劇団820製作所第10回公演
『スロウ』(作・演出/波田野淳紘)
05年上演のクラシックバージョンと
新たに紡いだニューバージョンの
交互上演。その後者を拝見した。
昨日書いたように、ポエジカルな
素敵な舞台でした(^-^)v
舞台装置は、逆さに吊るされた椅子と
その真下に置かれた椅子のみと
大変にシンプル!
観客の想像力を信じ、
スピーディーな場面転換と
身体性を駆使した演出に切れ味があって
好感が持てました。
ただ。作品の半ばから、
飛行機が重要な意味を持つだけに、
「作品の着地」も決まれば尚佳かった。
作品全体の航跡が、
後半、フラフラして。
まるで乱気流に巻き込まれたようだった。
エピローグも短くピタッと停まるかと
期待したが、滑走路をかなり長く走って停まった感じ。
作演出が同一人物だから、
陥りやすい課題でもあるのだが……。
『スロウ』(作・演出/波田野淳紘)
05年上演のクラシックバージョンと
新たに紡いだニューバージョンの
交互上演。その後者を拝見した。
昨日書いたように、ポエジカルな
素敵な舞台でした(^-^)v
舞台装置は、逆さに吊るされた椅子と
その真下に置かれた椅子のみと
大変にシンプル!
観客の想像力を信じ、
スピーディーな場面転換と
身体性を駆使した演出に切れ味があって
好感が持てました。
ただ。作品の半ばから、
飛行機が重要な意味を持つだけに、
「作品の着地」も決まれば尚佳かった。
作品全体の航跡が、
後半、フラフラして。
まるで乱気流に巻き込まれたようだった。
エピローグも短くピタッと停まるかと
期待したが、滑走路をかなり長く走って停まった感じ。
作演出が同一人物だから、
陥りやすい課題でもあるのだが……。