武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

チベット国旗、五星紅旗、聖火リレーは26日長野を走る

2008年04月15日 | 人生の意味
中国。
チベット独立運動とレジスタンスを中国が弾圧するのは許せぬが、中国とか北朝鮮とかいう国が、この世界に存在するのは歴史の標本を見ているようで面白い。
また、人権意識が強いヨーロッパと言うが、イギリス、フランスでさえも100年ほど前は言論の自由などは無かったし、ドイツは60年ほど前まではヒットラー・ナチスが席巻し、ユダヤ系はアーリア民族純化のために豚のようにゲットーに押し込められ、ついにはアウシュビッツにおいて死のシャワーを浴びせられたことは今も鮮明に歴史にこびりついている。
そして世界から100年遅れて、日本からは60年遅れて、中国は世界がいつか通った茨の道を、今、足から血を流しながら歩いているのではないか。
さて、最悪のシナリオに直面した中国は今、漢民族主義の「空前の団結」が生まれ、胡錦濤はこれを背景に強硬姿勢を崩さないという。
ネットでは、「愛国者」による欧米非難が最高潮で、海外で国旗・五星紅旗を打ち振る海外中国人に熱狂しているそうな。
「聖火に対する襲撃」「理不尽な中国攻撃」に人民は怒り心頭だ。 
胡錦濤は、オーストラリアのラッド首相との会談で、中国批判に対して「何が平和的デモだ。暴力ではないか。ダライ集団の陰謀だ」と攻撃した。
中国共産党指導部が恐れるのは、中国国内の共産党反主流派と民主グループの攻撃だ。異民族のチベットやウイグルのデモや独立運動は、怖くは無い。彼らは力で弾圧すればいいというのが、中国2千年の歴史が教える正しい方法なのだ。北京、上海、香港の民主グループや反主流派の矛先が共産党指導部に向かわなければ、問題は収束できる。 そして日本が中国を批判していないことが、中国の強い支えとなっているという。
さて、五星紅旗の赤は血の色だと豪語する中国共産党の北京オリンピックが楽しみだ。

長野市・聖火リレー
北京オリンピックの聖火リレー終了後の26日午後、市内で計画していた「聖火リレー記念イベント」を中止すると発表した。
中止せざるを得ないだろう。本当は聖火リレーも中止したいところだが、今となっては出来ない相談だ。
当初、イベントは26日午後に市内の長野オリンピックスタジアム前で開く予定だった。しかし警備に不安が残り、最低限のリレーだけやって貰って早く日本から出て行ってくれというところが本音だ。
日本は、人間を尊重するから人を傷つける暴力的なことはやらない。
また言論の自由があるから、チベット支援団体が中国を批判する横断幕デモは許される。 そして、市民観衆は一切沿道に出ないで、中国の聖火リレーを完全シカトするのも悪くはない。
ところで、あの青と白のジャージーを着た中国特殊部隊は、一緒に伴走するのだろうか。 個人的には、そちらの方に興味があるのだが。
(ムラマサ、一閃)
コメント
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