昨日の雨も上がりきれいに晴れました。雨のあとの晴、多くのタカが渡ることは期待できましたが、いろいろあっていつもの時間に観察地に行ったらジューヤクさんたちが大忙しでした。
この時間は観察地のあちらこちらから現れるので双眼鏡の向きもバラバラです。
タカ長が行った時点でハチクマが60羽。間違いなくねぐら立ちと言えるハチクマですね。
朝早い時間は観察地の上には一点の雲もなくて、老眼の目には厳しい観察になることが心配されましたが、やがて高層に白い雲が現れてきて、その雲がいつの間にか空全体に広がって観察しやすくなりました。
この写真、4羽のハチクマを追う(?)飛行機をワンショットにおさめたかったのですが、うまく撮ることが出来ませんでした。
ハチクマも思った以上に出ました。それも観察地の頭上でゆっくりと帆翔するグループもあって十分楽しむことが出来ました。
いっぱいにズームしないで撮ったものです。背景の雲がもう少し表情があると良かったのですが、、、、、なかなか思い通りに飛んでくれません。写真の出来は別にして、とにかく頭の上を帆翔していることだけはご理解いただけるはずです。
今日も撮り逃がししました。思わぬところからハチクマが現れて、、、、シャッターを押したときは完全な後ろ姿でした。
そのハチクマはタカ長カメラではきびしい距離まで飛んでいってから帆翔を始めました。もうしこし近くで撮りたかった個体です。
天気予報ほど気温は下がっていませんが、空には秋らしい雲が目立ってきました。このような雲をバックに数十羽のハチクマが流れてくることを想定してカメラの準備をしていましたが、この時間からハチクマはバッタリ飛ばなくなりました。これで今シーズンのハチクマは終わり?????
タカ長が15時30分に帰るときのハチクマの数は584羽でした。雨上がりとは言え思った以上に飛んでくれました。これでタカ長観察地のハチクマの総数が5000羽の大台をはるかに超えてしまいました。
ハチクマの渡りに急ブレーキがかかったような感じですが、そのかわりサシバ、ノスリ、チゴハヤブサ、ツミ、ハイタカ、、、、などいろいろなタカが飛び始めました。
秋の渡りも前半戦が終わり、そろそろ主役が交代することになりそうです。