麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

お~い

2011年02月06日 | 鑑賞
 大井町、大森の次の駅で降りて歩いて
「お~い」って叫ぶ場面から始まる芝居を
テアトロ・ド・ソーニョで観た。

 少年は姉と砂漠に。
 別の子供たちは南の島に。
 やがて戦争や終末の地球が
明らかにされる……。

 甘い詩のような、
あるいは少女漫画のような、
ということは80年代の小劇場によく見られた
雰囲気のある芝居。

 美しい台詞が満天の星の数ほど
散りばめられて、グッときた
観客が多かったことだろう。

 ただおじさんには、少々重かった。
 大きな皿に、キャビア、フォアグラ、
フカヒレに松茸と並んだようで……

 白魚に蛍烏賊を、小皿にちょいと
持ってくれれば……
あとは地の酒のぬる燗と
雪が静かに降る音と、
こまたのきれあがった女将が一人。

 それで充分。

 いや。佳い芝居だったんです。
次回詳しく(^-^ゞ
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする