イプセンの『ヘッダ・ガブラー』は、
新婚旅行から帰ったヘッダ(渋谷はるか)と
夫のイェルゲン・テスマン(吉田テツタ)が
大臣未亡人の住んでいた邸で
新たな生活をスタートさせる、
そんな場面から始まる芝居で。
そこにヘッダの学友テア(小暮智美)が
訪ねてくるあたりから
静かに物語が転がり始めます。
テアは子供の家庭教師を務める
エイレルト・レーヴボルグ(井上裕朗)を
案じて田舎から町に出てきたのだ。
【文中敬称略】
さて我が妻は、反対に、
今日から田舎(磐田)に帰った。
母の退院に合わせてとの公式コメントだが
ちょうど劇団東演が磐田で公演するから
木山事務所で一緒だった内田龍磨や
『シベリア』で共演した早野ゆかり
。。。客演の両名はもちろん、
何より東演の二枚看板
南保大樹と古田美奈子が
かみさん主宰のラヴィニアに
過去に出演していたりもしていて、
そんな彼らの陣中見舞が
どうやら訪磐の真意のようだ。
翻って再び『ヘッダ~』。
アトリエ・センターフォワードの
第8回公演。
こちらも言葉とは裏腹の心理が
巧みに描かれた戯曲であります。
その攻防をいかに精密に、
と同時にどれくらいエキサイティングに
表現し得るか日々探求する、
渋谷のアジトでの稽古。
(衣装の有島由生の肩越しの
中央が演出の矢内文章。
その向こう楽器を抱えているのは
ベルテ役の小杉美香)
あ、アジトは正式名称ではないっす。
トイレにドアがなく布製のカーテン。
個室まで稽古スペースから少し距離があり、
稽古場の端の柱に板きれで「使用中」と
立て掛けるルールだ。
天井の空調も剥き出しで正に「アジト」。
そんな風情なのだ。
公式ホームページはこちら。
http://centerfw.net/
新婚旅行から帰ったヘッダ(渋谷はるか)と
夫のイェルゲン・テスマン(吉田テツタ)が
大臣未亡人の住んでいた邸で
新たな生活をスタートさせる、
そんな場面から始まる芝居で。
そこにヘッダの学友テア(小暮智美)が
訪ねてくるあたりから
静かに物語が転がり始めます。
テアは子供の家庭教師を務める
エイレルト・レーヴボルグ(井上裕朗)を
案じて田舎から町に出てきたのだ。
【文中敬称略】
さて我が妻は、反対に、
今日から田舎(磐田)に帰った。
母の退院に合わせてとの公式コメントだが
ちょうど劇団東演が磐田で公演するから
木山事務所で一緒だった内田龍磨や
『シベリア』で共演した早野ゆかり
。。。客演の両名はもちろん、
何より東演の二枚看板
南保大樹と古田美奈子が
かみさん主宰のラヴィニアに
過去に出演していたりもしていて、
そんな彼らの陣中見舞が
どうやら訪磐の真意のようだ。
翻って再び『ヘッダ~』。
アトリエ・センターフォワードの
第8回公演。
こちらも言葉とは裏腹の心理が
巧みに描かれた戯曲であります。
その攻防をいかに精密に、
と同時にどれくらいエキサイティングに
表現し得るか日々探求する、
渋谷のアジトでの稽古。
(衣装の有島由生の肩越しの
中央が演出の矢内文章。
その向こう楽器を抱えているのは
ベルテ役の小杉美香)
あ、アジトは正式名称ではないっす。
トイレにドアがなく布製のカーテン。
個室まで稽古スペースから少し距離があり、
稽古場の端の柱に板きれで「使用中」と
立て掛けるルールだ。
天井の空調も剥き出しで正に「アジト」。
そんな風情なのだ。
公式ホームページはこちら。
http://centerfw.net/