慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

「利己的な遺伝子」「男女幸福感の差異」「妊娠」

2023年11月07日 | 社会
🌸男女平等が妨げる「女性の幸福」2

『言ってはいけない』
 ☆「利己的な遺伝子」
 *性交、出産、授乳、子育てに多大な報酬を与え
 *それで、生じる幸福感から「母性愛の錯覚」を生み出し
 *後世により多くの遺伝子を残そうとしているのだ
 ☆男女でちがう「幸福の優先順位」
 *男性は競争に勝つことに満足を感じる
 *女性の場合、家庭と切り離されると人生の満足度が下がる
 ☆女子校では望まない妊娠が少ない
 *男の子と女の子の性差が生得的なものが要因では

「母性愛」のもとのオキシトシン分泌
 ☆女性が乳幼児に授乳や養育、保護などを行なうと
 *オキシトシンというホルモンが分泌される
 ☆オキシトシンはモルヒネ様ホルモン
 *女性は「満ち足りた幸福感」を味わう
 ☆母性とホルモンの関係については、衝撃的な研究結果がある
 *母ネズミにコカインか子ネズミヘの授乳かを選ばせると
 *母ネズミは、授乳を選ぶ
 *母ネズミの「母性愛」はコカインの誘惑を退けるほど強いのだ
 ☆男性の行動や性格に性ホルモンのテストステロン
 *強く影響していることはよく知られている
 ☆オキシトシンの作用はまだ完全に解明されていない
 *現在では、オキシトシンは授乳や子育てだけでなく
 *分娩やセックスのオルガスムでも分泌することがわかっている
 ☆セックス依存症や(女性の)愛情中毒は
 *幼児期・思春期の家庭環境や性的虐待が原因とされているが
 *授乳と同様、”体内ドラッグ″の禁断症状なのかもしれない
 ☆進化生物学者は、すべての生き物は
 *遺伝子を効率的に複製するための乗り物だと述べた
 ☆「利己的な遺伝子」
 *性交、出産、授乳、子育てに多大な報酬を与え
 *それで、生じる幸福感から「母性愛の錯覚」を生み出し
 *後世により多くの遺伝子を残そうとしているのだ

男女でちがう「幸福の優先順位」
 ☆日本・欧米でも女性の平均収入は男性より低く
 *組織のトップの座を占めている人数も少ない
 *先進国で男女の満足度を調べると、女性のほうが一貫して高い
 ☆女性が男性と異なる職業選択をしていたとき
 *女性は男性より幸福度が高かった
 ☆男女同権で女性の社会進出が進み
 *女性の人生の満足度も男性と同じレベルまで下がった
 ☆女性は男性に比べて自信を持つことが苦手だ
 *「自信のなさ」は、家庭や学校の教育より、遺伝子の影響が強いのでは
 *神経伝達物質のひとつセロトニンが不足すると不安感が強まる
 ☆最新の遺伝学や脳科学の知見
 *男と女では生まれつき「幸福の優先順位」が異なるとしている
 *男性は競争に勝つことに満足を感じるが
 *女性の場合、家庭と切り離されると人生の満足度が大きく下がる
 (女性が進化と遺伝の犠牲者だということではない)
 ☆旧ソ連では物理学と工学の分野で男女はほぼ同数だった
 *国家が職業選択の自由を奪い
 *強制的に「エンジエア」を育てたからだ
 ☆そのような「平等な社会」より、高い知能と共感能力を持つ女性
 *医師や弁護士、教師や看護師等で
 *活躍できる自由な社会のほうがずっといいことは明らかだ
 ☆私たちの社会に必要とされているのは
 *男女の性差をイデオロギーで否定するのではなく
 *両者のちがいを認めたうえで
 *男も女も幸福な人生を送れるような制度を目指すことだ

女子校では望まない妊娠が少ない
 ☆男と女の脳には生得的なちがいがある
 ☆モントリオールの低所得地域にある共学の公立校
 *校長の判断で男子と女子のクラスを完全に分けたところ
 *常習欠席は3分の1に減り、標準テストの点数は15%上昇し
 *大学への進学率もほぼ倍になった
 *10代での妊娠の割合がいちじるしく減少した
 ☆女子校では共学に比べて
 *生徒本人の望まない妊娠が少ないことは以前から知られていた
 *理由は、共学と女子校では生徒同士の関係のありかたがちがうからだ
 ☆共学では、男子と女子は個人というより
 *それぞれが属するグループの地位によりつき合う相手を選ぶ
 *グループで人気の男の子、グループで人気の女の子とデートする
 *このようなつき合いでは、女の子にボーイフレンドができると
 *カレシは女の子が仲良くしている友だちグループの一員になる
 *同様に男の子にガールフレンドができれば、
 *カノジョは男の子が所属する友だちグループに紹介される
 *交際がグループ単位だと
 *どこに行くにも、いっしょになる
 *とりわけ女の子に大きなプレツシャーを与える
 *共学では、「社会圧力」が望まない妊娠へとつながっていく
 ☆男女別学の学校
 *その関係はずっと個人的なものになるだろう
 *女子校の女の子は、性的な意思決定に対して自律性を保てる
 ☆「男女平等」は男の子と女の子を同じように扱うことで
 *共学で同じ教育をすることが正しいと考えてきた
 *男の子と女の子の性差が生得的なものであるならば
 *男女平等の社会をつくるためにこそ
 *男の子と女の子を別々に扱う必要があるのかもしれない
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『言ってはいけない』





「利己的な遺伝子」「男女幸福感の差異」「妊娠」
(ネットより画像引用)
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『レイルウェイ 運命の旅路』『戦争は悲劇』『ウクライナの降伏』

2023年11月07日 | 社会
🌸「ウクライナ人は降伏せよ」と古い知識人たちは言う2

⛳戦争を戦った日本兵が登場していない戦後処理
 ☆日本人兵士たちは大陸でも南方でも、泥沼の戦地で酷い目に遭った
 *当時の彼らは必ずしも反戦だったわけではない
 *「お国のために」「天皇陛下のために」という表面上のお題目ではなく、 
 *「郷土のために」「大切な家族のために」と自分に言い聞かせていた
 ☆自由にものを言えない雰囲気があったのも事実である
 ☆郷土・家族・日本を守るために戦わなければならない
 *このような戦い方は本当に意味があるのかという
 *ジレンマに多くの兵士たちは苦しんだことだろ
 *このようなジレンマは、戦後も終わらなかった
 ☆戦争を喝采していたはずの日本人たち
 *戦後は180度転回して戦争を批判するようになった
 ☆日本社会の態度の変化に、元日本軍兵士たち
 *戦争を経験しなかった団塊の世代が、気楽に「反戦―」と
 *叫んだのとはまったく違う重いジレンマがあった

戦後、戦争と向き合わなかった日本人
 ☆ジレンマは、日本人が戦争にきちんと向き合わなかった
 *戦争が終わってからは新聞も国民も
 *「すべては軍部の暴走」と片づけて 
 *みずからの責任に思いを向けることはなかった
 *自分たちを戦争の当事者として見ることから逃げたのである
 ☆無責任な放り出しは
 *日本の戦後処理をいびつなものにした
 *大平洋戦争を自分ごととして認識することができなくなった
 ☆戦争の当事者を「軍部」という消滅した遠くにあるものに負わせ
 *自分たちはちゃっかり、被害者側を代弁するかのように
 *弱者ポジションを奪ってしまったのである

⛳郷土、家族のために戦うことを認識できない
 ☆「放り出し」問題を、みごとに浮き彫りにした映画作品
 *日本でも公開された『レイルウェイ 運命の旅路』映画
 ☆映画は以下のような物語である
 *ローマクスは捕虜収容所で日本兵から拷間を受け
 *それが戦後もPTSDとなって彼を苦しめ続けた
 *捕虜収容所で通訳を務めていた日本人の男の存在を知った
 *ローマクスは復讐のため、自分の無残な戦後に決着をつけるため
 *ひとり、実在の通訳永瀬隆と対面した
 ☆永瀬は、淡々と「戦争の悲劇を、決して忘れさせない」と言う
 *ローマクスは、これは悲劇じゃない―、これは犯罪だ
 *何が悲劇だ、おまえは犯罪者じゃないか
 ☆無責任な「放り出し」が、実にわかりやすく描かれている
 ☆「悲劇」という言葉
 *自分が戦争を引き起こしたわけではなく
 *どこかのだれかが起こしたものだという「他人ごと」感がある
 ☆拷問され殺害された側から見れば、こんな無責任なことはない
 *ローマクスが激高したのも当たり前である
 ☆無責任な「放り出し」
 *戦争が終わって八十年近くも経ってから、しっぺ返しを食う
 ☆ロシアによるウクライナ侵略戦争の勃発である
 *ロシアに立ち向かって、ウクライナの兵士たちは必死で戦っている
 *アメリカでもヨーロッパでも、西側諸国
 *こぞってウクライナをあらゆる面から支援し、協力している
 ☆戦争の責任を放り出し
 *戦った日本軍兵士たちを一顧だにしなかった戦後の日本人
 *ウクライナの兵士たちにどう向き合っていいのかわからない
 *だから「降伏せよ」などという突拍子もない意見が
 *脈絡もなく飛び出してしまったのだ
 ☆おかしな言論の状況から脱するには、どうすればいいのだろうか
 *無責任な「放り出し」をいまここできちんと認識し
 *戦地に赴いた日本軍兵士たちのわだかまりを
 *わたしたちが初めて受け止めることである
 ☆「侵略と戦う」「郷土のため、家族のために戦う」という行為
 *どのような意味を持つのかを、根幹から議論することが必要なのだ
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『「神話」解体』







『レイルウェイ 運命の旅路』『戦争は悲劇』『ウクライナの降伏』
(ネットより画像引用)
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「生前贈与の波及効果(子ども)」

2023年11月07日 | 人生訓
🌸財産、子どもには死ぬ「前」に与える3

金の価値を最大化できる年齢は「26~35歳」
 ☆贈与の鍵を握るのはタイミングで、死ぬまで待つのが最適でない
 ☆最適ではない時期
 *遅いほど良いわけでもなく、与えないよりはマシだ
 *60歳より50歳、50歳より40歳のほうが最適なのはたしかだ
 ☆譲り受けた財産から価値や喜びを引き出す能力
 *年齢とともに低下する
 *金を楽しい経験に変えるあなたの能力が
 *老化とともに衰えていくのと同じだ
 ☆筆者の多数の人の調査結果からの結論
 *親が財産を分け与えるのは、子どもが26~35歳のときが最善
 *金を適切に扱えるだけ大人になっているし
 *金がもたらすメリットを十分に享受できるだけの若さもある
 *実際には、こんなに若いときに財産を譲り受ける人は少ない
 *かなりの年齢に達したときに、親の遺産を相続するケースがほとんど
 ☆額の多寡だけではなく、できる限り最適なタイミングを考えるべきだ
 *子どもたちには人生の早い段階でまとまった金を与えられ
 *自分も使える金を明確にでき、その範囲で自由を満喫できるようになる

親と過ごす時間が子に与える驚くべき効果
 ☆私たちが子どもに与えられる経験のなかには
 *一緒に過ごす時間そのものも含まれている
 *子どもにとつて、親と過ごす時間は重要だ
 ☆子どもの心のなかにある親との思い出の経験長いほど
 *良くも悪くも彼らの生涯に影響してくる
 ☆幼少期に親から十分な愛情を注がれた人は
 *成人後も他人と良い関係を築け
 *薬物中毒・うつ病を発症したりする割合が低くなる
 ☆「子どもと何かを経験すること」
 *親から人生を学ぶこと、単に一緒に過ごす時間も経験に含まれる
 *これらは、子どもの成長に必要不可欠だ
 *親から子に与えられた愛情や時間は、ときとして驚くべき形で報われる

⛳子どもとの経験か?仕事か?
 ☆私の友人は、父親から莫大な財産を譲り受けた
 * 一方で子どもの頃、父親は仕事で忙しく、家にいなかった
 *経済的には裕福でも、彼の子ども時代は哀しいものだった
 *長年、父親が息子の愛情を怠り、2人の間に亀裂が生じた
 *一緒に過ごせるようになった頃には、気まずさが生じた
 *友人が物質的な富を思い出すことはめったにない
 ☆大切なのは「金を稼ぐこと」と「大切な人との経験」を
 *トレードオフの関係として定量的にとらえ
 *自分の時間を最適化することだ
 ☆子どもと過ごす経験の価値を定量化すること
 *子どものために本当にすべきことは何かを
 *立ち止まって考える良い機会になる
 ☆働くことで得られる経済的な価値と
 *子どもと一緒に過ごすことで得られる経験の価値を比べれば
 *何をすべきかわかるはずだ
 ☆かけがえのない機会が次第になくなっていく事実を意識しながら
 *経験と金のトレードオフについて考える
 *仕事をとるか、子どもとの時間をとるかの判断
 *より深く考えられるだろう
 ☆金に価値があるのは
 *それを使って”有意義な経験”ができるからだ
 *子どもと過ごす時間もこの有意義な経験に含まれる
 ☆金は稼いでいても、 一緒に時間を過ごせず、経験も共有できないのなら
 *子どもに大切なものを与えているのではなく、奪っていることになる
 *子どもの人生を豊かにするのも、一緒に過ごした「経験」なのだ
                      (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
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⛳出典、『DIE WITH ZERO』



「生前贈与の波及効果(子ども)」
(記事・ネットより画像引用)
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