たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

ふっと思い出した故郷の言葉 No.78 「おいとく」

2022年10月10日 10時14分27秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し、ブログ・カテゴリー「懐かしい故郷の方言」に、書き留め置くことにしている。

懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
「家族総出で作った吊るし柿(干し柿)」
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.78 「おいとく」

「やめておく」「しないでおく」「中止する」「遠慮する」と言うような意味合いで使ったり、聞いていたような気がする。

例えば

「ドウセマケルワン ワカットルソイ ハシルワン、オイトクワネ」
(どうせ負けることが分かっていますから、徒競走に出るのは、やめておきます)

「セッカクヨンデクレタケン シタクモデキンソイ、オイトクワネ」
(せっかく招待していただきましたが、着ていく物も準備出来ませんので、遠慮させてもらいます)

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.77 「ごろばる」

2022年09月27日 14時21分10秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し、ブログ・カテゴリー「懐かしい故郷の方言」に、書き留め置くことにしている。

懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
「家族総出で作った吊るし柿(干し柿)」
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.77 「ごろばる」

「横になる」「寝転ぶ」と言うような意味合いで使ったり、聞いていたような気がする。

例えば

「カタヅケハアトニシテ ハヨ ゴロバロマイカ」
(片付けるのは後にして、早く、横になりましょう(昼寝しましょう)」

「クッテスグ ゴロバルト ウシニナルゾ」
(食べて直ぐ、横になると(寝転ぶと)、牛になるぞ)


ふっと思い出した故郷の言葉 No.76 「ごす」

2022年09月02日 14時15分48秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し、ブログ・カテゴリー「懐かしい故郷の方言」に、書き留め置くことにしている。

懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
「おやつはいつもふかしたサツマイモ」
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.76 「ごす」

「寄越す(よこす)」「手渡す(てわたす)」と言うような意味合いで使ったり、聞いていたような気がする。

例えば

「ヨクバリメ、コッチニモ ハンブン ゴセ」
(欲張りめ、こっちにも、半分、よこせ)

「オッチャノオモチャ カクシタンナイカネ、ハヨ、ゴシナイヤ」
(弟のおもちゃ、隠したでしょう、早く、よこしなさい)

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.75 「ひまざい」

2022年08月19日 07時55分53秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し、ブログ・カテゴリー「懐かしい故郷の方言」に、書き留め置くことにしている。

懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.75 「ひまざい」

「手伝ってもらう、面倒見てもらう等、相手方に、時間を浪費させてしまう」という意味合いで使われていた言葉のような気がする。

例えば

「キンノウハ、オマンタニ、ヒマザイサシテ、ワルカッタネヤ、オカゲデ、
 ゼンブオワッテ、タスカッタワネ」
(昨日は、あなたがたに、手伝ってもらって(時間を浪費させてしまって)、申し訳けありませんでした。お陰で、仕事が全部終わって、助かりましたよ)

「オラショウ、オマンタニ、ヒマザイカケンヨウニ、アサハンマエニ、
 カタヅケタミタイダワネ」
(ウチの人、あなたがたに、手伝ってもらう(時間を浪費させる)ことのないように、朝飯前に、仕事を終わらせて、片付けてきたようですよ)

 

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.74 「かいど」

2022年08月01日 18時40分34秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し、ブログ・カテゴリー「懐かしい故郷の方言」に、書き留め置くことにしている。

懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.74 「かいど」

「家の外」「屋外」の意味で、聞いたり、使ったりしていたような気がする。

例えば

「キョウハ、テンキイイソイ、カイドデ、アソンデコイヤ」
(今日は、良い天気ですので、家の外で遊んで来なさい)

「ダイジナ オキャクサンクルソイ コドモラヲ カイドニヤッテクンナイ」
(大事なお客様が来られますので、子供達を家の外に出して下さい)

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.73 「よっぱがわるい」

2022年07月14日 13時56分51秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し・ブログ カテゴリー・「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。


懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景 
リアカーで、田んぼや畑へ、昼食を運ぶ様子
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.73 「よっぱがわるい」

隣り近所のおじいさん、おばあさん等が、特に、「ヨッパガワルイ」「ヨッパワルイ」という言葉を、よく使っていたことを思い出した。
汽車やバスの便が悪い地域だったり、自転車も通れないような山道を辿るような家だったり、極端に不便であることを、言う言葉だったような気がする。

例えば

「コンナ、ヨッパワルイトコニ、ヨウキテクンナッタネ」
(こんなに不便な所へ、よく来てくださいましたね)

「アソコノミセ、ウマイケンド、ヨッパワルイソイ、ヤメトコマイカ)
(あそこの店、美味しいけれど、不便ですから、他の店にしましょう)

 


ふっと思い出した故郷の言葉 No.72 「ひんなん」

2022年05月20日 08時08分14秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し・ブログ カテゴリー・「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。


懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景 
リアカーで、田んぼや畑へ、昼食を運ぶ様子
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.72 「ひんなん」

近所のおじいさん、おばあさん等が、「昼食・昼飯」のことを、「ひんなん」と言っていたような気がする。

例えば

「クダリノキシャトオッタネー。ソロソロ、ヒンナンニスマイカ」
(下りの汽車が通りましたね。そろそろ、昼食にしましょう)
野良仕事で、腕時計等身に付けていなかった時代、遠くを通過する、1時間に1本程度の汽車の音で、時刻を把握していたものだ。

「ヒンナンノヨウイセンナランソイ、サキアガルゼネ」
(昼食の準備をしなければなりませんので、一足先に帰りますね)


ふっと思い出した故郷の言葉 No.71 「よみくる」

2022年05月14日 08時08分51秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し・ブログ カテゴリー・「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。


懐かしい 昭和20年代、30年代の農村風景 
リアカーで、田んぼや畑へ、昼食を運ぶ様子
相互フォロワー登録している「気ままぶらぶら」たなのぶ様のパソコン画。
ご本人のご了解を得て拝借している。


No.71 「よみくる」

「予定をたてる」「都合をつける」等の意味合いで、使われていたような気がする。

例えば

「イソガシイトコ、ワルイネ。ナントカ、ヨミクッテ、キテクンナイ」
(忙しいところ、申し訳けないですね。なんとか都合つけて来て下さい)

「ソロソロ、タウエノ ヨミクリ セマイカ」
(そろそろ、田植えの(結の)予定をたてましょう)

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.70 「ひんね」

2022年03月12日 22時29分43秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し(ブログ カテゴリー)「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。


当時の農家は、夏の間、猛暑の日中の農作業を避けて、夜明け前に起床、薄暗い内から朝食時間までの涼しい時間帯(「朝飯前」(あさはんまえ)と言っていたが)に、草刈り等の農作業をしていた。朝食後、午前中もその続きをしたが、昼食後は、開け放った座敷や茶の間で、ゴロリと横になって数時間、昼寝をする習慣があった。夏休み中等には、子供達も、昼寝を強要されたものだが、近所となりの子供達から、「水浴び(みずあび)、行こ!」等と声がかかると、とても昼寝なんかしておれず、大人達の制止を振り切って かんかん照りの中、飛び出していったものだった。年寄りが、「昼寝」のことを「ひんね」と言っていたことを思い出した。

(ネットから拝借イラスト)


No.70 「ひんね」

「昼寝」のこと。「ひるね」が訛ったもの。方言なのかどうかは分からない。

例えば

「オマンタ、ヒンネシテナルトコニ、ヨッテシモテ、ワルイネ」
(あなた方が昼寝しておられるところにお邪魔してしまい申し訳けありませんね

「コンナアッチャイヒニ、ヒンネモセント、カワラニイッタラ、ネッシャビョウニナルゾ」
(こんなに暑い日に昼寝もしないで川原へいったら熱射病になりますよ)

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ふっと思い出した故郷の言葉 No.69 「はかいく」

2022年02月20日 17時20分31秒 | 懐かしい故郷の方言

昭和20年代から30年代前半、幼少期を北陸の山村で過ごした爺さん、当時 聞いたり、話したりしていた言葉(方言)も、ほとんど思い出せなくなっている。根っからの地元民ではなかった家族の中で育ったこともあり、身に染み込んでいなかったからだと思う。それでも 時々 何かのきっかけで ふっと思い出すことがある。記憶曖昧、多少ニュアンスが違っていたり、勘違いだったりの可能性も有りだが またすっかり思い出せなくなる前に 爺さんの引き出し(ブログ カテゴリー)「懐かしい故郷の方言」に 書き留め置くことにしている。

当時の近所の雪景色
子供の頃は 珍しい光景ではなかった。
除雪車両等無かった時代、雪上、かんじきで踏み固めた一本道を 
長靴でズブズブ埋まりながら 登校したものだ。


No.69 「はかいく」

「順調にいく」「捗る」「能率が上がる」という意味合いで、使われていたような気がする。

例えば

「オマンタ、テツドウテクレタソイ イネカリ ハカイッタワネ」
(あなた方が 手伝ってくれたので、稲刈りも順調に進みましたよ)

「ユキワリモ オオゼデヤリャー ハカイクノー」
(雪割り(除雪)も 大勢でやれば 捗りますね)

「シャベッテバッカリデ ハカイカンネ」
(おしゃべりばかりしていて、ちっとも捗りませんね)

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