麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

GaoQiao~続ドラフト2023(後篇)

2023年12月07日 | スポーツ

前回のブログから数日経ちました。

その時に触れたプロ野球ドラフト。

1位の契約金が一億円ではなかった

球団はオリックスと我が愛するヤクルト。

 

前者は高校生だったので、

いきなりの大台は様々な面から

あえて避けたのだろうと理解できる。

とはいえ、ホークスも高校生を指名。

ただ大阪桐蔭の前田悠伍という「別格」、

かつ福岡SBの資金潤沢なのだ

 

かたや、我が燕は慎ましい経営。

レディースが一本一本ヤクルトを売り、

球団を支えているのだ(誇張あり

 

他チームはさておき。

ヤ軍のドラ1は専修大学の西舘昂汰

〈東都7〉の一人だ。

同じくセブンの武内夏暉(交渉権は西武)を

外したあとの1位指名。

背番号は14に決まった。

 

ややこしいのだが、

〈東都七人衆〉には西舘が二人もいる。

佐藤や田中などならいざ知らず、

全国順位6282位で約1500人の苗字が

たった12人の栄えあるドラフト1位に

二人とは奇跡だ。

 

同姓といえば。

ヤクルトの育成ドラフト1位が

筆者と同じ苗字の高橋翔聖投手。

台湾の鶯歌工商高に在学中で、

卒業が来年7月なので来日はその後。

 

やはり肩入れしないわけにはいかない。

ちなみに、ブログタイトルのGaoQiaoは、

台湾での高橋の発音である。

 

台湾の高校生が指名されるなど、

NPBも多様化が随分進んだ印象だ。

ドラフト2023でいえば、

ワォーターズ璃海ジュミル

(内野手/日本ウェルネス沖縄)が

楽天のドラフト4位。

シンクレアジョセフ孝ノ助

  • (投手/徳島インディゴソックス)が

西武の育成1位。

 

ジュミルは、生まれたのは米国ながら

2才から沖縄で、高校は前述の通信制。

全国各地にサテライト展開する沖縄校だ。

 

昨今、甲子園に出場経験のない高校から

ドラフト指名される若人も増えたが、

さらにそのベクトルは拡がっている。

 

逆にシンクレアは埼玉で生まれながら、

ほぼカナダで生活し、米の大学卒。

MLBに惜しくも届かず、

日本の独立リーグを選択した。

そして僅か一年でのプロ入り。

 

独立リーグに照射すると、中日が

ドラフト5位を茨城、育成の1~4位も

順に茨城・愛媛・栃木・大分と、

大量5人を指名した。

12球団でも全体で20人超が独立Lから。

 

結成時、社会人野球より弱いとも言われた

独立リーグだが完全にプロの受け皿になった。

 

ほかにも注目の〈新人〉はいるのだが、

それは別の機会にあらためて。

 


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