🌸親子の語られざる真実2
「言ってはいけない」
☆「氏が半分、育ちが半分」は、ある面で正しい
*育ちは「家庭以外の環境(非共有環境=友達)」の環境
☆子どもの成長では、子育て(家庭)の影響がほとんど見られない
⛳「氏が半分、育ちが半分」の真偽
☆行動遺伝学の用語の確認
*「わたし」を形作る、知能・性格・行動等に「遺伝」と「環境」がある
☆遺伝率は双生児の研究等によって統計的に推計可能だ
☆行動遺伝学の用語の確認
*「わたし」を形作る、知能・性格・行動等に「遺伝」と「環境」がある
☆遺伝率は双生児の研究等によって統計的に推計可能だ
*それによって説明できない部分が「環境」だ
☆兄弟姉妹にも、似ているところと似ていないところがある
☆兄弟姉妹にも、似ているところと似ていないところがある
*環境のなかにお互いを近づけるものと遠ざけるものがあるからだ
*これを「共有環境」「非共有環境」と呼ぶ
☆「共有環境」
*兄弟姉妹で言葉づかいが似ているのは
*遺伝の影響に加えて同じ家庭で育ったからだ
*これが共有環境の影響で、 一般には子育てのこと
*これが共有環境の影響で、 一般には子育てのこと
*同じ家庭で育った一卵性双生児
*見分けがつかないくらいそつくりになることはない
*どんな子どもでもすべての環境を共有するわけではないからだ
☆一卵性双生児の関係
*わたし=遺伝〇+共有環境〇+非共有環境✖
(〇はお互いを近づけるちから、✖は遠ざけるちから)
☆一卵性双生児の関係
*わたし=遺伝〇+共有環境〇+非共有環境✖
(〇はお互いを近づけるちから、✖は遠ざけるちから)
☆人格形成で、これ以外の要素がない
*「遺伝」「共有環境」「非共有環境」の3つが「わたし」をつくる
*「わたし」から「遺伝」を引いたものが「環境」
*「環境」から「共有環境」を引いたものが「非共有環境」だ
☆双生児研究によれば性格の遺伝率は
☆双生児研究によれば性格の遺伝率は
*35~50%「氏が半分、育ちが半分」は、正しさを示している
☆双生児の研究が進むと大きな壁に突き当たった
*外国に養子に出された一卵性双生児も
*同じ家庭で育ったのと同様にとてもよく似ている
*遺伝率50%とは、残りの半分は環境で決まるということだが
*遺伝率50%とは、残りの半分は環境で決まるということだが
*彼らは家庭環境を共有していないのだから
☆彼らがよく似ているのは「家庭以外の環境」の影響だと考える
⛳言語・宗教・味覚の遺伝の真相
☆移民の子どもたちが流暢に英語を話すことだ
*行動遺伝学の知見から見ても奇妙なことだ
⛳言語・宗教・味覚の遺伝の真相
☆移民の子どもたちが流暢に英語を話すことだ
*行動遺伝学の知見から見ても奇妙なことだ
*子どもは親から母語を学ぶ.
*言語性知能の遺伝率、他の知能と比べて際立って低い(14%)
*言語性知能の遺伝率、他の知能と比べて際立って低い(14%)
*母語での読み書きを忘れ、親との会話にも英語を使うようになる
☆これはアメリカだけの現象ではない
☆移民の子どもたちは、就学前から現地から現地の言葉を話すようになる
*ほんとうに教育の影響だけなのだろうか
☆言語とともにハリスが注目したのは宗教だ
*イスラーム圏からの移民の子どもたちはムスリムになり
*ほんとうに教育の影響だけなのだろうか
☆言語とともにハリスが注目したのは宗教だ
*イスラーム圏からの移民の子どもたちはムスリムになり
*キリスト教への改宗はほとんどない
*これは、親の宗教を子どもがそのまま受け継ぐからだ
☆同じことは味覚にもいえる
*移民の子どもたちはたちまち英語を習得して母語を忘れてしまうが
☆同じことは味覚にもいえる
*移民の子どもたちはたちまち英語を習得して母語を忘れてしまうが
*宗教・味覚は親の影響を強く受けている
☆現代人の遺伝子は、旧石器時代の人類とほとんど変わらない
*私たちは遺伝的に、200万年以上つづいた
*旧石器時代の環境に最適化されている
☆子育ての大切さが強調されるようになったのは
☆子育ての大切さが強調されるようになったのは
*核家族化が進み、教育が将来の成功を左右するようになった近代以降
*それ以前の子どもたちは大家族で育ち
*親は教育のことなど気にかけていなかった
*母親は出産までに大きなコストを支払っている
*母親は出産までに大きなコストを支払っている
*進化論的にいえば、これが母親が子どもに強い愛情を抱く理由だ
*その子どもには兄や姉がおり、授乳期間が終わればまた妊娠できる
*その子どもには兄や姉がおり、授乳期間が終わればまた妊娠できる
⛳母親の進化論的な最適戦略
☆できるだけ多く子どもを産み、成人させていくことだ
*進化適応環境では、母親は新しく生まれた赤ちゃんに手がかかるから
*授乳を終えた子どもを以前と同じように世話することができない
☆授乳期を終えた子どもは、親の世話がなくても生きていけるよう
*あらかじめプログラムされているはずだ
*進化適応環境においては、授乳期を終えた子どもは集落の一角で
*進化適応環境においては、授乳期を終えた子どもは集落の一角で
*兄姉やいとこたちといっしょに長い時間を過ごしていたはずだ
*こうした状況を現代の移民の子どもたちに置き換えてみれば
*なぜ彼らが母語を忘れてしまうかを説明できる
☆両親は、母語を話そうが話すまいが
*食事や寝る場所など最低限の生活環境を提供してくれる
*子どもにとって死活的に重要なのは、親との会話ではなく
*自分の面倒を見てくれるはずの年上の子とのコミュニケーションだ
*移民の子どもは、なんの躊躇もなく、生き延びるために
*親の言葉を捨てて、子ども集団の言葉を選択するのだ
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『言ってはいけない』
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『言ってはいけない』



「氏が半分、育ちが半分」「親の教育の子への影響?」
(ネットより画像引用)