武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

日本の恥の文化、韓国の恨みの文化

2009年10月12日 | 国際外交の真実

鳩山由紀夫。
読売新聞の最新調査で鳩山内閣支持率70%、自民党支持のフジテレビの調査では75%という高い支持率を得ている。そして焦点の来夏の参院選では、民主党に投票する人は39%、自民党は13%となり、3倍の差が開き、民主党の圧勝だ。このまま民主党が圧勝し、肥大化し、核分裂を起こし、政界再編の端緒になり、4年後の総選挙においてどのような政界地図が生まれるか。 それまでは民主党に大掃除をやってもらう。自民党と腐れ官僚が食い散らかした政官利権と官僚主権を、国民福祉と国民主権への「静かなる革命」を行なう。「静かなる革命」 とは前原誠司の言葉。
★石原慎太郎とオリンピック。
招致活動費150億円について、「財政再建の余剰分であり、東京の財政は痛くもかゆくもない。余剰分で夢を見ようと思って、招致活動をやった」 と述べた。150億円という莫大な資金を使って、大盤振る舞いをやった石原。 その使途を明らかにするというが、できる訳がない。 2年前の選挙公約で、低所得者に対する住民税の減税を約束したが、当選するや、「それはやめました」と公約をあっさりと反古にした石原など信用できない。
また、リオデジャネイロを誹謗中傷したことに対して、東京がIOCに提訴されるなどというのは、日本も韓国の豚並みになったのか。 日本の恥だ。

参院の補選、10・25投開票。
神奈川と静岡において参議院の補選がある。民主党と自民党の、それぞれの候補者をチェックした。 自民党は初めからギブアップしたかと思うほど玉(タマ)が悪い。
民主党は社民党からの推薦は得られなかったが、自民党も公明党の推薦は得られなかった。社民党は民主党の勢力拡大に恐怖を覚え、公明党は腐れ自民党に見切りをつけた。このまま行けば民主党が両方で勝つ。鳩山の虚偽献金問題は今のところ影響はない。自民党の再生について、本ページは明確なアドバイスを与えたが、ハニー谷垣を頭にしているようでは、自民党も終わりだ。
★韓国。
日本に駐在している韓国・中央日報の韓国人記者が、先週書いたコラムを本ページが斬る。一言で述べれば、無礼千万で無知な韓国人だ。
(韓国人記者):「日本人は表と裏が違うことで有名だ。 地下鉄で足を踏まれてもむしろ、すみませんと謝る。腰まで大きく曲げたりもする。 内心はよい気持ちであるはずがない。それでも表面上はぐっとこらえる。不必要な衝突を避けるためだ。逆に嬉しいことがあれば「表情管理」をする。内心が露出しないようにだ」。

本ページ):表と裏ではなく、建前と本音はある。どこの国でも同じことだ。我々は社会という共同体に住んでいる。秩序というものがある。それが無ければ猿の集団だ。(猿社会にも秩序はあるが、人間のそれではない)
そして韓国人の作り話だが、電車で足を踏まれて「すみません」と謝る日本人はいない。足を踏んだ方がすみませんと謝る。逆に韓国人は、頭に血が上って、殴り合いの喧嘩になるだろう。
また日本人は嬉しい時は素直に表情に表わす。但し、嬉しさを遠慮することはある。例えば、高校、大学受験で友人同士が合格と不合格に分かれた場合、不合格になった友人の前では、嬉しさを表わさない。それは相手を思いやる心だ。


(韓国人記者):「日本人は原爆投下と敗戦の為、根深い反米意識がある。
鳩山首相はこれを恨みに持ち、東アジア共同体構想の根っこには、米国の思い通りにはさせないという気持ちを見せている」。
本ページ):これも韓国人の作り話だ。日本人は100%、反米意識を持っていない。そのように韓国人に説明しても、韓国人は理解できないだろう。なぜなら韓国文化というのは「恨みの文化」だからだ。韓国人に世論調査を行なえば、韓国人の50%以上が反米感情を持っている。反日感情は70%を超える。一つ理由を挙げれば、韓国が貧しいのも、北朝鮮と分断されたのも、日本と米国のせいだとなる。
本ページは、イラク・アフガン戦争で米国を厳しく批判することはあっても、反米とは異なる。逆に日本は、米国が好きだという人が多い。その理由は、日本人の物を見る理性であり、米国のおかげで日本に民主主義が育ち、豊かになったということを自覚しているからだ。例えば1945年の敗戦で、仮にロシアや中国に日本が占領されていたら、日本はどうなっていたか、今の北朝鮮やウイグル、チベットを見れば一目瞭然である。どれだけ悲惨なことになったか、議論の余地すらない。
そして米国には理想と哲学がある。最近ではブッシュ・ジュニアのような出来損ないもいるが、米国市民には知性と理性がある。 それらが働けば、素早く大統領と政治を変える行動に出る。それがオバマの change, yes we can. である。

また広島、長崎への原爆投下にしても、核兵器は憎んでも、米国を憎むという感情や論調は日本にはない。
個人的に広島の原爆記念館を見学したことがある。そこには理性的な原爆被害資料が展示されていたが、中国や韓国がやるような敵対心を煽る展示はなかった。どちらかと言えば、より学術的な展示内容であったと記憶している。
一方、鳩山が訴える「東アジア共同体構想」は、鳩山自身の理想から出発している友愛に違いないが、韓国人や中国人から見れば、そういう理想論は理解できない。
何かそこに陥穽があって、落とし穴に落とされるのではないかという猜疑心が強い。なぜなら彼らの歴史は、長い間、国内的に抑圧と隷属の王朝政治であったから、理想を理想として受け入れる土壌がない。そして主導権は日本が取るのか、中国なのか。その際、韓国の立ち位置はどうなるのかという覇権と剥き出しの利害が生じる。アジアとEUが決定的に違うことは、政治形態の差と文化の異相である。中国は非民主的な独裁国であり、韓国は村社会である。それに加えて、長きに渡る国内王権の横暴と日本や欧米列強に植民地支配された隷属の歴史観から解放されていない。
戦後世界の近代化にあって、香港は12年前まで英国の植民地であったし、マカオはポルトガルの領土であった。 韓国は1988年のソウルオリンピックまで軍の戒厳令が敷かれ、秘密警察KCIAが国家の統制を行なっていた。そして北朝鮮とは休戦中であって、今なお戦争状態にある。
他方、日本の安定した江戸時代、明治維新による立憲君主制、戦後の議会制民主主義など、目まいがするほど、中国人や韓国人には到底理解できないものなのだ。
(ムラマサ、鋭く斬る)

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