タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

風は怖い

2018年09月05日 | 山歩きから
台風21号は関西地方を中心に大きな被害をもたらしました。

報道される映像を見ていると現実離れしているようで、、、、映画を見ているようで、、、、

東日本大震災の時と同じように、被害の現実とタカ長の感覚のあいだに乖離があるように感じます。

しかし、これはまぎれもない現実、心からのお見舞いを申し上げます。

タカ長の友だちのところには被害がなかったのかなぁ、、、、ただただ無事を祈るだけです。

このように大きな被害が出たのは何といっても風の影響ですね。素人にもそのことが理解できます。

風は怖いです。

    

山でも風は怖くて、私たちが行くような小さな山でも風のことは気にかけています。

仲間たちには雨のため明日の山は中止、とメール連絡することがありますが、そのとき雨とともに風の強さを判断基準にしています。

山では雨より風のほうが怖い、と考えている登山者は多いはずです。

しかし、そのことを知らない登山者が多いのも事実です。

古い話ですが、例のトムラウシ山の遭難事故のとき、耐風姿勢がとれない人が何名もいたと聞いたような記憶があります。

そのことと遭難事故とは直接的には関係しないのでしょうが、高い山を登るものとしてそれくらいは知っていてほしい、というのが正直な気持ちです。

    

仲間たちと白馬の稜線を歩いて岩陰を出た稜線で強風に遭ったことがあります。

タカ長はすぐに腰を低くしましたが、仲間たちはそのままの姿勢、、、、それを見て、、、

「こらぁ、腰を低くせんかぁ!」と、思わずどなりつけました。

ご存知のように風は呼吸します。強風の中を高い姿勢で歩いていると、突風でバランスを失うことがあり得ます。

北アルプスの細い稜線でバランスを崩すと大変なことになりかねません。その判断がとっさにできない登山者が多いのでは、と思っているのです。

    

風の強い、このようなところで咲いている花を見ると、そこに咲いているそのことに感動します。

そのような花を何度も見てきました。

このようなところで命をつないでゆくのは大変なことですね。

    

最近読んだ「萩原編集長の山塾」にも風の怖さについて書かれています。

そこに紹介されている写真は快晴無風の北アルプス、、、、のように見えるのですが、よく見ると画像の下に写っている登山者は斜面に両手をついています。

説明によるとこのとき稜線では20メートル近い風が吹いていたそうです。

それだけの風が吹いていたら、立って歩くことはまず不可能です。

萩原編集長のコメントです。

悪天候というと、まず雨を連想する人が多いことだろう。もちろん「好天=晴れ」に対して、悪天の代表が雨であることに間違いはない。ただ、山で特に気をつけるべき気象要素は、雨よりもむしろ「風」であることを知ってほしいと思うのだ。

冬の大山で風の怖さを何度も経験しているので、萩原編集長のこのコメントの真意はよく分かります。

とにかく、風は怖いです。



ベルさん有難う

2018年09月04日 | 日々雑感
実は先日からブログの作成画面が変わり、今まで通りのことが出来なくなっていました。

何かあったら人を疑うのがタカ長流ですが、人を疑っても問題は解決しないので、、、、

困ったときはベルさんへ、、、、、、ということで、ベルさんにその原因を教えて頂きました。

教えて頂ければチョッとしたことですが、それが分からないタカ長です。

そもそも自分で考えることをしないで、困ったときは人頼みですから、いつまでたっても上達しません。

佐世保に行くときにはカシモバでルーターをレンタルしています。

この黄色のところが出来なくなっていたのです。

タカ長のパソコンは最近調子が悪くて、、、、、、というとまた言い訳になりますが、、、、

せっかくの記事が終了直前に、一瞬にして消えてしまい、熱が出そうになることも1度や2度ではないので、Gooが勝手にシステムを変えたのだと思っていたのです。

人を疑ってはいけませんね。

ベルさん、有難うございました。そのお礼に、、、、、、

             

はい、この写真です。20年以上前に由布岳の山頂で撮ったものです。

そのころのタカ長は地味な服装だったのでどこにいるか分からないでしょう。

いまのように、赤とか黄色ならすぐに分かるでしょうが、そのころは普通の服装をしていました。

ということは、最近ド派手な服装をしているのは加齢に対する抵抗なの???




佐世保行きの準備?

2018年09月04日 | 日々雑感

関西地方を台風21号が通過中です。その台風は強力で被害が出ないか心配です。

関西には鳥友やブロ友がいるので案じていますが、、、、無力なタカ長には何もできません。

大事ないことを祈るだけです。

こちらは雨が少し降ったくらいです。その雨のため今日の裏山歩きはキャンセルしました。

毎週のように山を歩くのですから、このような時に無理する必要はありません。

タカ長にとってはある面では恵みの雨で、佐世保行きの準備を始めました。

といっても、カシモバでルーターをレンタルする手続きをしたり、、、、、

スーパーに行って段ボール箱をもらってきて、佐世保に持って行く小物をその中に入れたり、、、、

という程度の準備です。

    

その佐世保でベースにするのはこの冷水岳の展望台ですが、もちろんそれだけではありません。

今回は関西や広島県東部から鳥友が来る予定なので、彼らが一番楽しみにしている

    

この志々伎山麓に行くことになります。

彼らの詳細な予定は聞いていませんが、今回は山友だちもやって来て、この志々伎山や有田の黒髪山に登ることを予定しています。

その山友といれかわりに鳥友がやってくる予定で、民泊クロ兵衛は大入り満員になりそうです。

ということは、民泊クロ兵衛で独り淋しく夕食をする回数が少なくなる、ということなので、嬉しく思っています。

    

現地では昨年以上の渡りを見たいのですが、、、、、

それ以上に、山友や鳥友と山談義、鳥談義ができることを楽しみにしています。

今回佐世保にやって来る人は山の面でも、鳥のほうでもタカ長の上を行く人ばかりですから、、、、、、。

といいつつ、あの空がタカでいっぱいになった昨年のドラマの再来を期待しています。

平戸島先端部でタカの渡り観察をする人は少ないようなので、ここで大きな渡りを見てもらい、そのことをいろいろな人に宣伝してもらいたいと考えているのです。

 

 


雲が遊ぶ山

2018年09月03日 | 山歩きから

今日も晴れです。34℃の予報です。相変わらずの残暑です。

いつもの駐車場ではタカの渡り観察が始まったようですが、こう暑くては出かける気になれません。

不真面目なホークウォッチャーとしては、もう少し涼しくならないとその気になれません。

    

今日はチョッと詩的なタイトルにしました。昨日行った道後山は何となくそのタイトルが似合う山だと感じているからです。

岩樋山の山頂まではこのようなところを登っていきますが、岩樋山の山頂が近づくと樹木はなくなり、森林限界まで登ったような気分が楽しめます。

その岩樋山の山頂から先が道後山登山の真骨頂だと思っています。

    

草原状の山肌に雲が影を落とすのを見ながら歩くことになります。

その雰囲気が若いころから好きでした。

若いころは、、、、少なくとも心だけは高い山のほうに向いていましたが、このようなメルヘンチックな山を歩くのも好きでした。

その気持ちはいまも変わりません。

    

そのようなタカ長にとっては昨日の天気は最高でした。

一点の雲もないような天気では雲の影さえ見えません。

雨模様の天気だと雲の影ができないのはもちろんですが、子どもたちも参加しているファミリー登山では登山そのものの気づかいがふえて、詩的な気分を味わうことなどできません。

昨日の天気はその中間ともいえる晴れだったので、道後山を歩くには最高の天気だと思ったのです。

    

このような山歩きを楽しむことができる山は、広島県には他にもありますが、、、、

個人的にはこの道後山が最高だと考えています。

体力的にも楽な山なので、この山にはまだまだ登れそうですが、問題は登山口までのアクセスです。

いまはまだ車で行けますが、車の運転に問題が出てくると、この山は遠すぎる山になります。

そのようにならないためにも、体の健康と運転技能の維持には気をつけたいものです。

といっても、具体的には何をどうすればよいのか分かりませんが、、、、、、、。

          

岩樋山の山頂で4年生と1年生の3名でワンショット、、、、のつもりでしたが、、、、

仲間が送ってくれた写真はご覧の通りでした。

1年坊主はじっとしていないなぁ、、、、、。

 

 


道後山ファミリー登山

2018年09月02日 | 山歩きから

昨日、天気を気にしながら投稿したのですが、何かトラブルがあったのか、タカ長のやりかたが悪かったのか、上手くできませんでした。

    

昨日使った天気予報です。

結果はこれと同じで、雨の心配をすることもなく無事に終わりました。

ファミリー登山には子どもたちも参加しているので、いつもの登山とは違った気づかいがありますが、皆で協力してトラブルなしで終えることができ、関係者一同喜んでいるところです。

    

今回は貸切バスを利用しての登山です。

標高1000メートルまでバスで行くので体力的には楽な登山です。

下山したとき子どもたちに聞いたら、予想通り楽だったといってくれました。私たちのファミリー登山はこの程度の登山が適しているようです。

   

月見ヶ丘から岩樋山に登り、そこから草原状の尾根をいったん下がり道後山の山頂を目指します。

   

昔、このあたりでは牛が放牧されていたようですが、いまは放牧の気配はありません。

それでも大きく成長した灌木類はありません。タカ長が若いころの雰囲気をいまに残しています。

        

道後山の山頂に向けて最後の登りです。

ご覧のように雨の心配がない天気でしたが、、、、、

期待していた伯耆大山には雲がかかっていてハッキリ見ることはできませんでした。

残念だったといえばそれくらい、今日も楽しいファミリー登山でした。

    

タカ長は最後部を歩いたのでこのような写真しか撮っていません。

道後山から大池コースを歩いて下山中です。前方に見えているのが岩樋山です。

今回の参加者は30名、そのためいつもより隊列が長く見えます。

私たちが道後山の山頂で昼食を済ませて下山している時間に、岩樋山から道後山に向けて多くの人が下りていました。

山は「早だち」という常識は無くなっているのでしょうか?

もあれ、今日もひと山すませて、チョットした達成感を感じています。

これがあるからファミリー登山に関与できるのでしょうね。