この連休中にも 北アルプス等で 主に 中高年登山者の遭難が 相次ぎました。毎年 繰り返し 発生している 中高年登山者の遭難事故の教訓が 全く生かされていないことに 愕然としています。中でも 白馬岳での6名遭難死亡事故は 冬山の経験や知識が どの位有ったのかを 疑ってしまいたくなるような事故でした。標高 2000mを超すような山ともなれば 春の山とは言え ひとたび 荒れれば 厳冬期の山と化すこと位、私のような初級者でも分かっている常識。なのに、軽装備・・・何故?。仲間と楽しむはずの登山が 死出の旅になってしまうなんて とんでもないことです。高齢であることを もっと自覚して 気象状況や体調には 若い人達より 数倍 敏感でなければいけないし 引き返す等の決断も 早め早めにしないと間に合わなくなるということだと思います。川柳、「中高年登山者」。
「山は冬 先が無い あせり 半袖前進」
「気象読み 体力量れる 要リーダー」
「命有れば また来れるのに 白馬岳」
「中高年 ベテランの過信が 死を招く」