武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

日本航空の危機。 森田健作のお笑い芸

2009年10月14日 | 人生の意味

日本航空の危機。
日本のナショナルフラッグの危機の原因は、まさしく親方・日の丸の甘い体質だろう。
法的には100%民間だが、実際は国交省官僚に支配され、自民党族議員の地方空港への強制乗り入れ指導があった。歴代の日航の社長と経営陣は、経営能力など皆無であった上、問題を先送りにして高額な退職金と企業年金を懐に入れ、最後は我々の税金である公的資金に頼るしかない状況だ。
日航が抱えている借金は何と8000億円だという。 7月に政府の日本政策銀行から1000億円を借り入れたばかりだというのに、年末までに更に1000億円がなければ、日航は破綻する。本当はGMのように破綻させて民事再生をやれば良いのだが、前原はそれをしないというから、文句も言えない。(本ページは前原支持だ)
さて、「JAL再生タスクフォース」は13日、次のように前原大臣に再生プランを説明した。日本政策銀行を含むメガバンクの三菱銀行、みずほ銀行に対して2500億円の債権放棄を求める、あるいは債務の株式化を要請する。同時に1000億円以上の公的資金の投入、西松社長の退陣と同時に40代の経営者を外部から投入すること、再生チームのメンバーも執行役員として日航の経営に入る。企業年金の削減、日航の年金モデルは、企業年金が月25万円プラス厚生年金が月23万円の月合計48万円。本当は企業年金を日航OBと社員に分配して解散すべきだが、そうでなければ我々の税金を投入することなど許されない。また当初の6800人ではなく9000人のリストラを断行するという(リストラ率18%)。
再生チームは、東品川の日航本社25階の最上階で、外部から来た公認会計士、弁護士ら100人が日航の外科手術を行なっている。
茨城空港。
国内99番目の新空港が、来年2010年3月に開港予定だ。
3千メートルの新滑走路を作った。さて、問題のキャリアの就航だが、肝心のJALもANAも飛行機を飛ばすとは言っていない。なぜなら赤字路線必至だからだ。
決まったのは韓国のアジアナ航空だけ、日に1便飛ばすという。しかし日航や全日空が飛ばなければ何の意味もない。それで茨城県の担当者は日航と全日空を呼び込むために、次のように訴える、「
茨城空港が、収益性の高い路線になり得ることを、航空会社に具体的に示しながら、粘り強く働きかけている」。 何とも虚偽と欺瞞の役人言葉だ。収益性の高い路線というのは、どこから来るのか意味不明だ。
約6000億円の空港特別会計を使う為に、自民党族議員と国交省官僚が、地方に赤字空港を作り続けてきた。
茨城県が希望している路線は、新千歳、大阪、福岡、沖縄だ。空港利用者の人数を推定する国の調査では、年間80万人が茨城空港に乗り降りすると出したが、最近では60万台へと下げた。しかし専門家は30万人レベルではないかと見る。実際、国に躍らされ、1県1空港のかけ声で作った地方空港は、羽田と連携している幹線空港以外はすべて赤字の垂れ流しだ。
そもそも茨城空港というのは、茨城県民でさえ知らない場所に建設中だ。なぜならその場所は自衛隊百里基地であり、外部からは隔離されている。そして空港までの定期バスの乗り入れも決まっていない。空港へのアクセスは「車で来てください」と県の担当者は発言しているそうな。500億円の建設費は国が3分の2を持ち、茨城県は3分の1を持った。ターミナルビルや駐車場、公園も茨城県が維持管理費を払う。

そもそも茨城空港を建設する目的は、首都防衛拠点である百里基地の整備にあったのではないか。基地には1本の曲がった滑走路しかない。百里基地は、最新鋭F15戦闘機を有する日本防空の要だ。基地充実の為に、滑走路を増設する必要があったならば、防衛省でやればよかった。民間空港を隠れ蓑にする必要はない。基地の新滑走路建設なら、500億円どころか、桁が違って安くできる上、その後の維持管理費も安い。
参考的に
隣県の福島空港を見ると、県発表で年間利用者は40万人。その数は年々減少している赤字空港だ。茨城空港は年間利用者60〜80万人を掲げたが、その半分の30〜40万人をクリアできるだろうか。
森田健作(本名・鈴木栄治)。
この人、大根役者で、嘘で固めた自民党の県知事ではないか。
前原大臣の羽田空港ハブ化発言に対し、千葉の森田健作こと鈴木栄治は、「昨日は頭に来て眠れなかった。成田空港は大変な闘争の歴史があり、血も流れた。冗談じゃない」と怒りを表わし、文字通り地団太を踏んだ。
政権交代というのは面白い。 その血塗られた成田空港をゴリ押しで作ったのは、自民党そのものだ。 自民党の代議士であった森田健作が、「血も流れた」発言をするなら、成田の農民や反対闘争に関わった学生たちに謝罪しなければならぬ。
「血も流れた」と他人事の発言ではなく、その血を流させたのは自民党政治そのものであった。 成田空港に入る直前、物々しい警備のチェックがあるが、あんなことをやっている国は先進国にない。森田健作は、足元に火が付いている千葉県庁の30億円の裏金の始末をちゃんとやったのか。羽田と成田は前原が言うように、ウインウインの関係だ。成田が無くなることはない。ただ羽田が強化されるだけだ。羽田の国際ハブ化は、日本をパワーアップする為に絶対の条件だ。前原がんばれ。

韓国野球とWBC。
韓国というのはいつも面白いニュースを提供してくれる。
今年3月に米国で行われたワールド・ベースボール(WBC)で韓国チームは、準優勝した。ところが韓国野球委員会(KBO)は選手達に賞金の分け前を払っていなかった。それで先週の7日、選手達が、出場費と賞金の支払いを求めソウル地裁に提訴した。訴えたのはソン投手(韓国ロッテ)ら28人。
WBC
出場費と準優勝の賞金が、総額300万ドル(約2億7千万円)、一人当たり10万ドル強、(約900万円)を受け取る権利があるという。韓国野球の幹部連中は、自分の懐に入れたのだろうが、裁判に訴えられたというのは、世界中のもの笑いだ。
日本は優勝したが、そういう話を聞いたことがない。 まあ、韓国の野球年俸は2000万円以下という選手が多いから、裁判沙汰になるのか。それとも韓国朝鮮人の習性なのか。
(ムラマサ、鋭く斬る)


コメント
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