「宵っ張りの朝寝坊」の私ですが 日本時間真夜中から始まる サッカー女子ワールドカップ決勝戦 日本対アメリカのテレビ中継は絶対に見るぞと 昨夜は 珍しく 22時頃 床に就きました。しかし なかなか寝付かれず 実際 眠りについたのは12時頃だったと思います。ところが 3時半頃 どういうわけか 目覚まし時計無しで ばっちり 目が覚めて 早速 イヤホンを付け テレビを点けると まさに 試合開始直前、キャプテン同士が握手を交わしている場面でした。今日18日は 海の日(祝日)で休日、リラックス出来る日であったのも 幸運。次第に 朝焼けに染まる東の空を感じながら 延長戦、PK戦を 制して 優勝の瞬間まで 釘づけで観戦しました。終始 パワー、スピードで圧倒的な強さを見せつけるアメリカ。アメリカ国民のほとんどは 日本になんか負ける訳はないと思っていただろうし 日本国民の大半も 一縷の期待はしていても 本音では 勝てそうな相手ではないと思っていたに違いありません。それが 先制されても 追いつき、延長戦へ。延長戦前半で 勝ち越し点を入れられて いよいよこれまでかと思われた時間帯ギリギリのところで またも同点に。そして PK戦での 落ち着きもアメリカ選手を超えていました。この粘り強さは なんなのだろうか。すごいことです。優勝が決まった瞬間には イヤホンを取り外し まだ 眠っていた妻を起こし 「日本優勝」と 告げましたが しばらくは 信じられないという顔。
「なでしこジャパン」とは よくぞ名付けられたものだと思います。もともと 「大和撫子」は 「見かけは弱そうでも 心の強さがあり 清楚で美しさをそなえた日本女性」の美称。長い間 理想の日本女性像として 呼ばれ続けてきたものですが 今回のワールドカップ優勝で 世界ランク1位になるかも知れず もはや 「なでしこ」も かっての やさしい、しとやかな 控え目な日本女性のイメージから もっと強い女性のイメージに変わるのかも知れません。
今回 優勝と同時に 「フェアプレイ賞」も 与えられたようで ただ単に勝てば良いだけでなく 真面目さ、冷静さを終始失わず チーム力で戦った「なでしこジャパン」、敗者からでさえ 讃えれ、祝福されるような素晴らしい試合をしてくれました。世界中の人々の中で また 日本人全体のイメージアップになること間違い無しだと思われます。