★北海道・別海町の出身で、池袋の詐欺師の女(34)。
桜田門に詰めている絵美に電話を入れた。
なぜ、女の名前と写真を公表しないのかと。
その返事は、連続殺人に事件を切り替えて以降、桜田門捜査一課は慎重になり始めたという。
しかし、まもなく公表するという。
とりあえず、34歳女の出身地を教えてくれた。
女は北海道別海(べつかい)町に生まれ、地元の中学校から高校に進んだ。
その後、東京の私立大学へ進学したが、1年で学費未納の為に除籍になった。
28歳の時にネットオークション詐欺で逮捕され前科者になったという。
別海町は東北海道の根室支庁にあり、人口1万6千人の原野を切り開いた開拓の町、牧場が多い丘陵地帯でもある。別海の意味はアイヌ語で「折れ曲がった川」という。寒さが厳しい北の大地。
さて、もうじき女の本名が発表される。
それを思うと家族の悲鳴が聞こえてきそうだ。
鬼のような女、連続殺人事件の女、たぶらかしの女、そして悪魔。両親と兄弟4人。
悪魔は4人妹弟の長女、下に妹が2人、弟が1人いる。
男に結婚というエサをちらつかせて、金をせびり、そして突き放し、練炭自殺に見せかけ殺していった。
想像するだに恐ろしい連続殺人鬼。
埼玉、千葉県内で、女の周辺では、分かっただけで6人の男が謎の死を遂げている。
巻き上げた金は1億円以上。練炭が焚かれた自宅や車で、一酸化炭素による中毒死という自殺に見せかけた殺し、あるいは放火による殺し。その悪魔は、東京池袋の高層マンションの最上階2LDKに住んでいた。家賃は月23万円。普通のサラリーマンには住めない高級マンションだ。
自動車免許を取得したばかりだが、ワインレッドのベンツEクラスを乗り回し、小太りで派手な高級ブランド品に身を包む。
卒業した北海道の高校の文集には、嫌いなタイプとして、「不潔」「貧乏」「バカ」を挙げていた。
高校文集に、このようなことを書く人はまずいない。それを見ると、性格破綻の兆候が垣間見える。
「心の闇」は中学校の卒業文集にも現れていた。
「生意気でワンマン」と悪魔はこう自己分析していた。
同時に3ヶ月で70万円の受講料とされるフランス料理教室にも通うなど虚構のセレブ生活を送っていた。睡眠剤を男に飲ませ、ネットで購入した練炭を使い、一酸化炭素中毒死、つまり自殺に見せかける手口。
この悪魔はベンツを購入したことで多額のローンを抱えていたが、男達から巻き上げた金は、それらの虚構のセレブ生活に消えて行ったという。
★鳩山由紀夫。
自民党のハニー谷垣を指して、「お前には言われたくない」と国会本会議場で気色ばんだのは面白かった。確かに、予算、国債、普天間基地など、どれを取っても自民党には批判されたくないというのは、言い得ている。自民党などは腐った魚で、ゴミと一緒に捨てるだけだ。新しい戦いには、新しい旗の下、新しい顔を立てる。年内はもはや動きはないが、来年は自民党の中でニューウエーブが湧き上がるのではないか。そうでなければ、来夏の参院選でも自民党は勝てない。山奥の洞穴に立てこもって、尻をからげたような自民党の幹部連中では、何の地平も、何の希望も切り開くことはできない。
★仙谷と枝野の事業刷新。
当初の32人全員が入れ替わった。 そして人員を縮小して、3回生議員10人が中心になって事業仕分けをやるという。仙谷が小沢一郎と直談判をして、やっと10人の衆参議員をかき集めた。小沢一郎一派としては、事業仕分けを厳しくやられるのは困る。なぜなら色々な利権がそこに存在する。さてさて、小沢一派と反小沢の仁義なき戦いがこれから始まる。
★ドン亀。
国民新党など全く支持などしていないのだが、郵政の社長、副社長、取締役と官僚の天下りを持ってきた。その特徴は赤門帝国の復活だ。斉藤次郎、坂篤郎、足立盛二郎、原田昭夫と、すべて赤門帝国の悪党連中。そして70歳の原田昭夫を何故持って来たのか。赤門帝国の泣く子も黙る元検事総長、検察一衣帯水の下、裏の指揮権発動に動くのか。ドン亀問題、小沢一郎の公設第一秘書・大久保隆規、そして鳩山一族の防衛隊として、毒には毒を持って制するということか。
ムラマサの刃紋が蒼白く冴え始めた。
★日航JALの再建。
日航再建の焦点は企業年金だ。前原大臣が指名した日航再生タスクフォースの査定が甘いという情報が漏れ聞こえてきた。日航が今、手の内にある企業年金は4700億円であるが、それに対してタスクフォースの査定は、本来8000億円であり、3300億円が不足していると判定した。しかし一方の内部情報では、総額で1兆600億円が必要であり、ショート分は5900億円とする情報がリークされた。この他に債務が1兆円ほど存在し、とりあえず11月末までに2000億円が必要であり、来年早々には、さらに数千億円の投入が必要とされる。これに加えて、1万人にも及ぶリストラ用の退職給付金を考慮すると、法的整理しか再建の道は残されていないという意見が強くなっている。つまり会社更生法か民事再生法の適用である。本ページは法的整理を支持する。根元まで腐った木は、一回切り倒さなければ、二次三次被害が発生する。
がんばれ前原。
★中国人の偽装結婚。
日本に長期滞在する為に偽装結婚をしていた近畿大学経営学部の2回生で中国人の姜穎(ジアン・イン)(24歳)大阪市浪速区恵美須東と、相手のトラック運転手の武内岐久也(41)、堺市中区東八田、ら3人が逮捕された。
偽装結婚ブローカーである大阪の大西秀則(47)らは、2007年、姜と武内岐久也との虚偽の婚姻届を浪速区役所に出した。姜は大西に偽装謝礼として140万円を渡し、大西はこのうち80万円を武内に渡していた。アジアには犯罪大国の中国と韓国がある。こういう輩(やから)に参政権を与えようとする公明党と民主党は、狂気の極みとしか言いようがない。
(ムラマサ、鋭く斬る)