たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

2ヶ月後には、漂流民?

2024年11月02日 21時22分10秒 | スイミング

長年通ってきたスイミングクラブ、
昭和53年から46年間、営業してきた施設であり
特に、高齢者や子供にとっては、
格安料金、徹底指導で評価されていた地元の施設であるが、
施設老朽化に伴い、
過日、
今年2024年12月26日をもって、
完全閉館する旨の通告が有った。
青天の霹靂、
それ以降は、
寄ると触ると、来年からどうする?話で、
ザワザワしているが、
とりあえずは、残り15回、
出来る限り休まず、
目一杯、楽しもうとは思っているところだ。

今日の当地、1日中、冷たい雨が降り続き、家籠り、
身体も、重ーい、怠ーい・・・
だったが、
いかん、いかん、
こんな日こそ、泳いで来るべし・・、
やおら、重い腰を上げ、
19時~20時、スイミングクラブ成人クラスレッスンに出席、
先程、帰ってきたところだ。



今日は、11月第1土曜日、
若手H指導員によるクロール中心レッスンだったが、
M4グループ、今日の出席者は、女性6人、男性3人、
2レーン使用、1レーン 5人、4人、
たっぷり、泳ぎ・・・・、


今年は、年初に、目標のひとつとして、
若い頃からの持病の腰痛対策、
リハビリ的運動と決め込んで続けている、
週2回、月8回のスイミングスクール、
「出来る限り休まないことにしよう」等と、
ブログにも書き込んだものだったが、
何をするにしても、いい加減で、
なかなか重い腰が上がらない爺さん、
自分にハッパをかける方法、
なにか、無いか?
ふっと、子供の頃から、新聞のスポーツ欄等で見慣れている、
大相撲の星取り表を思い出し、
「これで行こう!」
と 決め込んでものだったが・・・。
10ケ月経過したところで、
通算、70勝11敗、勝率=8割6分4厘


               出席した日=⚪️、欠席した日=⚫

            1月 ⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️ (8勝0敗)
            2月 ⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚫ (7勝1敗) 
            3月 ⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚫️ (7勝1敗)
            4月 ⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️ (8勝0敗)
            5月 ⚪️⚫⚪️⚫️⚪️⚪️⚪️⚪️ (6勝2敗)
            6月 ⚪️⚪️⚪️⚫⚪️⚪️⚪️⚪️ (7勝1敗)
            7月 ⚪️⚪️⚫⚫⚫⚪️⚫⚪️ (4勝4敗)
            8月 ⚫️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️ (7勝1敗)
            9月 ⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️ (8勝0敗)
           10月 ⚫⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️⚪️ (7勝1敗) 
           11月 ⚪️
           12月


うーん、やっぱり、そんなもんか・・・・、
なにはともあれ、今年の年末まで、
通算、何勝何敗になるか、だ。
継続は力なり・・・・・・・・、

 


吹くからに 秋の草木の しをるれば むべ山風を あらしといふらむ

2024年11月02日 13時16分06秒 | 懐かしい小倉百人一首

足腰大丈夫な内に、出来る限り不要雑物整理をしようと決心してから久しいが、正直あまり捗っていない。書棚や天袋、押入れ等に詰め込まれていた古い書籍や辞書、百科事典等の類も、ここ数年間で大胆に整理処分してきたつもりだが、中には、「これ、面白そう?」等と目に止まり、残してしまったものも結構有る。その中のひとつに、多分、長男か次男かが、学生時代に使っていたものに違いない、小町谷照彦著 文英堂の「小倉百人一首」(解説本・参考書)が有る。パラパラとページを捲ってみたところ、なかなか詳しく、分かりやすく、決して、「今更 向学心?」なーんてものではなく、子供の頃、作者や歌意も分からないまま、「けふ、けふ、けふ・・」「なほ、なほ、なほ・・・」等と、正月になると必ず家族でやっていた「百人一首かるた取り」を思い出して懐かしくなってしまったからで、今更になって、「へー!、そういう歌だったのか・・」、目から鱗・・、になっているところだ。
「小倉百人一首」は、奈良時代から鎌倉時代初期までの百人の歌人の歌を、藤原定家の美意識により選び抜かれた秀歌であるが、時代が変わっても、日本人の心情が呼び起こされるような気がしてくる。
ブログネタに?、頭の体操に?、いいかも知れない等と思い込んでしまい、数年前から、「春」「夏」「秋」「冬」「恋」を詠んだ歌を取り上げて、ブログ・カテゴリー「懐かしい小倉百人一首」に書き留めてきたが、そのいずれの区分にも属さないとされる歌も沢山有り、引き続き、順不同、ボツボツ、書き留めてみることにした。


百人一首で、
「春」「夏」「秋」「冬」「恋」を詠んだ歌以外の歌
その11

吹くからに 秋の草木の しをるれば
むべ山風を あらしといふらむ


出典
古今集(巻五)

歌番号
22

作者
文屋康秀

歌意
山風が吹きおろすと直ぐに、
秋の草木はしおれてしまうので
なるほど、
それで、山風のことを「嵐」というのだろう。

注釈
「吹くからに」の「からに」は、
「・・と直ぐに」「・・とともに」
「・・のために」「・・によって」意の接続助詞。
「しをるれば」=「萎れ弱ること」
「むべ」=「なるほど」と訳す副詞。
「山風をあらしといふらむ」の「あらし」は、
「嵐」と「荒らし」の掛詞。
「山」+「風」=「嵐」、シャレになっている。

古今集の中の詞書(ことばがき)によると
この歌は、歌合(うたあわせ・和歌の優劣を争う行事)の時のもので、
「山」+「風」=「嵐」
「嵐」と「荒らし」を掛詞にする等
どちらかというと、頭を使った歌、
言葉の遊戯、字解き、シャレ、に類する歌になっているが、
当時は、高く評価されたようだ。


文屋康秀(ふんやのやすひで)

平安時代初期の歌人、六歌仙の一人、
刑部中判事、山城大掾、縫殿の助、等に、任じられた。


「六歌仙」とは、
平安時代初期の優れた歌人6人のこと。

在原業平(ありわらのなりひら) 
僧正遍昭(そうじょうへんじょう)
小野小町(おののこまち)    
文屋康秀(ふんやのやすひで)  
喜撰法師(きせんほうし)    
大伴黒主(おおとものくろぬし) 


参照・引用
小町谷照彦著「小倉百人一首」(文英堂)


(つづく)