漆の製法や漆器の製法などを
虚空蔵(こくうぞう)菩薩から
伝授された日付にちなんで、
日本漆工芸協会が1985年に制定した
「うるしの日」。今日、11月13日。
※
前日に続き、記念日ネタから始まりました。
実は昨日、まくらとして記念日を扱い、
「そんな今日あった出来事」で……と
繋げる心積もりだったのです。
が、たまさか馴染みの居酒屋が作った
記念日をめっけちゃって、
おもいのほかたっぷりと書いてしまった。
本日は再チャレンジになります。
※※
土曜だがら通勤通学もなく、
すいているだろうとタカをくくって
乗った朝7時過ぎのバス
茶髪で、気合の入ったネイルの
若い女性たちが7~8人座っていた。
一人席には2人、最後列には誰も座らず。
残りは二人席にそれぞれ1人で、しかも
通路側に座り、荷物を窓側に置いていた。
私の乗ったバス停では、まだ空席があり、
二人掛けの奥に腰を下ろし、鞄は膝に。
車輌は進み、やがて席が埋まる。
長い爪でスマホと戯れていた彼女達は、
その頃には睡魔に「たまたま」襲われていた。
ので、多くの利用者は立つことに。
やがて、都営地下鉄とリンクする停留所で
一斉に降りた面々。
推しメンのイベントか何かがあるのだろうか。
キャリアケースを引きずりながら、
彼女達はダラダラと歩いて行った。
入れ替わるように、席が埋まっていった。
※※※
人を見かけで判断してはいけません。
数行前の「ダラダラ」は筆者の感情であり、
エビデンスがあるとは言えない。
彼女らの中には・・・
日々のゴミの分別をしっかりしたり、
SDGsのイベントに積極的に参加したり、
子ども食堂のサポートに汗していたり、
・・・そんな一面があるのやも知れない。
そんなことより。
少し昔には、私がそう見られていて、
今は見る側になっているということ。
つまり「オジサン」になった。
そして。
彼女らを「うるわしくない」と感じたなら、
彼女らに伝えなければならないということ。
でも残念ながら。
私が大人になれていないということ。
果たして。
これから変われるのかしら。
まるで自信がないということ。
最後に。
「うるし」と「うるわし」は
少し似ているということ。