タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

佐世保タカ見旅から~18

2018年09月22日 | タカの渡り
充実した一日

天気が回復しました。

それを見越して早朝出発、6時には例の観察地に着きました。

早朝は雲の劇場、雲が色々な表情を見せてくれました。しかし、その写真の整理はこれからです。

    

ハチクマの渡りは19日とは別ルートでした。

19日にたくさん見つけた屏風岳の上ではまったく見つからなくて、ほとんどは頭の上を通過してゆくか、、、、

    

この画像の左から、時には左のピークの向こう側にかくれ、志々伎山の左のほうで帆翔して高度を上げ、尾根の向こうに消えて行くのが多かったです。

渡りも6時過ぎから始まりました。

    

このように朝焼け雲とワンショット、、、、という写真も何枚か撮りました。

10時ころからは頭上高く飛ぶハチクマが多かったのですが、、、、

    

早い時間にはこのような写真を撮るチャンスが多くありました。

その意味でも今日の観察は良かったです。

    

志々伎山のそばを飛ぶハチクマを撮りましたが、映っていたのは最大11羽でした。

ズームインし過ぎるとどこの山か分からなくなるので、これくらいがいいとこでしょうか?

今日は終日風があり、集中力を切らさないで観察できました。

自分でもびっくりするくらい遠くのハチクマを見つけることができました。

それよりヒットだったのは10倍の双眼鏡で見え隠れするアカハラダカのかたまりを3度見つけたことです。

観察には運がつきまといますが、その点今日のタカ長は運がよかったようです。

今日の結果です。
        ハチクマ      1205
        アカハラダカ     206


ということになりました。

しかし、特にアカハラダカのかたまりなど正確には数えられないので、かなりアバウトの数字になっているはずです。

14時半で観察を終了しましたが、夕方まで観察すればまだまだ記録できるはずです。

しかし、一家の主夫をしなければならないタカ長にはそのあたりがいっぱいですね。




佐世保タカ見旅から~17

2018年09月22日 | タカの渡り
あ~ぁ、撮りにがし

天気が気になるのはタカ長だけではありませんが、渡り観察をしているといつも以上に気になります。

色々なサイトを見て参考にしていますが、最近はこのサイトの予報通りに天気が推移するよう感じています。

    

この予報を信じて22日は早朝出発で平戸島に行くつもりです。

そのため予約投稿します。

これがアップされるころハチクマが川の流れのように渡って来るはずです。

    

21日は終日雨予報でしたが雨はほとんど降りませんでした。

北九州で観察している仲間からtう次々渡って来る、、、、というメールが来たので冷水岳に上ってみました。

しかし、山頂部は深いキリ、そのため中腹まで下りて、車の中から観察しました。

    

半信半疑で待っていると目の前の尾根の向こうから3羽の鳥影、、、、よく見ると1羽ははハチクマでした。

そのあともハチクマらしき鳥が何羽も流れて行きました。低く、低く飛んで行く個体のほうが多かったようです。

それを見ていると頭の上に鳥影、、シッカリ見ると間違いなくハチクマでした。

しかし、確認に時間をかけたため撮影準備が出来たときは背後に消えていました。

まず撮ってみて、あとから確認すれば良かったのに、と思ってもあとの祭りです。

そのあたりはトビやらカラスもたくさん飛んでいるのでシッカリと見たかったのです。

ガスが流れていて、風が強くて、観察条件が良くなかったのですが、、、、、、、

    

この電線が邪魔をしたことも事実です。

よくあることですが、本日もまた一番のチャンスを撮り逃がしました。

天気がハッキリしないなか2時間半くらいねばり14羽のハチクマを記録しました。

しかし、それが渡り個体かどうかは判断できませんでした。

海の方向ではなく、南の方向に流れていったのでタカ長には判断できないのです。








佐世保タカ見旅から~16

2018年09月21日 | タカの渡り
平戸島先端部での出逢い

19日、志々伎山麓で観察している時に若い男の人から声をかけられました。

初めはとりとめのない話をしていたのですが、私たちの話に何かを感じたのか、、、、

「私は平戸市地域おこし協力隊のもので、、、、」と名刺を出されました。

名刺に書かれた住所はここ志々伎町。地元の人でした。

          

タカ長はここ平戸島だけではありませんが、タカの渡り観察をしている時に話しかけられたら可能な限り丁寧に応対するよう心がけてきました。

私たちが行っている渡り観察は、一般の人から見ると何となくうさん臭いことをしているように見られているのでは、と感じているからです。

広島であろうと平戸島であろうと、地元の人とトラブルを起こすと渡り観察はできなくなると考えています。

その思いは渡り観察を始めたころから今日まで変わっていません。

    

ここ平戸島でも地元の人から何回も話しかけられました。しかし、名刺を出されたことは今回が初めてです。

タカ長が平戸島で観察しての印象ですが、ここがタカの渡り観察の適地であることを知る人がほとんどいないのです。

    
    
一般の人は仕方ないとしても、冷水岳で渡りを見ている地元の人もほとんど知られていないか、平戸島先端部には無関心でした。

せっかくこのようないいところがるのに、そのことが知られていないことが残念でした。

そのようなときに町おこし協力隊の人から話しかけられたのですから、タカ長にとっても渡りに船、タカ長や一緒に観察していた仲間も丁寧に対応してくれました。

    

午後には地域おこし協力隊の活動に熱心に取り組んでいる女性隊員の人も来られ、平戸島先端部がタカの渡りの最適地であることを説明しました。

残念だったのはその時間にたくさんのハチクマが渡って来なかったことです。

    

これを見るまでもなく、平戸島先端部はタカの渡り観察のすぐれた観察地です。そのことをまず知ってほしいのです。

今回の出会いがこの先どのようになるかタカ長にも判断できませんが、タカの渡り観察が地域おこしの一助になることを信じているタカ長としては、この出会いがいい方向に育ってくれることを願っています。

佐世保タカ見旅から~15

2018年09月21日 | タカの渡り
朝食の一例

この時間、雨は降っていませんが、今日は一日雨予報です。

今日一日のんびりとして、土日は頑張るつもりです。

    

人さまにお見せできるものではありませんが、これが今朝の朝食です。

何やらあやしいものを食べています。

気をつけているのはただひとつ、あやしいものを食べるのはいいけど、腹はこわさない、、、、

ということです。

それだけは気をつけながらもうしばらく滞在することにしています。

佐世保タカ見旅から~14

2018年09月20日 | タカの渡り
初めての佐世保バーガー

昼ころ激しく降った雨ですが、夕方にはあがりました。

しかし、どんよりとした曇り空です。

週末までの予定で来ていた鳥友はこの天気のため帰って行きました。

明日までは雨予報で、天気が回復しそうな週末には帰らないといけないのではその判断は当然のことですね。

タカ長はその週末に期待しています。

    

何度も佐世保に来ているタカ長ですが、これまで佐世保バーガーを食べたことがありません。

今日はその佐世保バーガーを買うチャンスがあったので夕食用に買ってきました。

もともとこの種のものを食べていないので、これが美味しいのかどうかタカ長には判断できません。

ということでノーコメントですが、、、、、、、

その他のものは山の仲間や鳥友たちが残したものです。

その残りものが多くて、飯だけ炊けば残りもので1週間くらい生きて行けそうです。

    

いまの天気予報通りだとしたら、この週末と来週半ばに期待しています。

北九州の鳥友からの情報だと、今日のような天気でも、雨が降っていない時間に16羽のハチクマが渡って行くのを確認したようです。

いまは渡りの時期なので、多少の悪天など気にしないで渡って行くのでしょうか。

ハチクマって私たちが考える以上にタフなのかも分かりません。

せっかくこちらに来たのですから、昨日のような渡りをあと2回は見て帰りたいと思っています。


佐世保タカ見旅から~13

2018年09月20日 | タカの渡り
あ~ぁ、雨予報

    

ご覧のような雨になりました。

長崎はどこへ行っても雨のようです。

これでは何も出来ないので、今日は休養日です。

昨日まで何かと忙しかったので、今日は負け惜しみではない、本当の休養日になります。

    

昨日近くを飛んでくれたのはこのミサゴだけです。

しかし、、、、昨日は本当にいいことがありましたが、あれは動画の世界でした。

写真的には少し高かったですが、動画に撮れば感動的なものが撮れたのかも分かりません。

その上昨日はいい出逢いがありました。

その件は後日記事にするつもりです。

この雨は前線によるもので、先の予報はアテにならないところがあります。

ということにして、もうすこしねばるつもりです。

佐世保タカ見旅から~12

2018年09月19日 | タカの渡り
ザ・ワ・タ・リ

忙しい一日か終わりました。

今日も充実しか一日でした。

    

昨日やってきた鳥友と4名で志々伎山のふもとに行きました。

昨年と同じポイントで観察し、今年も素晴らしい結果を得ることができました。

昨年のドラマの再現、それを鳥友たちに見てもらうことができて満足しています。

    

今日のタカの流れはこの屏風岳方面からでした。

あの山の方向で見つけたハチクマが帯のように流れて来る時間もありました。

その流れを見ていると「ザ・ワ・タ・リ」という表現がピッタリだと思われました。

    

次々と流れてきたハチクマは一気に目の前の尾根を越えたり、、、

その尾根の上で帆翔したり、とにかく素晴らしい渡りを見せてくれました。

今日の結果です。
        ハチクマ    1638
        ノスリ       1
        アカハラダカ   233
        チゴハヤブサ    1

明日から雨予報です。次の「ザ・ワ・タ・リ」はその雨が上がったあとに訪れるはずです。

その日を期待して民泊クロ兵衛に滞在することにしています。


佐世保タカ見旅から~11

2018年09月18日 | タカの渡り
皆で盛り上がっています

山の仲間は帰りました。

それと入れ替えに鳥の仲間がやって来ました。

彼らと冷水岳にも行きました。

    

タカ長がいた時間はあまり飛びませんでしたが、、、、

佐世保駅にやって来る仲間を迎えに行った時間に多く飛んだようです。

意地悪といえば意地悪ですが、このようなことはよくあることです。

この写真に写っているのはトビです。ある時間トビがたくさん飛んだので、コンデジのワイド側で撮ってみただけです。

    

展望台の下に見える棚田です。

あの上を飛ぶハチクマを撮りたいのですが、未だに成功していません。トビは撮ったことがあるのですが、、、、、。

    

定番の日程を消化して民泊クロ兵衛で夕食、、、、

広島、三原、奈良の仲間が一緒になって盛り上がっています。

残念なのはいつもの魚屋さんが休みだったことです。

あの刺身は明日にお預けです。


佐世保タカ見旅から~10

2018年09月18日 | 携帯から投稿
9月17日、タカ長は冷水岳で渡り観察、さくちゃんたちは黒髪山登山を楽しみました。

そして、、、、、あっという間の3泊目の夕食です。

    

ここに来たら生きた魚ですね。

広島とは違った魚が楽しめます。しかし、魚音痴のタカ長は下手なコメントは差し控えます。

    

魚屋さんで買ったものだけではなくてご近所のはっちゃんからの差し入れもあります。

そのはっちゃん曰く。

こんな魚は食べ飽きている。

魚が好きで、魚が食べたくて山の村から海辺の村に嫁に来たのに、毎日生きた魚ばかり食べていると、さすがのはっちゃんも食べ飽きてくるようです。

    

この魚屋さんや今村水産は民泊クロ兵衛のご近所さんで、クロ兵衛の親父も帰省のたびにお世話になっているようです。

生きた魚のない夕食など考えられないのでしょう。

    

それぞれの健闘を祝して乾杯。

手前のタカ長のコップにはビールが見えないようですが、、、、、一応少しだけ入っているのですよ。

第一陣のさくちゃんたちは天気にも恵まれ、予定以上の成果を上げたようです。

皆さんお気に入りで、、、、、誰かさんは、、、、お父さんを連れて来ようかなぁ、と発言。

お父さんと一緒なら2週間でもおられるというのがその理由で、、、

お父さんに登山口まで送ってもらい、、、、下山口まで迎えに来てもらい、、、、

考えればずいぶん勝手な奥様にみえますが、酒と魚と観光の好きなお父さんなら、一見かあちゃんの勝手すぎる、民泊クロ兵衛滞在も案外いいものかも???

その時は名前を変えて「リゾート民泊クロ兵衛」ということになります。

これってなかなかいいアイデアだなぁ。


佐世保タカ見旅から~9

2018年09月17日 | タカの渡り
あえなく敗退

今日はタカ長とさくちゃんたちは別行動です。

タカ長は冷水岳で渡り観察、さくちゃんたちは有田の黒髪山登山です。

その登山の前に、ここから歩いて行くことも可能な橋岩山に行ってみることにしました。

この山のことを教えてくれたのはさくちゃんで、黒ベエの親父も知らなかった山です。

さくちゃんの情報収集能力には舌をまきます。

     
                                画像はネットから借用

その橋岩山のウリはこの岩場で、あの岩は「落ちない橋」といわれているとかいないとか、、、、、。

黒髪山登山のウォーミングアップのためにその橋岩山に行ったのですが、、、、

この林道を見つけるのにウロウロしました。やっとのことでお目当ての林道を見つけて上って行くと「岩橋山入口」の案内板はすぐに見つかり、、、、

    

その案内に従っこのような道を歩いて行くと、その道は山頂らしきところには向かっていなくて、、、、、、、

    

このまま行くと元の車道へ出るようです。

途中からひき返し、、、、

    

見上げれば尾根の上に岩が見えました。

あの岩が「落ちない橋」などがある岩なのかどうか、それは分かりませんが、あの岩まで登ると様子が分かるような気がしました。

しかし、そこへ向かう道らしきものはどこにもなくて、、、、

この様子では黒髪山登山のウォーミングアップなどと呑気なことはいっておれなくなりました。



もしあの岩のところに行くとしたら、あの尾根を登るしか方法はなさそうですが、そのためにはものすごいやぶ漕ぎを強いられそうです。

ということで、今日のところはあえなく敗退。

ネットから借用した画像通りだとチョットした名所になりそうですが、あの様子では整備された登山道があるとは思えません。

少しばかり寒い時期に来る機会があれば、やぶ漕ぎ覚悟でリベンジしてみたいとは思いますが、そのようなチャンスに恵まれるかどうか?

とにかく気になる橋岩山です。