前原誠司の「静かなる革命」。
前原大臣は語った。日本の厳しい状況を考えると、今の危機を乗り越える為には、やり抜く決意が必要だ。それは「静かなる革命」 と言っていい大転換だ。 それまでの自民党政治の借金体質と道路利権、ダム利権などを徹底的に洗い直す。政権交代の喜びは無い。あるのは日本の危機を乗り越えるという、不退転の決意と覚悟だ。
★補正予算の見直し。
麻生が作った狂気の借金補正予算14兆6630億円の内、執行停止額は17%にあたる2兆5169億円。 しかしこれでは駄目だ。目標金額の3兆円は必ず作る。例え石に噛り付いても、問答無用の一律カットを強制しても、3兆円は作る。太陽が東から出るように当然のことだ。補正のカットが最も多かったのは前原誠司の国交省8875億円。これが 「静かなる革命」 の不退転の決意だ。 前原は語る、「省の予算を守るのではなく、カットすることにより国益を守る」。対して社会党出身の赤松広隆は、「もうこれで一杯だ。カットはできない」と農水省を守り、元自民党で小沢羽田の子分・北澤防衛大臣も 「カットはできない」 と逃げた。それならカットするのは、赤松と北澤だ。
★韓国とスマトラ沖地震。
日本は早速救援隊をスマトラに急派した。それに対して韓国は、日本に負けるなとメディアが騒いでいる。しかし、なぜ韓国が日本と張り合うのか理解不能。 こういう感覚が土民国の韓国朝鮮人と決定的に違うところだ。日本がスマトラを救援することは無償の使命であるが、韓国と競争しようなどという気持ちは全くない。さて以前、2004年にインドネシアに地震と大津波が発生し、大きな被害をもたらした。
その時の日本と韓国の政府レベルの援助金の対応について、人気ブログ「ご隠居のこりあうぉっちんぐ」 に面白い記事があったので、下記に丸ごと転用する。
(日本)3000万ドル支援決定 韓国:60万ドル支援決定 ←笑 ケチすぎ
(韓国)日本人に馬鹿にされる→韓国:200万ドルに増額決定 ←笑 ケチすぎ
(台湾)が500万ドルと判明
(日本人)大笑い 韓国人は台湾に負けると自尊心が傷つく
(韓国):500万ドルに増額決定日本人にYAHOOオークションかと笑われる
(韓国人)日本:韓国の経済規模で、韓国が500万ドルなら、日本は3500万ドル払うべきだ!!日本はケチ臭いと日本非難。
(日本)5億ドルの支援追加決定
(日本人)「韓国の論法で行くと韓国は7100万ドル支援が適正値では?」と突っ込まれる。
(韓国人)「日本人はお金が自慢か?馬鹿だ!!」 と手の平を返す ←笑
(韓国)それならウリは5000万ドルニダと国際発表
(日本)すでに5億ドル支払い済み
(韓国)なぜかこっそり610万ドルに減額 無い袖を振っていたようです。その上、実際支払ったのは300万ドルに届かず。
★長妻昭。
消えた年金について、長妻大臣直属のチームを週内に編成する。
国家プロジェクトを立ち上げ、2年以内に年金問題を解決する。 自民党が臭い物にフタをして放置していた年金問題を、長妻がそのパンドラの箱を開ける。
「2年間でヒト、モノ、カネを集中的に投下する」と長妻は述べ、年2千億円の経費をかける。今まで官僚と自民党が頑なに拒否して来た紙台帳の記録8億5千万件とコンピューター記録の全照合を打ち出す。中でも焦点は、保険料を納めた証拠がない「消えた年金記録」の扱いだ。消えた記録の救済は、弁護士を中心にした第三者委員会が扱っているが、実際には年金復活が認められないケースが多い。その問題にもメスを入れる。
★厚労省の腐敗官僚と宦官。
補助金を公益法人に不正に垂れ流して、官僚の天下りを行ない、あるいはキックバックを受けるという手口が、厚労省宦官のやり方だ。
社会福祉法人 「全国精神障害者社会復帰施設協会」(全精社協、東京)の不正経理事件で、国の補助金が全精社協の「ハートピアきつれ川」(栃木県さくら市)の運転資金に回されることを厚労省は了解していたという。
横領で既に逮捕された元事務局次長の五月女定雄(58)と複数の理事がその不正を供述した。それを受け、泣く子も黙る大阪地検特捜部は、厚労省官僚の課長ら職員十数人を一斉聴取することを決めた。
「精神障害者のハートピアを運営することを名目に、補助金を申請しろ。そうすれば何とかする」と厚労省宦官に言われたという。 そして全精社協は、厚労省に補助金を申請した。2007年に3130万円、2008年に1980万円が交付されたが、五月女と協会はそれを食い物にした。その補助金は我々の税金だ。
長妻よ、そういう宦官を徹底的に締め上げろ。 部署と名前は既に割れている。
★鳩山由紀夫。
昨日、メディア王と呼ばれるニューズ・コーポレーションのルパート・マードックと短い会談を持った。表敬訪問ということだったが、政権が劇的に変わったことに対して、祝福があったという。そして焦点は、アフガン問題と東アジア共同体の意見交換。 今回はジャブの応酬で、次の機会にもう一度インタビューをしたいということだったが、やはり米国はアフガンと東アジア共同体に関心が高いということか。
★ 亀井静香。
ドン亀の二つの政治団体が昨年までの3年間に、「活動費」として総額2億円余をドン亀に出していたという。報告書には本人名義の領収書が添付されているだけで、最終的な支払先は不明だ。ドン亀への3年間の支出総額は2億円を超える。出張旅費や飲食代は別途出されており、ドン亀がどう使ったかは、本人以外はわからない。
政治資金規正法は、政治活動と私的使用の混同を防ぐため、政治家個人に寄付することを禁止している。つまり5万円以上の政治活動費の明細を明らかにするよう義務づけた政治資金規正法に違反している。
★民主党議員の宿舎不足問題。
1週間ほど前に、本ページで取り上げたが、やはり青山の議員宿舎を使うことになった。青山議員宿舎(六本木)をリフォームして、新人議員の入居を開始する。赤坂宿舎からあぶれた民主の20数人が青山宿舎に入る。広さは赤坂宿舎の82平方メートルに対し、青山は46平方メートルだが、立地条件は最高だ。月の賃料は、たった3万円(相場は30万円)。なお赤坂の豪華宿舎は月9万円(相場は80万円)。 ちなみに原宿駅近くにある官僚の3LDK官舎は豪華マンションだが、賃料月5万円(相場50万円)。 名目は5万円の賃料だが、別途住宅手当てがつくから実際は無料である。
(ムラマサ、鋭く斬る)