★小沢一郎と仙谷。
昨日、本ページでは、事業仕分け人が32人から10人へと縮小になったと述べたが、それがさらに縮小されて7人になった。 しかも7人は小沢の指名であり、仙谷、枝野の自由にはさせないという小沢支配だ。
仕分けは枝野が指揮を執ることになったが、実質的に小沢に潰されてしまった。 レンホウは尖った顔をして、「決められた仕事はやります」と肩を落とした。この7人の中で使えるのは枝野を除けば、米国のウォートンMBA取得者の田島要だけだ。但し、田島も変えられる可能性はある。この7人衆に加えて外部から大学の先生とか、証券会社の外人とか20人ほどを連れてくるらしいが、議員でない者が予算仕分けをすることは事実上、不可能だ。しがらみのない民主党の新人を使わせないという小沢一派(旧自由党)のやり方は、国政の私物化だ。前から小沢一派は、胡散臭い連中だと見ていたが、仮面の裏側には醜い利権の顔が見え隠れする。
そして、民主党最高顧問のポストにあった渡部恒三も引きずり降ろされた。仙谷、枝野、レンホウ、渡部は、小沢の秘書・大久保の逮捕を機に小沢一郎を批判したことが、小沢の恨みを買ったということだ。その意味においては、小宮山洋子や、近藤洋介も冷や飯組だ。
★岡田克也。
昨日29日午前、沖縄の仲井真弘多知事と外務省で会談した。
岡田は、普天間基地を嘉手納へ統合する案を検討していることについて、「政府としてではなく、個人の案だ」と説明した。この岡田という人は悪い人ではないが、やはり「おつむ」 が弱い。 赤門、経産官僚出、大企業の御曹司らしいが、少し脳内インフルエンザではないか。 この期に及んで、私案の話をしている暇はない。鳩山、北沢と話を煮詰めてから、日本政府の最終見解を出すべきだ。そもそも国防長官のゲーツは、普天間と嘉手納の統合案を否定しており、嘉手納も反発している。
一方、なぜ米軍が辺野古のキャンプ・シュワブにこだわるかといえば、辺野古へ一度行ってみれば分かるが、トロピカルリゾート地で、ライトブルーの海と珊瑚、そしてホワイトビーチの、自然の楽園なのだ。
★韓国。
この国を語るのに、驚きと異様さを覚えずにはいられない。 戦後64年が経っているというのに「日本植民地時代」 を今も現実政治に持ち出し、99年前の1910年に日本と韓国は日韓併合条約を締結したが、日本に親日的であったという理由で、今に生きる子孫の財産を没収することが、今の韓国で実際に行なわれている。そして「大日本帝国」 に協力した韓国人の行為を記載した「親日人名辞典」が11月8日に出版されるという。日本と韓国は、1965年に締結された日韓基本条約において、完全かつ最終的に日韓問題は解決されたのだが、韓国はその条約の内容を韓国国民に公表していない。その日韓基本条約を締結した際、日本は韓国に当時、対ドル360円の時代に5億ドル(1800億円)の経済援助を行なった。現在の貨幣価値では少なくても数兆円に達する。今の韓国の国家予算は20兆円ほどであるが。
★韓国人。
ソウル大学の物理学の先生が、日本の京都、銀閣寺を訪れた時のことを、韓国の新聞に記事を寄稿した。 この韓国人のインテリ先生は語る、「銀閣寺で、50代のある男性が膝をついて、地面を這うようにして、ナイフと筆で芝生と歩道の境界をきれいに整えていた。これは自然の美しさに対する冒涜だ」。
つまり日本の庭師が、几帳面に庭を整えるのは自然に対する冒涜だと非難している。 その庭師の仕事振りをどのように捉えるかは、個人の自由だが、この銀閣の宇宙観は、そのように顕される。銀閣寺の縁台に座って、静かに息をすれば、日本の美がそこに、はかとなく存在する。
さて、こういう韓国人の言い方は難癖をつけるという。韓国朝鮮人の人種的特徴だ。その裏返しには日本に対する抜きがたい劣等感と嫉妬が存在する。
(銀閣寺は1482年に足利義政が造営させた臨済宗の寺であり義政の別荘。世界遺産に登録されているが、現在、国宝観音殿を修復中)
★在日韓国人。
大阪府の「大阪府育英会」(橋下徹)は28日、学校奨学金を長期に滞納している者で、支払い能力がありながら返済しない9人に対し、給与差し押さえの強制執行を大阪地裁に申し立てた。返済能力がありながら、する気がない馬鹿者は在日韓国人と朝鮮人だという。9人は大阪に住む22歳〜54歳の男女。54歳というのは親。高校、大学の在学時に奨学金を大阪府から借りていた。1人当たりの滞納額は20万円〜195万円。これまで、何度も督促や強制執行の予告を行ったが、返還に応じなかった。
★神戸空港。
神戸市は、2010年に返済期限がくる空港の借金395億円の返済ができなくなった。
新たに市債を発行し、返済を20年後に先送りするという。それにプラス、255億円も返済しなければならないが、他の税収入から賄う。 ということは本来使うべきところを削るということだ。
返済期限が来た計650億円が払えないという事態に陥った理由は、空港の借金を返済する為に、空港島を土地造成して販売する計画だったが、2008年までに売れたのは全体の4%弱で、たった45億円。これでは返済できない。
返済を先送りすることで多額の金利が新規に発生するが、市の担当者は負担額については「わからない」 と言う。2011年度以降も毎年205億〜374億円を返済しなければならず、神戸市は、「土地の売却を進めるが、売れなければ新たに借金をする」とノー天気だ。そもそも関空が出来るから、神戸空港は作らないという話だった。
土木利権に群がった政治家と官僚の腐敗。
(ムラマサ、鋭く斬る)