
 *カテコラミンが放出されて血管壁が収縮する
 *NOを介する血管拡張が同時に起きているので
 *血圧が上がりすぎることなく調節され
 *血管がよく機能するようになる
 ☆NOは血管だけでなくリンパ管を包む平滑筋細胞にも働く
 *緊張を緩めてくれるので、リンパ液の流れも良くなる
 ☆運動は血管とリンパ管の流れを良くして
 *免疫細胞のパトロール機能を尤進させ
 *からだにいい効果をもたらす

運動により、慢性炎症が起こりにくくなる
 ☆運動で、骨や筋肉からからだにいい物質が放出される
 ①「オステオカルシン」はすい臓に働いてインスリンを作らせる
 *運動による血糖値の低下に寄与している
 *オステオカルシンは、男性ホルモンを作らせる
 *脳の活性化にも役立ちます
 ➁「マイオカイン」から、種々の生理活性物質が放出される
 *全身の臓器に働いてその機能調節をする
 ☆からだを動かすと肥満になるのが抑えられ
 *脂肪組織での慢性炎症が起こりにくくなる
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』



『運動と免疫』『NO』『オステオカルシン』『マイオカイン』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)
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『笑と免疫力』『NK細胞』

2024年11月15日 | 医療
🌸笑っても免疫力はアップしない

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 *今回、簡単に分かりやすく記載しているので本を購入しました
 ☆宮坂先生の本読むのは3冊目です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載しています
    *挿入の画像非常に分かりやすいです

⛳笑えば笑うほど免疫力が上がるわけではない
 ☆テレビや週刊誌で「笑ったら免疫力がアップする」と報じられている
 *笑うとストレス解消につながるので
 *ストレスホルモンの分泌が減り
 *一度下がった免疫力の回復に役立つことは
 *理屈にかなっているように思える
 ☆笑えば笑うほど免疫力が上がるというわけではなく
 *笑うとストレスが和らぐために
 *ストレスホルモンの血中濃度が下がり
 *結果として免疫系の働きを阻害するものが無くなり
 *免疫系が働きやすくなる
 ☆このような場合の免疫力を測定方法
 *血液中のナチュラルキラー(NK)
 *細胞の数や活性を測って、結論を下している
 ☆おなかを抱えて笑うような面白い動画を一定時間観たあとに
 *血液中のNK細胞活性が上がっていたのに対して
 *天気予報のような笑わない番組を観た時にはNK細胞活性は変化しない
 *だから笑うと免疫力がアップしているに違いないとの話だ

⛳NK細胞数はさまざまな要因によって簡単に変化する

 ☆どの調査でも、調べた人の数や実験回数が少ない
 ☆血液中のNK細胞は様々な要因によって簡単に変化する
 *血液中のNK細胞数やNK細胞活性は日内変動が見られる
 *朝と夜中では2倍ぐらい値が違う
 ☆そのようなことを考慮して被験者を選んでいる研究は少なく
 *都合のいいデータが出た時にそれをそのまま報告している

⛳血液中のNK細胞数を測っても意味がない
 ☆血液中のNK細胞が増えた、あるいは減ったとしても
 *それが必ずしもからだ全体のNK細胞数や機能を反映していない
 ☆NK細胞を含むすべてのリンパ球
 *血液中をパトロールしながら、 一時的にリンパ節や牌臓などの
 *リンパ組織に入り、そこでしばらく巡回し
 *異物に出会わなければ、また血液中に出てきて体中を循環している
 *NK細胞はいつも血液の中にいなく、リンパ組織に一定期間滞在する
 ☆血液中でのNK細胞数が一時的に減ったり増えたりする
 *どちらの場合でも、からだの中のNK細胞の総数は変わっていない
 *血液中におけるNK細胞の数や活性は単なる見かけの数字であって
 *それが少々増えても減ってもからだ全体には大した影響がない
 ☆血液中のNK細胞数や活性を一度や二度測っても
 *それだけではあまり意義のあることはいえない
 ☆ただし、笑うこと自体はストレス解消につながり
 *ストレスが無くなると免疫力が維持されやすくなるので
 *笑うことは免疫にとっていいことだと思う
 *それがNK細胞の数や活性を介して起きているかは疑問である
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』




『笑と免疫力』『NK細胞』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)
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『腸管=免疫組織』『生きた細菌と胃酸』『特定の食べ物』

2024年11月14日 | 医療
🌸免疫力の維持に食べ物は重要

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 *今回、簡単に分かりやすく記載しているので本を購入しました
 ☆宮坂先生の本読むのは3冊目です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載しています
    *挿入の画像非常に分かりやすいです

⛳腸管自体が立派な免疫組織
 ☆免疫力をバランスのいい状態で維持には
 *規則正しい生活を心がけることが重要
 *過食、過飲をしないこと、適度に運動をすることが大事
 *腸の調子を整えておくことが免疫力をいい状態に保つことになる
 ☆全身のリンパ球のうちのかなりが腸管に存在する
 *腸管自体が立派な免疫組織
 ☆腸管にリンパ球が多く集まっている理由
 *腸管の細菌叢によって機能調節を受けているから
 ☆適当な細菌叢が存在することで
 *自然免疫がうまく刺激されると自然免疫が訓練されて
 *悪い働きをする細菌の侵入を防ぐ能力が上がる
 ☆細菌叢が乱れると自然免疫がうよく働かず
 *異物が侵入しやすくなり、炎症が起きやすくなる

⛳生きた細菌はほんの少ししか腸管に到達しない
 ☆腸内細菌叢の安定化には食べ物が大きく関係する
 *繊維分の多い食べ物は、排便活動を盛んにするとともに
 *繊維分は腸内細菌のいいエサとなる
 ☆腸管内に約千種類、総数100兆個の腸内細菌が存在する
 *腸内細菌を見張っているのが腸管の免疫細胞、特にリンパ球
 *一部の腸内細菌、リンパ球に特定の機能を持つように刺激を与えている
 ☆腸内細菌は、腸管リンバ球の働きを調節する役目も持っている
 *腸内環境が一定に保たれないと、腸内細菌の組成が安定しない
 *そうなると、腸管の免疫環境に悪影響が出る
 ☆過剰に脂肪を摂取すると
 *胆汁酸が胆管から腸管内に多量に分泌され
 *細菌叢が不安定化して、ディスバイオーシスが起きる原因となる
 *過度のアルコール摂取もディスバイオーシスを起こす
 *過食、過飲をせずに、ふだんから腸の調子を整えておくことが大事
 ☆腸内細菌叢を安定化させるものとして
 *乳酸飲料を含むプロバイオティクスがしばしば使われる
 *プロバイオティクスには人体にいい影響を与える細菌が含まれている
 ☆細菌自体は胃液で消化されるので
 *生きた細菌はほんの少ししか腸管には到達しない

⛳特定の食べ物にこだわるより、いろいろなものを食べるのが必要
 ☆何か特定のものを摂取しても急に免疫力がアップしない
 *そんなことは簡単には起きない
 ☆免疫力を上げる食べ物として
 *きのこや納豆などの発酵食品がしばしば挙げられる
 *普通に口から摂取できるぐらいの量を1回や2回食べても
 *実際は免疫の力はほとんど変化しない
 *短期間の効果はほとんど望むことができない

 ☆特定の食べ物にこだわるよりは
 *いろいろなものをまんべんなく食べるとのほうが大事
 ☆新聞やテレビ番組を見ると、これらの栄養素が
 *「免疫力をアップできる」として挙げられている
 *免疫力が上がるかというと、そんなことはではない
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』




『腸管=免疫組織』『生きた細菌と胃酸』『特定の食べ物』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事他より記事画像引用)
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『ストレス』『疲労T細胞』『頑張りすぎ』

2024年11月13日 | 医療
🌸ストレスが免疫の働きを下げる

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 *今回、簡単に分かりやすく記載しているので本を購入しました
 ☆宮坂先生の本読むのは3冊目です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載しています
    *挿入の画像非常に分かりやすいです

免疫にとり、ストレスは天敵
 ☆免疫系は複雑な仕組みで、簡単には機能が低下しない
 *免疫力とは急には下がらないようにできている
 *ただし、ストレスは少し特別
 *心的なストレスや肉体的なストレスが一定期間以上続くと
 *免疫力は大きく下がる
 ☆ストレスが続くと副腎から
 *副腎皮質ホルモン(コルチコステロイド)が多量に作られる
 *副腎皮質ホルモンは、獲得免疫の主役であるリンパ球にはよく働き
 *リンパ球の機能を低下させるともに、リンパ球の一部を殺す
 *このために免疫系の機能が低下する

T細胞がストレスを受けて、がん細胞も増殖する
 ☆最近、がんに対する免疫においてストレスの影響が示唆されている
 *がん細胞が体内にできてくると
 *免疫細胞であるナチュラキラー(NK)細胞やT細胞
 *それを認識してがん細胞を殺そうとする
 *がん細胞の勢いが強すぎて免疫系がうまく対処できないと
 ☆免疫系の中でも特にT細胞がストレスを受けて疲労T細胞となる
 *疲労T細胞は、殺せるはずのがん細胞を殺せなくなることがある
 *疲弊T細胞という攻撃能力が低い細胞ができてしまう
 *疲弊したT細胞はがんからの刺激を受けても疲弊したまま
 *その結果、がんが免疫との戦いに勝つ

アドレナリンやノルアドレナリン増えると免疫力低下
 ☆「さあがんばるぞ―」という時に作られる物質
 *頑張りすぎはこれらの物質の作りすぎにつながる
 *免疫にとっては良くないこととなる
 ☆ほどほどに頑張ること
 *トレスがある時は休憩をして免疫系を休ませて
 *疲弊させないことが大事
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』






『ストレス』『疲労T細胞』『頑張りすぎ』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)
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『外来性の細菌』『プロバイオティクス』『ストレス』

2024年11月13日 | 医療
🌸免疫力はすぐに上がったり下がったりしない

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 *今回、簡単に分かりやすく記載しているので本を購入しました
 ☆宮坂先生の本読むのは3冊目です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載しています

⛳外来性の細菌は簡単には腸管に棲みつけない

 ☆免疫力とは、自然免疫と獲得免疫を併せた総合力
 *体内で、自然免疫と獲得免疫は独自に機能調節されている
 *少々何かがあったからといって
 *自然免疫、獲得免疫の両方の機能
 *一度に上がったり下がったりはしないようになっている
 ☆免疫力は腸管に存在する細菌叢によって影響を受けるが
 *よほど大きなストレスがかからない限り
 *この細菌叢が短期間で急激に変わることは通常ではない
 ☆医療用医薬品としてのプロバイォティクスを摂取で
 *特定の細菌を取り込んでも
 *腸管にはすでに多くの細菌が満ち満ちているので
 *外来性の細菌が簡単に腸管に棲みつくようなことはない
 *テレビや新聞で見ることとはかなり違う
 ☆一部でも棲みつくようにするためには
 *長期にわたるプロバイオティクスの摂取が必要
 ☆これもしばしば誤解されている点
 *現在使われている医薬品としてのプロバィオティクスの多くは
 *かなり以前に認可されたもの
 *旧来の試験方法を用いて得られたものです
 *医薬品としてのプロバイオティクスには
 *臨床的に確かに効果があるエビデンス多くない
 *実際には免疫力が急にアップするようなことはなかなにくい

 ☆何かをたくさん食べたからとか飲んだからといって
 *免疫力がすぐに上がるようなことは
 *期待できないと思ったほうがいい

🌸ストレスが免疫の働きを下げる理由

⛳免疫にとってストレスは天敵

 ☆免疫力低下に関しても同様
 *免疫系は複雑な仕組みなので、簡単には機能が低下しない
 *免疫力とは急には下がらないようにできている
 ☆ストレスは少し特別
 *心的なストレスや肉体的なストレスが一定期間以上続くと
 *免疫力は大きく下がる
 ☆ストレスが続くと副腎から副腎皮質ホルモンが多量に作られる
 *副腎皮質ホルモンはさまざまな細胞に働くが
 *なかでも獲得免疫の主役であるリンパ球にはよく働き
 *リンパ球の機能を低下させるともに、リンパ球の一部を殺す
 *このために免疫系の機能が低下する
 ☆その為、ストレスは万病のもとといわれている
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
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『外来性の細菌』『プロバイオティクス』『ストレス』
(ネットより画像引用)
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『自己免疫』『アクセルとブレーキ』『腸内の善玉菌投与』

2024年11月12日 | 医療
🌸免疫の働きすぎはからだに良くない

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 *今回、簡単に分かりやすく記載しているので本を購入しました
 ☆宮坂先生の本読むのは3冊目です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載しています

アレルギーと自己免疫
 ☆免疫は、原則的には外敵から身を守る役割を持ちます
 *免疫反応があまりに強く起きてしまうと
 *からだにとってかえって都合の悪い状態が起きる
 ☆免疫の働きすぎはまずい、アレルギーや自己免疫がその例
 *花粉症では、花粉に対してIgEという特抗体が体内で過剰にでき
 *この抗体が花粉とともにマスト細胞(肥満細胞)という
 *一種の白血球の表面に結合するようになる
 *マスト細胞から痒みや痛みを起こす物質が放出される
 *眼や気道の表面が刺激されて、咳、涙や鼻水が出る
 ☆これはからだの防御反応の一種です
 *咳、涙や鼻水を使って花粉を外に追い出そうとしているのですが
 *一方で不快な症状(アレルギー症状)を引き起こす
 *花粉の侵入に対してIgEという抗体が、できすぎたために起きる
 *獲得免疫がおかしな方向に働いて、悪いことをする例
 ☆免疫の働きすぎによって起きる自己免疫疾患の病気
 *免疫による攻撃が起きた結果起こる
  (関節リウマチ、シェーグレン症候群、バセドウ病や橋本病等)
 *自分のからだの特定の成分に対して免疫反応が起きてしまい
 *そのために特定の細胞や組織が攻撃されて破壊される

⛳アクセルとブレーキがバランスよく働くことが大事
 ☆自己に対する攻撃が起きる理由
 *自己成分を攻撃するリンパ球が体内で異常に増えているから
 ☆リンパ球は自分が反応する相手が決まっていて
 *ほとんどのリンパ球は外から飛び込んでくる外敵に反応する
 ☆自己成分に反応するリンパ球はわずかしかない
 *その働きを抑える細胞(制御性T細胞)が同時に存在している
 *自己反応性リンパ球の働きは抑えられている
 ☆自己反応性細胞(アクセル)と抑える細胞(ブレーキ)が存在する
 *通常はブレーキ優位の状態になっている
 *普通は自分の細胞や組織への攻撃が簡単には起きない
 ☆一部の人たちでは、感染などをきっかけとして
 *なぜかアクセルが働きすぎるようになったり
 *ブレーキが十分に利かなくなったりして
 *アクセル優位となって免疫系が自分の細胞や組織を攻撃する
 ☆アクセルが優位になりやすい体質(遺伝的素因)や
 *ブレーキが利きにくい体質を持つ人がわれわれの中にはいる
 *そのような人では自己に対する攻撃が起きやすい
 ☆テレビや新聞の広告を見ていると
 *何か特定のものを食べたり飲んだりしたら
 *すぐに免疫力が改善したり高まるかのように思われるかもしれません
 *話はそれほど簡単ではない
 *免疫力を高めたら
 *それがすぐに健康維持につながる話が多いが
 *実際は免疫力とはなかなか複雑なもの
 *単に免疫の反応性が高まればいいというものではない

腸管の綱菌が免疫の働きに影響する
 ☆腸管の中にいる細菌叢
 *免疫のアクセルとブレーキの働きに影響する
 ☆よく聞く表現
 *健康に良い働きをする細菌のことを善玉菌
 *悪い働きをするのを悪玉菌
 *どちらでもないものを日和見菌等という
 ☆腸内の善玉菌を増やすと広告されている食物や飲料がいくつもある
 *実際はそのような食物や飲料に含まれる細菌が腸内に入ってきても
 *その多くは既存の細菌との生存競争には勝てず
 *外来性の細菌は簡単には腸管に棲みつけない
 ☆何かを食べて免疫カアップというような話
 *魅力的に聞こえるが
 *腸内の細菌叢はそう簡単には変化してくれない
 *食べ物や飲み物では短期間でそんなことは起きない
                       (敬称略)
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『自己免疫』『アクセルとブレーキ』『腸内の善玉菌投与』
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『免疫力』『プロバイォティクス』『ストレスと免疫』

2024年11月11日 | 医療
🌸免疫力はすぐに上がったり下がったりしない

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 *今回、簡単に分かりやすく記載しているので本を購入しました
 ☆宮坂先生の本読むのは3冊目です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載しています

⛳外来性の綱菌は簡単には腸管に棲みつけない

 ☆免疫力とは、自然免疫と獲得免疫を併せた総合力
 *体内で、自然免疫と獲得免疫は独自に機能調節されている部分もある
 *少々何かがあったからといって
 *自然免疫、獲得免疫の両方の機能
 *一度に上がったり下がったりはしないようになっている
 ☆免疫力は腸管に存在する細菌叢によって影響を受けます
 *よほど大きなストレスがかからない限り
 *この細菌叢が短期間で急激に変わることは通常はありません
 ☆医療用医薬品としてのプロバイォティクスを摂取
 *特定の細菌を取り込んでも
 *腸管にはすでに多くの細菌が満ち満ちているので
 *外来性の細菌が簡単に腸管に棲みつくようなことはない
 *テレビや新聞で見ることとはかなり違う
 ☆一部でも棲みつくようにするためには
 *かなり長期にわたるプロバイオティクスの摂取が必要です
 ☆これもしばしば誤解されている点ですが
 *現在使われている医薬品としてのプロバィオティクスの多く
 *かなり以前に認可されたものであり
 *旧来の試験方法を用いて得られたものです
 ☆医薬品としてのプロバイオティクスには
 *臨床的に確かに効果があるエビデンスは少ない
 *実際には免疫力が急にアップしにくい
 ☆何かをたくさん食べたからとか飲んだからといって
 *免疫力がすぐに上がるようなことは期待できないと思ったほうがいい

🌸ストレスが免疫の働きを下げる理由

⛳免疫にとってストレスは天敵
 ☆免疫系は複雑な仕組みなので、免疫力簡単には機能が低下しない
 *免疫力とは急には下がらないようにできている
 ☆ストレスは少し特別です
 *心的なストレスや肉体的なストレスが一定期間以上続くと
 *免疫力は大きく下がる
 ☆ストレスが続くと副腎から副腎皮質ホルモンが多量に作られる
 *副腎皮質ホルモンはさまざまな細胞に働く
 *獲得免疫の主役であるリンパ球にはよく働き
 *リンパ球の機能を低下させるともに、リンパ球の一部を殺す
 *このために免疫系の機能が低下する
 *その為、ストレスは万病のもとといわれます
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
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『免疫力』『プロバイォティクス』『ストレスと免疫』
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『獲得免疫』『自然免疫』

2024年11月10日 | 医療
🌸免疫とは、いくつかの意味がある

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 *今回、簡単に分かりやすく記載しているので本を購入しました
 ☆宮坂先生の本読むのは3冊目です
 ☆今回の本、特に平易に分かりやすく記載しています

⛳感染経験とともに獲得する免疫(獲得免疫)
 ☆免疫という言葉で一番よく使われるのは
 *感染症を「免れる」という意味で「からだの高い抵抗力」です
 ☆麻疹やおたふく風邪などの感染症
 *1度病気にかかって治ると、もう2度と同じ病気にはなりません
 *「免疫が得られた」という状態です
 ☆普通は、かかったその病気に免疫ができで
 *他の病気に対する免疫はできません
 ☆免疫とは、関連する病気、ウイルスや細菌などの
 *病原体にだけにピンポイントで働きます
 *感染経験とともに獲得する免疫のことで
 *その病原体に対する免疫だけができます

⛳獲得免疫、長い場合と短い場合がある(病原体の種類による)
 ☆獲得免疫は、麻疹やおたふく風邪の場合のように
 *ほぼ一生持続する場合と
 ☆インフルエンザや新型コロナ感染症のように
 *半年ほどしか持続しない場合とがある
 ☆病気にかかって長い免疫が得られる場合
 *ワクチンでも必ず長い免疫が得られている
 ☆病気にかかっても短い免疫しか得られない場合
 *ワクチンでも短い免疫しか得られません
 ☆病原体の種類により
 *長い免疫をもたらす場合と短い免疫しかもたらさない場合がある
 *ワクチンは病原体の一部を用いたものなのです
 *長い免疫を得られるかどうかは、主に病原体の種類による
 ☆新型コロナワクチンでは接種を受けても
 *半年ぐらいで免疫が下がるが、ワクチンが悪いのではなくて
 *新型コロナウイルスという病原体の問題なのです

⛳生まれつき持っている免疫(自然免疫)
 ☆獲得免疫での病原体に対する、ピンポイントの免疫ではなくて
 *からだの抵抗性を広く示すような言葉
 ☆風邪ウイルスは何種類もありますが
 *風邪のお子さんたちをたくさん診ている小児科医
 *ほぼどの風邪ウイルスにも感染しにくい傾向がある
 *彼らの自然免疫は診察という行為を介して訓練されていて
 *何種類もの風邪ウイルスに対して抵抗性(訓練免疫)が
 *得られているのだと思われます

免疫のシステム全体のことも「免疫」とよぶことがある
 ☆免疫細胞を作る組織や免疫反応を起こす組織を含めた
 *免疫系全体のことを指します
 ☆骨髄で、すべての免疫細胞が作られている
 *新しくできた免疫細胞は
 *骨髄から牌臓やリンパ節などの免疫組織(リンパ組織)に運ばれ
 *それぞれの場所で外敵に対する防御役として働く
 ☆免疫細胞の中では特にリンパ球
 *血管やリンパ管を介してからだ中を循環しなから
 *外敵の侵入を見張るとともに、侵入してきた敵と戦う
 *免疫系とはこれらのシステム全体のことを指す
 ☆免疫が話題になる時には、免疫という言葉が
 *どのような意味で使われているのかを確認することが大事
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『あなたの健康は免疫でできている』




『獲得免疫』『自然免疫』
(『あなたの健康は免疫でできている』記事、ネットより画像引用)
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『健康』『免疫』『免疫獲得』

2024年11月08日 | 医療
🌸はじめに

 ☆宮坂昌之氏は、常識的で意見の偏らない免疫学者です
 *今回、簡単に分かりやすく記載しているので本を購入しました
 ☆宮坂先生の本読むのは3冊目です

⛳食べたり飲んだりで免疫力はアップするのか疑問
 ☆社会の高齢化が進む中、世の中は健康ブーム、長寿ブーム一色
 *それをうまく利用しているのが、新聞、雑誌、テレビなどで
 *広告・宣伝している健康食品、サプリメントだ
 ☆その多くが、食べると(飲むと)免疫力がアップする
 *健康になり、長生きにつ れながるとしている
 ☆アレルギーとは
 *体に入ってきた異物に対する行きすぎた免疫反応
 *関節リウマチやバセドウ病などの自己免疫疾患は
 *自己抗原に対する行きすぎた免疫反応
 ☆もし、免疫力が簡単にアップしたら
 *われわれは、アレルギーや自己免疫疾患になりやすくなってしまう
 ☆そもそも何かを少々食べたり飲んだりしたら
 *免疫力はすぐにアップするものなのか疑問だ
 ☆もし本当にそんなことになるのであれば
 *それらのサプリや健康食品はすでに「医薬品」となって
 *保険適用されていてもおかしくない
 ☆これに対して正面から答えを提供している成書はあまりない

⛳感染やワクチン接種でできる免疫で体を守れるのか疑問
 ☆ワクチン接種によってできる免疫で
 *新型コロナから身を守ることができるのか
 ☆ワクチン接種を受けたら
 *かえって感染しやすくなったり
 *重症化したりしないのでしょうか

科学や健康に関するリテラシーとは
 ☆健康に関することについては
 *間違った知識のほうが知らないことよりも危険です
 *知らないことは、オープンな態度で学べば
 *いずれ正しい知識が得られるからです
 ☆間違った知識にとりつかれると、新たな学びがしにくくなる
 *自分に都合のよい情報だけを収集し
 *意見や価値観の似た人だけで集まり
 *特定の情報や考え方がそのグループ内で増幅されるという
 *「エコーチェンバー現象」が見られるようになる
 ☆結果、誤った情報や虚偽の情報が拡散され
 *パンデミックのように世の中へ広がる
 ☆このような中では、何が正しい情報かを
 *個人レベルで見きわめる能力を持つことが必要
 *それを見きわめる能力がリテラシー
 ☆われわれの健康は免疫力に大きく依存し
 *免疫力低下は健康リスクにつながります
 *自らの健康を良い状態で保つためには
 *免疫に関して正しい知識を持つことが肝要です
 *免疫学にまつわるさまざまな風説や考え方に焦点を当て
 *何が正しいのか、ひとつひとつその答えを提供しています
 *それぞれの答えは、簡潔にわかりやすく書いたつもりです
                       (敬称略)
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『健康』『免疫』『免疫獲得』
(『あなたの健康は免疫でできている』より画像引用)
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制御性T細胞は免疫にブレーキをかけているだけなのか?

2024年11月04日 | 医療
🌸制御性T細胞は免疫にブレーキをかけているだけなのか?

⛳制御性T細胞と筋肉運動
最近、アメリカの研究グループが、運動が筋肉にもたらす効果について詳細に解析し、
そこに制御性T細胞が働いていることを報告しています。これはマウスの実験で明らかに
されたことですが、人間にも当てはまりそうです。
マウスに運動をさせると、負荷がかかった筋肉では一時的に筋肉に炎症が起きます(筋
肉を使いすぎた時に筋肉痛が出るのはヒトでも同じです)。この時には同時に、筋肉内で免疫細胞
の一員である制御性T細胞が大きく増えていました。
この細胞は、ふだんは過剰な免疫反応を抑える機能を持っていますが、調べてみると、
この場合には筋肉での過剰な炎症を抑え、結果として筋肉での運動機能(特にミトコンドリ
ア機能)の上昇に大きな役割を呆たしていました。
筋肉での炎症の際には、インターフェロンツ(ガンマ)という炎症性サイトカインがた
くさん作られ、これが炎症を進行させるのですが、制御性T細胞は局所で働いてインター
フェロンγを作らせないようにして、筋肉を過剰な炎症から守るようです。
つまり、運動によって筋肉に一時的に炎症が起きるのですが、この時に代償的に筋肉内
に制御性T細胞がたくさん入り込んできて(おそらく血液由来)インターフェロンツの産生
を抑え、これによって筋肉が過剰な炎症から守られている、というストーリーですぃ

⛳制御性T綱胞は過剰な炎症から組織を守る
ヒトでもきつい運動をすると筋肉で炎症が
起こり、それが筋肉での運動機能の上昇の邪
魔をしていることが知られています。これま
では炎症性サイトカインのどれかが悪いこと
をしているのではないかと想定されていたの
ですが、今回の研究から、そのひとつがイン
ターフェロンγである可能性が示唆されてい
ます。
長生きをするためにはカロリーの過剰な摂
取を避け、適度な運動をしてからだの中で慢
性的な炎症を起こさないことが人事なのです
が、この研究結果から考えると、いかにして
制御性T細胞の機能を維持するかということ
も実は大手なことなのかもしれません。
この結果は、運動による長生き促進効果の一部に免疫が関係していて、その一部が実は
制御性T細胞を介したものである可能性を示唆しています.実に面白い結果だと思います。
                          (敬称略)
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『薬膳=中医学』『薬膳師=食医』

2024年11月03日 | 医療
🌸薬膳を学ぶということ

 ☆薬膳を学ぶということは、中医学を学ぶということ
 ☆中医学を学ぶということは
 *中国哲学の基本理論を学ぶということ
 ☆薬膳とは中医学理論による食の組み立てとその調理法を指すもの

⛳薬膳は健康的で美味しい料理
 ☆薬膳は時に治療効果を高める目的で生薬を使う
 *『薬膳は、目的を持って美味しく調理した料理』
 *薬くさいのなら、薬として煎じ薬で飲めばよいのであって
 *わざわざ調理する必要はありません
 *不味ければ毎日食べていけるものではありません
 ☆薬膳は、健康食ということは、野菜中心?精進料理みたいなものか
 *薬膳は、肉も魚も油も使い、味付けもしっかりする
 *健康とは、心身ともに健やかで元気に活動できる状態
 *薬膳は、気力、体力を増強するスタミナ食という一面もある

薬膳の素晴らしさ
 ☆薬膳料理の適したケース
 *寝込むほどではないけど、なんとなく体がだるい…
 *このところ、なぜかイライラしやすい…
 *寝てもすぐ目が覚める。よく眠れない…
 *生理が遅れがち、または月に2度もくる…
 ☆病気というほどではないけど、健康診断では異常なしといわれたが
 *調子が悪いといった不調症状に対し対応の幅が多いのが中医学
 ☆『ストレスですね』で片づけられる精神状態に対し
 *『気』のアプローチの多さは現代医学の比ではありません
 *そしてこれらの症状に対し化学薬品に頼ることなく
 *毎日の食事で改善していけるのが薬膳のおもしろさ、すばらしさです

薬膳師=食医(最も位の高かった食医)
 ☆“医食同源”という言葉
 *春秋戦国時代にはすでに中医基礎理論とならび
 *食物の五味と五臓の相関関係や食の禁忌などを記述した書物
 *薬膳の理論化体系は確立されていた
 ☆中国で最も古い薬学書とされる『神農本草経』
 *食物または生薬を上品・中品・下品に分類し効能、用い方を記した
 *上品とは、いつ、なんどき、毎日でも食してよいもの
 *中品とは、具合の悪いときに食するもの
 *下品とは、どうしようもなく病気になったときに食するもの
                       (敬称略)
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⛳出典、『CHATGPT』



『薬膳=中医学』『薬膳師=食医』
(ネットより画像引用)
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『がんを腸内細菌で治療』『腸内細菌叢を薬剤に』

2024年10月27日 | 医療
🌸胃がん&食道がん「腸内細菌」で治療ヘ

 ☆国立がん研究センターで臨床試験始まる
 ☆がん免疫療法だけでは効果が得られない患者のため新治療法


⛳がん腸内環境が治療効果を左右
 ☆国立がん研究センターと順天堂大学、医療ベンチャーのグループ
 *胃がん。食道がん患者に健康な人の腸内細菌叢を移植し
 *治療薬の効果を確かめる臨床試験を始めると発表した
 ☆現在、胃がんや食道がんの治療
 *免疫の働きを利用してがんを攻撃する
 *「免疫チェックポイント阻害薬」治療法が広がっている
 *従来の殺細胞性の抗がん剤とは異なり
 *治療で効果が上がれば、長期生存が可能になる画期的な治療薬だ
 ☆この薬剤を使っても、治療効果が得られない患者も多い
 *近年注目されているのが
 *「腸内フローラ」と呼ばれる「腸内細菌叢」の存在だ

⛳便から腸内細菌叢を抽出する
 ☆腸内細菌叢を活用した消化器系疾患の治療には長い歴史がある
 ☆今回の臨床試験のように内視鏡を用いた移植に
 *不安を抱く向きもあるかもしれないが、すでに十分な実績がある
 ☆順天堂大学は14年以降
 *腸内細菌叢移植の臨床研究で240例以上の症例数を持っている
 ☆順天堂大学は、「潰瘍性大腸炎」の患者を対象とし
 *腸内細菌叢移植と抗菌薬を併用した先進医療を行ってきた

⛳海外では応用医薬品の開発も
 ☆創薬分野でも、欧米を中心として
 *腸内細菌叢移植を応用した医薬品の開発が目覚ましい
 ☆米国や豪州では、CDIの治療薬として承認されている
 *CDIとは抗生物質を服用することで
 *腸内細菌のバランスが乱れ健康を害する病気だ
 ☆CDIの多くが入院中に発症し
 *アメリカでは毎年約50万人が罹患し3~5万人が亡くなっている
 ☆「がんは不治の病」というイメージを抱いている人はまだ多いが
 *さまざまな研究で、がん克服への道のりは着実に前進している
 ☆今回は胃がんと食道がんのみを対象とした臨床試験だが
 *有効性が立証できれば、肺がんをはじめ
 *臓器横断的ながんの治療戦略になりうると夢は広がる
                        (敬称略)
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⛳出典、『THEMIS10月号』





『がんを腸内細菌で治療』『腸内細菌叢を薬剤に』
(『THEMIS10月号』記事、ネットより画像引用)
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『尿漏れ』『頻尿』『過活動膀胱』『骨盤底筋体操』

2024年10月26日 | 医療
🌸尿漏れ&頻尿・自分で改善・克服できる

 ☆年だからとあきらめないで
 ☆尿トラブルと無縁の生活術を身につけよう

⛳溜まっていなくても強い尿意を感じる
 ☆日本排尿機能学会の調査では
 *40歳以上の約80%以上が尿トラブルを抱えている
 *最も多いのが夜間頻尿で約4千500万人いるといわれるが
 *尿漏れ(尿失禁)で困っている人も1千万人を超えている
 ☆実際のところ40代以降になれば
 *尿漏れの悩みは男女ともに平等に訪れる
 *ただ、尿漏れのタイプは、男女で若干異なる
 ☆急に尿意に襲われトイレが間に合わない場合が「切迫性尿失禁」
 *これは男性にも女性にも起き「過活動膀胱」が関係している
 ☆過活動膀胱とは、尿はそれほど溜まっていないのに
 *突然我慢できないほどの強い尿意が起こり、漏れそうになる病気

⛳骨盤底筋体操が男女とも効果がある
 ☆尿失禁では、腹圧性失禁と切迫性失禁の両方の特徴がみられる
 *男性では前立腺肥大が大元の原因になっているケースも多い
 ☆すべての尿失禁の改善に役立つ対策がある
 *自分で取り組むことができる骨盤底筋体操

⛳夜間頻尿は脚のむくみをとる
 ☆体操や竹踏みは効果が表れるまでにはそれなりに時間がかかる

 *尿漏れで衣服を汚したり、においがするのではないかと
 *心配で外出や人とのつき合いを控えているという人には
 *尿ケアパッドを勧めたい
 *生理用ナプキンと異なり、専用パッドは吸水性も高く
 *尿が逆戻りしない設計になっていて、消臭効果も高い
 *普通の下着で使えるし、薄手のものも増えていて
 *つけていることも気づかれにくい
 *吸収量の選択肢も多いから自分にあったものを選び
 *1日に1回以上は交換しよう
 ☆夜間頻尿には脚のむくみをとる
 ☆尿漏れ・頻尿などの尿トラブルのある人
 *「肥満」「便秘」「運動不足」「辛みや酸味など刺激の強い味つけが好き」  
 *「座っている時間が長い」「お酒が好き」などの傾向がある
 *膀胱を刺激するコーヒーや緑茶などカフェインが含まれる
 *飲料や炭酸飲料を避ける、お酒はほどほどになど、
 ☆体の血流を高め便秘解消にもつながる運動習慣をつけるのが効果ある
                        (敬称略)
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⛳出典、『THEMIS10月号』





『尿漏れ』『頻尿』『過活動膀胱』『骨盤底筋体操』
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『性感染症蔓延防止』『AV男優と医学学会』

2024年10月22日 | 医療
🌸「性感染症」蔓延防止を現場から訴える

 ☆学会が「AV男優」の体験を学んだ
 ☆厚生労働省や専門医が安全な性的接触を呼び掛けている

「梅毒」の感染者が1万人突破
 ☆昨今、問題になっている「性感染症」
 *例えば、「梅毒」の感染者数
 *22年に1万人を超え、23年に約1万5千人へと急増している
 *男性では20~50代、女性は20代で突出して増えている
 ☆兵庫県神戸市で開かれた学会
 *AV男優と学会という異色の組み合わせ
 ☆学会会長の冒頭あいさつ
 *今、日本でも梅毒が非常に増えて、性感染症が重要な問題となっている
 *今回の学会では、学問というよりも
 *社会的、人間的背景を取り上げた企画をしたいと述べた

⛳AV業界は撮影前に必ず検査(男性AV役者語る)
 ☆HIV感染者は、風俗店に勤めていた女性で
 *「AV業界で働いたために感染者が増えていくわけではない」
 *それは、HIV・エイズが社会問題化した90年代にまで遡る
 ☆それまでコンドームを使わずに性行為をしていたが
 *ほとんどが着用することにななった
 *あえて使わない「生」「中出し」と呼ばれる作品は
 *そのつど検査する流れとなった

 *それはあくまで「適正AV」での話
 *一般的に、有料動画配信サービス「FANZA」などで
 *視聴できるAVは適正AVだが
 ☆個人が撮影してインターネット配信する「同人AV」も存在する
 *そこでは検査が徹底されていないようだと男性AV男優は語る
 *梅毒、クラミジア、淋菌が増えていく可能性が高いと懸念する
 ☆新型コロナ流行時も、撮影時の人数制限など
 *AV業界ルールを設けたりして、何とか乗り切ってきた
 ☆決定的に意識が変わるのは、1回検査を受けること
 *それまで自分と関係ないと思っていたのが、
 *一度検査を受けて、もしかしたら感染しているかもという
 *当事者意識を持つことで変わっていく
 ☆今までプライベートで派手に遊んでいた男優さん、女優さんは
 *検査するようになり、怖くて遊べなくなった人も増えている

新たなAI作品が抱える問題も
 ☆危険な性行為には
 *コンドームを着用しない男性同士のアナルセックス
 *性感染症の温床となっており、HIVは感染者の多くが男性だ
 ☆厚労省の9月の発表では
 *23年の新たなHIV感染者とエイズ患者は計960人
 *7年ぶりに増加している
 ☆去年あたりからAIの作品がそれなりの売り上げを出している
 *実際の人間ではないので、感染症のリスクは限りなくなくなる
 *いいことではあるが、人間のセックスがどう変わっていくのか
 *性愛をどう捉えていくかに関わってくると思う
                        (敬称略)
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