武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

新宿酒場 ロン (Ⅰ) 10・16

2009年10月17日 | 人生の意味

新宿酒場 ロン  10・16
島、絵美、銀さん、洋子ママが話しこんでいる秋の夜長。
「三井住友銀行の課長が、常習的強姦魔であったとは、驚いた」
「ああ、あれね。お客様相談課長の古賀祐二」
「強姦した後、パンティーを戦利品としてカバンに入れていた。他の女性の下着もあったとか。 強姦下着マニアの変態銀行員」
「女性は全裸で、近くの自宅へ逃げ帰った。夜道は怖いね」
「強姦致傷と強盗の併合罪、刑法241条、無期もしくは7年以上の懲役だ」
「人生の破滅だな。大手銀行の課長か。39歳だけど家族はいるのかな」
「大阪の歌島橋支店勤務、犯行場所は宝塚市、古賀はすみれヶ丘2丁目に住んでいるから、自宅と近いということか」
「他も立件され、常習性があれば15年、単発ならば8年〜10年の実刑だな」

★羽田空港。
「森田田吾作が怒ったが」
「大根役者のチンピラが、凄んで見せて存在の薄さをカバーしようとした」
「今まで、国交省官僚と自民党は何をやってきたのか。気が付いたら羽田も、成田もローカル空港で、ハブ空港にはなり得ない」
「日本経済に落す影は大きい。ハブではないから、日本に金が落ちない。経済のローカル化だ」
「官僚も自民党も自分の利権だけ肥えれば、国益はどうでもよいという考えだ。日本に巣くうダニ、ゴキブリ」
「前原が羽田のハブ化を言わなかったら、誰も知らなかった」
「森田田吾作といえば、千葉県庁の30億円裏金の始末はどうなったか。県の職員から全額返金して貰わなくてはならない。そういうことを何もせずに、前原に噛みつくなど、とんでもない野郎だ」

    補正見直し3兆円
3兆円に届かなかった。2兆9千億円。鳩山自身は(よくやりました)と自画自賛しちゃ駄目だよな。リーダーシップの欠如に見える」
「総理を先祖に持つと甘くなるという見本さ。何不自由なく育つというのは一種の奇形だな。日本の総理は4代続けて首相の息子や孫だから、どうなってるんだろう」
「劣性遺伝の、ひ弱な花だな」
「花は花でも、あだ花。見栄えは良くても中身が無く、すぐに散る」

    長妻昭
「一昨日、概算要求の発表を副大臣に任せて、本人は退庁してしまった。皆不思議がったが、その理由が分かった」
「どういうこと?」
「官房長官・平野との口喧嘩だな。その日の夕方、平野が長妻に電話をかけてきた。母子加算の約200億円を概算要求に載せるなということだった。つまり、その意味は、母子加算はやらないという官邸の指示」
「えッ、だって母子加算2万円は、マニフェストの重点政策だったけど」
「藤井と平野は、子供手当て一人2万3千円をつけるから(但し来年度は半額)母子加算はしないというサインなのさ」
「それで長妻は、マニフェスト違反だとして、抗議の退庁さ」
「平野は官邸でそれを突っ込まれて、シドロモドロだった」
「平野は、鳩山の茶坊主だから、それ以上の能力はない」

(下へ続く)

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新宿酒場 ロン (Ⅱ) 10・16

2009年10月17日 | 人生の意味

(上から続く)

★2010年予算と国債発行。

「95兆円の概算要求か。しかもプラスαの(事項要求)が付くから100兆円規模かな」

「その事項要求というのは何?」

「金額を記載しないで、予算を要求することだね。平たく言えば(おねだり)」

「麻生の来年度予算は、88兆円プラス7兆円で95兆円だった」

「民主党はそれを上回ったから、自民党もびっくり」

「財務大臣の藤井はカンカンだ。事項要求など、ゼロ査定だと斬って捨てた。そして95兆円の査定は切りまくると見得を切ったが」

「日本は900兆円にもなろうかという大借金を抱えている。鳩山は、国債発行の自民党はデタラメだ。民主党は赤字国債など発行しないと叫んでいたが、鳩山も菅直人も今では、赤字国債やむなしとアナウンスし始めた」

「でもさ、国債は外国へ売るんじゃなくて、日本人が買うわけだから、問題無いという意見はあるし、そういう説を述べる経済学者もいるけど」

「それは決定的に間違いだ」

「じゅうめい教授に講義してもらおう」
「なぜ、それが間違いかを説明すると、国債発行を例えて言えば、夫が妻から借金するようなもので家計から見れば問題無いという意見が、テレビに出るエコノミストから出される。野村総研のリチャード・クーなどだが、それは間違った考え方だ。国債の借金を負担するのは、国民一人ひとりだ。国債を発行すれば、近い将来、必ずその償還が来る。同時に金利も払わなければならない。それを払うのは将来世代の国民だ。だから良心的なエコノミスは、子孫に借金を押し付けるなと言っているのは、このことなのだ」

「しかし、国債の購入者が外国人である場合は問題だが、日本人であるなら問題は無いような気がする。なぜなら日本人の場合、金利分の富は国内に留まる。国内で回していれば、富が海外へ流れることはない。財政赤字の借金は同時に日本国民の債権になる。だからそれほど心配しなくてもいいのでは」

「それは違う。国債を外国人が買おうが、日本人が買おうが、問題の本質は同じだ。外国人の場合は、利子所得が海外へ流れる分、その弊害が如実に表われるだけに過ぎない。それに日本人が利益を得ても、マネーはグローバルに旅行する。強い円が、米国のサブプライムに流れ、その他の投機マネーに使われた結果、破綻したのがリーマンショックであり、アイスランドだ。いずれ将来、国債の償還がやってくる。それを負担する為には増税が必要になる。つまり消費税をアップせざるを得ない。第一ステージは、現行5%から8%〜10%へと上昇する。その次のステージは15%へ上る。それを正当化するセリフは、福祉の為には予算が必要だ。ヨーロッパでは15〜20%の消費税は当たり前だという宣伝が繰り返されることになる」

「国債発行は、やがては消費税をアップさせるということか」

「そういうこと。消費税というのは直接税だから、金持ちも貧乏人も等しく消費税を払う。要するに国債を保有する高額所得者へ利子を払う為に、貧困者が消費税を払うという構図になる。つまり所得格差を広げる形で、富の再配分が行なわれる。それは再配分というより、(逆所得配分システム)と呼ぶ。つまり金持ちは働かずして所得が増大し、貧困者は金持ちのために働くことを意味する。つまり格差がドンドン広がる。この逆所得配分こそ、国債発行による将来世代の負担になる。近代経済学の父であるアダム・スミスは、(国債は、税金を担保とする借金で非生産的であり、国家を滅ぼす)とまで明言している」

「フ〜ン、なるほどね。分かりやすかった。さすが、じゅうめい教授ね」

「夫が妻から借金をするのではなく、妻が銀行から金を借りて夫に渡しているようなものだ。借金が増えれば金利も膨らみ、最後は返済不能に陥り、破産に至る」
「だから、収入内で生活をする。これは鉄則だし、国家にも当てはまる」

(ムラマサ、鋭く斬る)
★(さとしさんへ、私の立ち位置は、節目で明らかにしていますが、現時点では民主党支持であり、鳩山支持です。本ページのムチは民主党を鍛える為です。自民党は腐敗の沼にどっぷりと頭まで浸かり、その為に、総選挙では再起不能までに敗残の辛苦を舐めたということでしょう。その象徴は中川昭一の死ではないですか。自民党の本質は、政治の主役ではなく、主役である官僚帝国に仕える用心棒にしか過ぎません。だから権力をいまだ掌握している官僚が、自民党をかばい、民主党を攻撃しているのでしょう。その動きを肌で感じているのは小沢一郎ではないですか。さて、民主党政権は1ヶ月が経ったばかりですが、前原、長妻、仙谷、古川はよく頑張っています。前原の支持率70%、鳩山の支持率75%に表われています。

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