ブログで紹介したように昨日はチョッとだけ勉強しました。
この歳になっても何かを学ぶことは楽しいものです。年金生活者の勉強は誰かに強制される勉強ではないので楽しいですね。
先日はこのような本を買ってきました。これを読むのも勉強といえば勉強です。
この種の本は何冊も持っているタカ長ですが、それでも気になる本に出合うとつい買ってしまいます。
本を読んで、何か一つでも知見を得ることができれば万々歳、そのような気持ちで本を読んでいます。
この本ではいろいろなことを学んでいます。
若いころから山を楽しんでいたタカ長、自分なりに勉強してきたつもりですが、、、、、
だからと言って人さまに誇れるようなものは何もありません。誇れるものはありませんが、山を通じて色々なことを経験できたことは、自分の中で宝物になっています。
これはそのころ読んでいた本です。290円という価格が時代を思わせます。
山を歩くために必要なことがコンパクトにまとめられており、タカ長にとってはバイブルといってもよい本です。
そのころの登山で気象係を担当して、ラジオの気象通報を聞きながら天気図を作成していました。自分なりにやっていて、まがりなりにできていましたが、今はすっかり忘れて出来なくなっています。
そもそもいま「気象通報」が放送されているの???
天気図を書く用紙を売っているの???
いまではいろいろなメディアから気象情報を得ることができるので、天気図を自分で描いて、そこから天気を予報する必要もないのでしょう。
もし、今でも天気図が描けるとしても、それは「死んだ技能」だと思われます。
食料担当、、、、つまり炊事軍曹をしたこともあります。
タカ長たちの山は長くても一週間くらいでしたが、その間の献立を考え、必要な食料のリストを作り、まがりなりにもカロリー計算もして、登山中にシャリバテしないように留意していました。
どのようなものを食べていたのか、具体的なことは思い出せませんが、最後の夜の、残りものを全部つかった「やみ鍋」の味は何となく覚えています。
残りものをひとつの鍋に放り込むので、視覚的には絵になりませんが、、、、そのため夜たべることにしていたのですが、それでも味だけはバッチリ、まずいと思ったことはありません。「空き腹にまずい物なし」だったのかも分かりませんが、、、、、、。
このやみなべの味を知る登山者は多いはずです。今のようにしゃれた「山メシ」が出まわる前の、あの味を知っている人は幸せだと思っています。
そのような経験を持っているので、タカカノが1週間や2週間くらいの旅行しても、こと食べることに関しては気になりません。
何か勝算があるわけではありませんが、食べることに不自由するのでは、という不安もありません。
何となく何とかなると思っていて、、、、何となく何とかしています。スーパーで出来合いのものを買ったこともなく、外食をしたこともなく、何とかしています。
そのように思えるのは若いころの「炊事軍曹」の経験が役立っているのかも知れません。もし、そうだとしたら、これは「生きた勉強」だったことになります。
2本の足だけあれば誰にでも出来る山登りですが、自立した登山者を目指せば勉強することはいくらでもあります。
その面でいえばタカ長はいまだ「道半ば」です。だから上記のような本を買うのです。
今ではネットで勉強することも出来ますが、ネット情報は玉石混交で、シッカリした情報をさがすためには、それなりの登山経験が必要だと思っています。
いずれにしろ、公序良俗に反しないかぎり、何を勉強しても、学んで何かを知ることは楽しいものです。
タカ長など偉そうなことは言えませんが、このような勉強にはテストがなくて楽しいのですから、これからもボツボツ勉強することにします。
その中心に山がらみの勉強があるのですから、やはりこれは「楽しい勉強」ですね。