★韓国船の暴走運転。
衝突事故が起きた関門海峡の場所は、源平合戦で平家が滅亡した「壇ノ浦」 と言った方がピンと来る。 この場所は衝突事故の多発地帯で、年平均20件ほどの事故が発生する魔の海峡だ。まさか平家の恨みではないだろうが、壇ノ浦には平家の姫君が多数身を投げたといわれる。
さて話がそれたが、海上自衛隊の護衛艦「くらま」と韓国のコンテナ船「カリナ・スター」が衝突した。右側航行ルールだが、韓国人の船長(45)は、「前を走っていた船を追い越そうとしたときにぶつかった。軍艦が前から来るのは分かっていたが、舵を切るのが遅かった」と述べた。交通事故件数が世界第1位の韓国の危ない運転は、海でも同じことだ。
★亀井静香と郵政人事。
国民は国民新党など支持していない。支持していないから党首と幹事長を落選させた。しかし、後を継いだドン亀が無茶なことをやり始めている。 つまり西川善文の首を切ったのはいいが、後釜は官僚出身者であり、泣く子も黙る元検事総長というのだから、鳩山内閣もタイタニック号になりつつあるのか。
そして作家の曽野綾子を取締役に起用するという。1931年生まれの78歳というのだから、どこの亡霊を捕まえて役員に就けようとするのか、笑止千万。
28日に発足する日本郵政の新経営陣は、次の通り、
社長:元大蔵事務次官の斎藤次郎。
副社長;前内閣官房副長官の補坂篤郎と元郵政事業庁長官の足立盛二郎。
新取締役は、78歳の曽野綾子(作家)と元検事総長の原田明夫。
社外取締役には、石弘光・元政府税制調査会会長。
★鳩山由紀夫。
日中韓のFTAさえも障壁が有り過ぎて進んでいないというのに、通貨統合まで口に出している「東アジア共同体」なるものがうまく行くわけがない。 日韓のFTA交渉は中断してから何年も経つが、その障害となっている原因は、日本の自動車、家電、産業機械などがFTAによって韓国に輸入されれば、韓国の産業に打撃を与えるということだ。だから韓国は死んでも、日本とFTAなどはできない。例えば、日本の自動車が韓国へ輸入される場合、関税は8%かかる。それでも日本のトヨタ、ホンダは韓国で売れるのだが、その関税がゼロになれば、現代自動車は打撃を受ける。一方、日本と中国はFTAの交渉すら行なっていない。なぜなら中国は同じテーブルに付こうとすらしない。鳩山のボンボンは何を考えているやら。
★米軍普天間基地。
小沢の子分たち(旧自由党)は、長妻、前原、枝野たちの「かぶりもの」を被って、当選してきたが、その仮面の裏側は、欺瞞の顔を持っている。防衛大臣の北沢は、「米軍と自民党の日米合意案は、県外移設、国外移設が第一にあったが、その後の妥協案として辺野古沖になった。つまり民主党の国外、県外移転という公約をまったく満たしていないというのは少し間違いだ」。この発言の意味を理解するのに文字に直して3回ほど読まないと理解できない。つまり誤魔化しのレトリックだからだ。だから、それを聞いた仲井真弘多知事は27日、「民主党は言うことがコロコロ変わり、軽い。思い付きだ」と批判し、さらに知事は、北沢の発言をとらえ、「言葉遊びのレトリックで、やるようなもんじゃない。何を考えているのかバカじゃないか」と厳しく北沢防衛大臣を批判した。
さて、民主党がおかしいというか、小沢一郎の子分たちのメッキが剥がれてきたというか、この北沢発言を受けて、即座に鳩山と岡田克也は「違う」と北沢を否定した。
さてさて、小沢の側近中の側近であった故・中西啓介が防衛庁長官になったことがあったが、小沢は防衛利権に食い込みたいようだ。4兆8千億円という巨大利権の防衛省。守屋事件でも発覚したが、防衛省の周辺には胡散臭い商社やフィクサーが存在する。何としても小沢一郎は防衛利権を手中に入れたいということか。故・中西啓介はスキャンダルで、4ヶ月で防衛庁長官を辞任したが。
★民主党。
山岡がしきりに今回当選した新人議員を「一期生」と呼ぶ。こういう言われ方をして、前回以前に当選した議員達は何も思わないのだろうか。 もはや小沢私党の私物化ではないか。元々民主党は、1996年に姿を現したが、1998年に形を整え、その後2003年に小沢自由党を吸収し、今の民主党になった。旧自由党の面々の言動を見ていると、自民党の腐れ議員と同じような質の悪い代議士が多い。だから政権交代後にも金銭スキャンダルが噴出してくる。これらの旧自由党議員を何とかせい、鳩山君。
★小泉進次郎。
一昨日、鳩山由紀夫の演説の感想を聞かれて、「鳩山の言葉の先に、ビジョンが見えない」と一人前に喋っていたが、それを言うなら20年早い。それともビジョン(展望)をピジョン(鳩)にかけたのか、進次郎お笑いの一席。
★浅田真央。
真央ちゃんがおかしい。滑りにスピードと切れがない。
心の中で自信が失われているようだ。だからジャンプも失敗する。何が悪いのだろうか。単なるスランプなのか。それとも他に何かあるのか。
まず真央ちゃんの外見で気が付いたことは、顔の化粧が濃くなり、どぎつくなった。前の爽やかな化粧ではない。これは心の変化を表しているのだろうか、それとも自身の身体の変化、少女から大人の女への変身なのだろうか。
一方、ロシア人女性コーチ、タラソワとの間に何か問題はないのか。真央ちゃんは、ロシアまで行ってコーチを受けているというが、食事、ホテル暮らし、気候などなどでストレスを受けているのではないのか。
優勝した安藤美姫のコーチは、男性のモロゾフだが、つきっきりで日本でコーチをしてくれるという。そしてモロゾフは、荒川静香がトリノで金メダルを取った時のコーチでもある。荒川は、トリノ・オリンピックの直前にロシアの女性コーチから、モロゾフに変えた。その理由は、「ロシアの女性コーチは口でしか指示しないが、モロゾフは一緒に滑り、手本を見せてくれる。それが決定的に違った」と語っている。
真央ちゃん、がんばれ。
(ムラマサ、鋭く斬る)