武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

福田タイタニック号の警報機。 長野聖火は燃えているか。

2008年04月21日 | 人生の意味
地回りの古賀あたりが、年内秋に解散風が吹くぞと再三脅かしているが、何度も言うように、福田内閣の総辞職、首班のすげ替えはあっても、年内解散はない。今日(4・21)朝日新聞発表の世論調査では、福田内閣支持率25%、不支持が60%に達し、後期高齢者医療に反対なのが70%でお年寄りの反乱が始まった。こういう世間の逆風の中、どうやって自民は解散ができるのか。
自民の敗北という生易しいものではなく、歴史的大惨敗は必至であり、3分の2の議席云々の話ではなく、自民が100議席を失うことは確実であり、それこそ良くて200を切る攻防になるだろう。自民党代議士の累々たる屍が並ぶ。
福田さんの心中を明かせば、七月の北海道洞爺湖サミットまでは岩に歯を立てても頑張るが、それを有終の美として、後は「よきに計らえ」とばかりに政権を投げ出す覚悟である。
後の首班は、漫画太郎の麻生が出馬するだろうが、本命の中川昭一が火中の栗を拾うかどうか、そして前にも述べたが、町村、谷垣、額賀あたりでは、カエルの屁みたいなものだから話にもならない。
それにつけ思うのは、自民には人材がいなくなった。自民は政権担当能力を失いつつあるのではないのか。自民が衰退した一番大きな理由は、小選挙区制において保守系有力新人が同じ選挙区から出馬できないことだ。これにより自民への人材供給システムを破壊してしまった。 それに加えて自民の代議士は2世議員が50%を超えてしまい、能力がないというより、お坊ちゃん政治家が増大し、政治家のスケールが甚だしく小さくなってしまった。自民は自分にとって都合が悪くなったからといって、中選挙区制に戻すとか言っているが、今さらという気がする。
中選挙区制における派閥政治が、実は、政権交代であったのであり、それはある意味、権力のチェック & バランス機能が働いていたというのは真実を語っている。さて、このまま行けば、秋には騒乱が起きそうな気がするが、早ければ春、4・27の山口補選で自民・民主の激突がどうなるか、現在、民主候補がリードしていると聞こえてくるが、これで福田内閣の命運が見えてくる。

長野市
国宝の善光寺で、本堂の柱に、白のスプレーで落書きがされていた。
落書きは、本堂の外壁に50センチ大の円形のようなものが6つ、直線1本が書かれていた。
罰当たりな犯人だ。 昔から多くの人が、大事に信仰してきたお寺を汚すとは、ろくな死に方はできないと知れ。
さて、欧米メディアを批判する中国人によるデモが19日、英国とドイツであった。ロンドンでは留学生700人が国会議事堂に集まり、「BBCは中国を悪者にしている。歪曲するな」「中国を尊重せよ」といった横断幕を掲げたという。英国BBCは世界でも優秀なメディアであり、その公平性、知的レベルの高さでは抜きん出ている。また「中国を尊重せよ」とは傲慢な話だ。尊重とは強要して尊敬されるものではない。
中国が国内及び海外(スーダン、チベット、ウイグル)で尊重に値することをやっているのかどうか並べ立ててもいいが、見苦しい態度だ。
さらに、ベルリンに集まった中国人の女子留学生は、「中国は正しい。ドイツの報道は問題だ」と興奮して叫んでいたが。
「愛国無罪」で自分達の主張をごり押ししようとする中国は、世界の厄介者だ。左手に飛び出しナイフを持ち、右手にピストルを持って「俺達の言うことを聞け」と叫ぶのは、40年前に中国を席巻した文化大革命の紅衛兵に似ている。中国の良き伝統を破壊し、「造反有理」を叫び、中国知識人と富裕層は家から引きずり出され、見世物として町を引き回され、唾をかけられた毛沢東の共産主義革命。
チベットのような弱い相手には高飛車に出、援助と技術を乞うときは猫撫で声を出す中国、そういう態度に世界の尊敬を集めることはできない。
(ムラマサ、鋭く斬る)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする