麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

いま熱海

2025年03月03日 | 身辺雑記

昨日のブログでは熱海イコール

「貫一お宮」で押し通したけれど、

『金色夜叉』に深い思い入れはなく、

作者の尾崎紅葉も読んだ記憶がない。

ただ『金色〜』が尾崎の病死により

未完であったり、熱烈な読者の求めに

紅葉門下がその後を書き継いでいたり、

多くの映画化ドラマ化の中で

〈天下の大女優〉田中絹代は納得だが、

我々の印象は〈個性的なおばあちゃん〉

浦辺粂子もお宮を何度も演じていて、

少し意外に感じながら、

「けど、彼女にも若い頃はあって、

器量もあって女優になったんだろうし、

加えて地元静岡出身だし」と思い直す。

そーゆー観点でいえば、興味深い。

 

 

「貫一お宮」の像をつくったのは

舘野弘青。彼の別の作品が

熱海駅の新幹線改札に建っている。

 

そのダイナミックな裸体の脇に

目についたのが〈記念スタンプ〉

東海道新幹線60周年の。

かわゆいコスチュームをまとって

敬礼するのは渡辺曜……というらしい

 

 

『ラブライブ!サンシャイン!!』に登場の

スクールアイドルグループ「Aqours」。

9人いるメンバーのひとりで

上記作品の舞台が沼津だそうだ。

 

『金色〜』の有名過ぎる台詞

「来年の今月今夜、この月を

僕の涙で曇らせてみせる」は

知っていても『ラブライブ!』は

とんと解らない。

ただどちらも二次元発で、

そこからメディアミックス展開して

静岡を盛り上げた点は同じなのだ!

 

花火やお城、神社、梅園に遊覧船、

干物、プリン、レモンなどなどと

力をあわせて。

 

 

そいでもって・・・

2064年、新幹線開業100周年。

熱海の海を見下ろすホーム。

「職員さん、私がまだ若い頃に

60周年のスタンプを押したんだ。

沼津が高津千歌、静岡が国木田花丸、

熱海はえーと…渡辺曜だったかな。

しゅかしゅーこと斉藤朱夏が声でさ」

廃業したホテルを改築した施設で

ネパールと中国のミックスドレースの

介護職員に話しかける。

・・・そんな風景があるのかも。

 


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