麒麟琳記〜敏腕Pの日々のつぶやき改題

還暦手前の身の回りのこまごま。
スポーツや映画演劇など。

正月二之席(弐)〜客入りは何処も

2025年01月21日 | 鑑賞

新年を「笑い初め」から始めたら

一年笑って過ごせるかな、と

寄席に行ったのは1月17日。

さすが「正月二之席」は

顔ぶれも豪華!と書いたのは昨日。

 

また、知らない芸人さんを知り、

その芸に感心したり落胆したり。

 

カンカラ三線の岡大介は

「めっけもの」だった。

ただ字数を費やしそうなので

またの機会にゆっくり。

 

 

客層は平日昼だったせいもあり

かなりの高齢で。

デートに来た一組もあったが、

歳は恐らく40前後と見た

それが「若い方」で

食事どきには出ていった。

何たってデートだもの、

三三の噺も終わった18時頃に。

 

これまた昨日書いたが、

昼席トリの林家正蔵目当てが多く、

かなりの入りだったけれど、

夜の部の始めには30人ほどに。

その後も減るばかり。

 

かくいう演劇界も

マチネは入るがソワレが厳しく、

昼10回夜4回のようにステージ割を

偏らせるところが目につくこの頃、

会社帰りの働き盛りを寄席も

キャッチできていないよう

話が逸れた。

 

客も高齢だが、演者もベテラン揃い。

奇術のアサダ二世には憐憫すら覚えた

が、あとで調べたら76才。

実年齢は「さほど」いっていなかった。

この日の高座でいえば、

11代金原亭馬生が77才でかくしゃく。

 

さらに上もいて、林家ペーが83才。

声は出づらくなっていたけれど

経験の力で、十二分客を惹きつけた。

ネタ終わりの引っ込みに多少、

1941年生まれが滲みはしたけれど。

 

そうそう。アサダはトランプを

「確実に投げます。手をあげて」

と客席に放ったが、

コントロールするのは難しく

「あれ?」と素直に首を傾げ、

次々とスナップをきかせ……

その一枚は僕の手元にも。

 

 

文庫本の栞として使ってます。


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