タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

ベニマンサクの紅葉

2011年10月21日 | 山歩きから
 今日は県北の山歩きを予定していましたがあいにくの雨予報のため、予定を変更して廿日市市の「おおの自然観察の森」に行きました。

 今年はマツタケが豊作なのか、近くにはマツタケを採りに来たらしい車がたくさん駐車していました。私たちの目的はマツタケではなくて、おおの自然観察の森から大野権現山に登ることとベニマンサクの紅葉を見ることです。

 ベニマンサクは他の落葉樹より早く紅葉します。色々な情報をもとに今日が見ごろ、と判断したのですが、、、、、。

 イマイチぱっとしなかったのは天気が悪かったからでしょうか?大野権現山を下りて現場に行ったときは小さな雨が降っていました。このような写真を撮るときは快晴も良くありませんが、雨も良くないようです。

 とにかく写真を紹介します。

            

           

      

            

      

      

 「ベニマンサク」は,別名マルバノキ属(丸葉の木)で,大野町では昔から「ばんの木」と呼ばれ,広く町民から親しまれ町の木に指定されています。「ベニマンサク」は,長野,岐阜,愛知の3県を中心に近畿,中国地方及び四国のごく限られた地域に分布しています。大野町の「ベニマンサク」は,学術上貴重な不連続分布の例として広島県の天然記念物に指定されています。第3紀(200万年前)?以来,地殻変動などで海底に没したこともない平穏な限られた地域で,太古より生き続けた「ベニマンサク」は,まさに生きた化石と思われます。

 地元の大野町のホームページには以上のように説明されています。

 これでわかるようにベニマンサクは全国どこででも見ることが出来る木ではないのです。

 昭和12年5月28日 広島県の天然記念物に指定されています。