武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

舛添大臣は何もやっていない。 老人医療保険のデタラメ。 石原慎太郎の老醜

2008年04月02日 | 人間の欲望
舛添大臣、
その悪相をますます歪めて「年金処理はエンドレスだ」 と叫ぶ。
民主党は、舛添要一大臣の問責決議案を参院に提出することを決めたが当然だ。
宙に浮いた年金記録5000万件について、3月末時点で曲りなりに分かったのは1100万件(これすらも怪しい)で3900万件が不明のまま残った。
仮に、千歩譲って、残ったのは仕方がないにしても、結果が悪いし、プロセスも悪い。
民主の長妻昭が言うように、これは国家プロジェクトとして、総力を挙げてやらなければならない難問で、紙台帳を一つずつ丁寧にチェックし、それを正しいコンピューターにデータインしなければならない。そして結果的に不明なものは、政治決断にて国民を救済しなければならない。
舛添大臣の仕事は、大臣として大所高所から、その道筋をつけることだが、その大臣としての仕事をやっていない。だから下のものは「やっつけ仕事」になり、中国人のアルバイトを大量に雇い、結果的に2次3次被害をもたらし、分からない記録をますます分からなくしている。
舛添は、エンドレスだと言うが、早期の政治決断によって、エンドにしなければならない。 元々は、政府・社保庁が職務怠慢と公金横領というデタラメな仕事をやっていたことが原因であるから、最終的には政府がその責任を負わなければならない。
歴代の総理、大臣、長官、政務官、事務次官等の年収の半分は国庫に返還すべきだ。 そのくらい真剣なことだ。 これ社会の常識です。

羊の群れに、狼を入れたような騒ぎになってしまった老人医療保険。
昨日、「後期高齢者医療制度」 という名称は失礼だと批判したら、福田さんがそれを受け、通称を「長寿医療制度」とすることに決めたそうな。
高齢者を前期と後期に分ける発想は、役人が考えることだ。
後期とは、高齢者に対して、もう寿命は無いよと宣言することか。
それに保険証が小さく、また字が小さくてお年寄りは読めない。
この厚労省官僚の不親切さよ。
この新制度は、自民と公明が国会で決めたことだから、これは次の総選挙で思い知るがいい。

石原慎太郎は無茶苦茶だ。
石原銀行設立からわずか4年間の累積損失は、公表されているだけで、1260億円になった。本業の貸出金は、わずか2218億円しかない。つまり、貸し出しの半分が赤字になっている。倒産銀行と言っていい。
一方で、高利(1%)で集めた預金が4284億円あるのだが、黙っていても年間43億円の利払いをしなければならない。そして、純資産は219億円しかないから400億円の追加出資が必要というわけだ。 そして、貸し出しは審査なしで無担保無保証で行われ、また、システム投資や経費も膨大なために損失が膨らんでいる。そのうえ、仁司泰正の友人が経営する会社に3億円もの融資を行ったものの、その会社は2カ月後に倒産。審査をするなと言われたと役員は証言するが、これは背任罪だ。
金融庁も、検察も、石原銀行への検査や捜査を行っていない。石原慎太郎が怖いということか。 さらに、新銀行東京以外にも、石原の鶴の一声によって始まった事業の損失が、1兆円近くに上るそうな。
そんな中、東京都の新入職員を迎える「入都式」が1日、東京芸術劇場で開かれ、石原慎太郎は、400億円の追加出資が決まった新銀行東京について「都が遠慮して、民間の方に任せた結果こうなった」と責任を仁司泰正のせいにしてしまった。
「やっぱり民間民間と、信用しすぎて民間に任せるとダメだ」 と石原は新入職員に訓示したそうだが、もはや石原の頭は正常では無いのではないか。
しかも、このセレモニーを東京芸術劇場でカネ(税金)をかけてやる必要は全く無い。
都を睥睨する豪華な都庁があるのだから、なぜそこでやらないのか犯罪的ですらある。
傲慢とエゴの石原慎太郎は老醜の極みだ。
(ムラマサ、鋭く斬る)
コメント
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