麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

夜風とつぶやきと叫びと。

2011年07月12日 | 制作公演関連
夜、窓全開で寝ていると
時折、心地よい風が吹いてきて、
時には扇風機を止めるほど。

大いなる節電だ。
まあ、その時間、電気は余っているから
エアコンをつけても良いのだけれど。

3.11から4ヶ月。
失われた尊い命、避難生活の続く方々、
それを支える人々に思いをはせながらも
やもすると、己のあからさまな生活の現実に
押し流されてしまいがちだ。

まだまだ、良い意味での変化は日本中にあり、
冒頭の眠り方も、とても小さな一例。

      

福島での被災をきっかけに放たれた
和合亮一さんの現代詩を核にした舞台
『詩×劇 つぶやきと叫び~深い森の谷の底で』
(7.6~7.7、座・高円寺2)

昨夜、主宰の篠本賢一さんと、経済のまとめを。
それは内々のことで、ここでは伏せるが。

同作品は、二日で完結したわけではなく、
これからも続けていきたい、いや、
やり続けなければならない作品だ、という点で一致した。

言うまでもなく、たやすいことではないが。
変わり始めた我々の、その意識が薄れてしまわないように。

結果論だが。俳優の数の変動ができる構成で、
舞台装置もない、機動力のある作品でもある。

全国どこへでも。たとえ照明設備がなくても。
あるいは劇場ではなく、会議室だって。
我々は飛んでいきます!
コメント
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