🌸反社会的人間が生まれる素因2
『言ってはいけない』
☆心拍数の低い子ども、刺激を求めて反社会的な行動に走ることが多い
☆心拍数の低い子ども、社会的・経済的に成功を手にするかもしれない
☆「発汗しない子ども」は良心を学習できない
(自律神経系の恐怖条件づけ機能の障害)
☆「愚かなサイコパス」と「賢いサイコパス」の違い
「賢いサイコパス」ふつうのひとと同じ自律神経系の素早い反応を持っ
「賢いサイコパス」ふつうのひとと同じ自律神経系の素早い反応を持っ
⛳犯罪者になる子ども、実業家になる子ども
☆世界保健機関(WHO)でなされた
☆世界保健機関(WHO)でなされた
*「将来的に臨床障害を発達させる危険性を持つ子ども」の研究
☆少年ラジ(被験者のなかでもっとも心拍数が低い男子)
*最高レベルの刺激追求度と恐怖心のなさを示していた
*成人すると、盗み、暴行、強盗などの罪状で有罪判決を受けた
*成人すると、盗み、暴行、強盗などの罪状で有罪判決を受けた
*彼は典型的なサイコパスで、他人を恐れさせ、従わせるに快楽を覚えた
*ラジにとって、人生は快楽と興奮を求める制限のないゲームだ
☆少女ジョエル(被験者のなかでもっとも心拍数が低い女子)
☆少女ジョエル(被験者のなかでもっとも心拍数が低い女子)
*ジョエルは、ラジとはまったく異なる人生を歩んだ
*彼女はたしかに恐れを知らず、つねに刺激を求める大人に成長した
*その願望をミス・モーリシャスになることで実現した
☆心拍数の低い子ども、刺激を求めて反社会的な行動に走ることが多い
☆心拍数の低い子ども、刺激を求めて反社会的な行動に走ることが多い
*覚醒度の低さが生理的に不快で
*覚醒剤のような麻薬に手を染めるのかもしれない
*その子どもが知能や才能に恵まれていれば
*その子どもが知能や才能に恵まれていれば
*社会的・経済的にとてつもない成功を手にするかもしれない
*ベンチャー企業の立ち上げなど
*恐れを知らない人間にしかできないのだ
⛳「発汗しない子ども」は良心を学習できない
☆大規模実験で、3歳児が不快な刺激(低音)にどのように反応するか
⛳「発汗しない子ども」は良心を学習できない
☆大規模実験で、3歳児が不快な刺激(低音)にどのように反応するか
*パブロフの犬同様、低音が流されると同時に発汗するようになった
☆実験から20年がたち、被験者が23歳になったとき
☆実験から20年がたち、被験者が23歳になったとき
*どの子どもが成人後に犯罪者になったかを調査した
☆一般の子ども、不愉快な音を予告する低音を聞くと、発汗量が増加する
*将来犯罪者になる被験者には、この反応がまったく見られなかった
*幼少期における自律神経系の恐怖条件づけ機能の障害
*幼少期における自律神経系の恐怖条件づけ機能の障害
*成人犯罪を導く因子として作用し得ることを示唆している
☆「発汗しない子ども」親がどれほど厳しくしつけても
*良心を学習することができないのだ
☆刑務所に収監されていない「賢い(上首尾な)サイコパス」
☆刑務所に収監されていない「賢い(上首尾な)サイコパス」
*心拍数と皮膚コンダクタンス反応を測定した
*どんな秘密を打ち明けても不利益にはならないと説明される
☆「賢いサイコパス」は、自分の犯した悪事を思う存分語る機会を得た
⛳「賢いサイコパス」と「愚かなサイコパス」
☆一般集団の男性の反社会性パーソナリティ障害の基準率は3%
☆「賢いサイコパス」は、自分の犯した悪事を思う存分語る機会を得た
⛳「賢いサイコパス」と「愚かなサイコパス」
☆一般集団の男性の反社会性パーソナリティ障害の基準率は3%
☆職業紹介所で募集したサイコパス被験者では
*反社会性パーソナリティ障害の基準率約24%
(サイコパス「(反社会的または暴力的傾向をもつ)精神病質者」 )
*彼らのうち43%にはレイプの、53%に傷害の経験があり
*29%派武装強盗、38%は他人への発砲がある
☆刑務所に収監されている「愚かな(不首尾な)サイコパス」と
*犯罪とは無縁の一般のひと(正常対照群)とを比較
*ストレスに対する皮膚コンダクタンス反応
*ストレスに対する皮膚コンダクタンス反応
*「愚かなサイコパス」は理論が予想するとおり
*発汗のない低い値しか示さなかった(良心を学習する能力がなかった)
☆「賢いサイコパス」は正常対照群と同様に
☆「賢いサイコパス」は正常対照群と同様に
*ストレスによって発汗率が上昇した
*彼らは、ふつうのひとと同じ自律神経系の素早い反応を持っていた
☆計画、注意、認知の柔軟性など「実行機能」を測定してみた
☆計画、注意、認知の柔軟性など「実行機能」を測定してみた
*これは企業経営者として成功するために必須の能力
*「愚かなサイコパス」は正常対照群に比べ能力が著しく劣っていた
*「賢いサイコパス」 一般のひとを上回る高い実行能力を持っていた
*「賢いサイコパス」は、恐怖条件づけで良心を学習することもできたはず
*「賢いサイコパス」は、恐怖条件づけで良心を学習することもできたはず
*企業経営者にも劣らない高い能力も持っていた
☆彼らは犯罪の道を選んだのだろう力は、2点指摘される
①「賢いサイコパス」には養子に出されたりしていた
①「賢いサイコパス」には養子に出されたりしていた
*実の両親との結びつきが弱かったために
*親密な社会関係を形成する機会を逃したと考えられる
➁明確な要因が、心拍数の低さだ
*「賢いサイコパス」の安静時心拍数は
➁明確な要因が、心拍数の低さだ
*「賢いサイコパス」の安静時心拍数は
*「愚かなサイコパス」と同様に明らかに低かった
*大きなちがいは、ストレスを与えられると
*正常対照群と同じ値まで一気に心拍数が上がる
☆ここで述べたことはすべて仮説の域を出ない
☆ここで述べたことはすべて仮説の域を出ない
*心拍数のような単純な生理現象が犯罪を生むというのは衝撃的だ
*すべての感覚的・生理的刺激は脳で処理されるのだから
*そこから固有の性格や嗜好が生じたとしても不思議はないのかも
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『言ってはいけない』
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⛳出典、『言ってはいけない』
「心拍数」「愚かなサイコパス」「賢いサイコパス」
(ネットより画像引用)