紅葉情報に誘われて 秋色箱根を 訪ねました。一度は 訪れたいと思いながら これまで 全く機会が無かった箱根、今回 思い切って行ってきました。
箱根湯本駅から 電車、ケーブルカー、ロープウエイ、遊覧船、バス等を 利用し 強羅、大涌谷、神山、駒ケ岳、箱根園、元箱根、箱根旧街道、畑宿を巡り 箱根湯本駅に 戻るというコースを辿りました。
(1)箱根登山電車(箱根湯本駅~強羅駅)
標高96mの箱根湯本駅と標高541mの強羅駅、標高差は 445mで 最高勾配は 80/1000、日本一なんだそうです。途中 スイッチバックを 3回行い ジグザグ 登っていきます。大正8年に開業した 本格的な山岳鉄道で 海外からの観光客にも 非常に人気が高いようです。乗車時間は 約40分ですが 景色や駅舎の魅力も加わって 全く飽きさせない鉄道だと思います。
強羅駅
(2)箱根ケーブルカー(強羅駅~早雲山駅)
標高750mの早雲山駅と強羅駅との標高差は 208m。全長 1.2kmを 約10分で運んでくれます。現在の車両は 2両編成、スイス製だそうです。
(3)箱根ロープウエイ(早雲山駅~大涌谷駅)
早雲山駅からは 標高 1044mの大涌谷駅まで 約8分の空中散歩。朝の内 姿を見せていた富士山は 雲に隠れてしまい 残念でしたが 眼下の大涌谷のダイナミックな景観には 歓声が上がっていました。
(4)大涌谷
観光バス、マイカーで 登ってくる 観光客も混じり 大変な混雑。とりあえず 「黒たまご」を 買い求めました。(バラ売無し、5ケで 500円)
人混みをかきわけて 神山、駒ケ岳 登山口へ。登山道に入ると ほとんど 人の姿が無くなります。
(5)神山~駒ケ岳
コース・歩程等
大涌谷~早雲山への分岐~冠ケ岳への分岐~神山山頂~防ケ沢への分岐・お中道への分岐~駒ケ岳山頂
(標準歩行時間 2時間30分)
登山道から 大涌谷を見下ろす。
早雲山への分岐、
神山山頂直下付近では すでに モミジは 落葉。
神山山頂(標高 1,437.9m)
箱根の最高峰。周囲が ブナの林で覆われていて 全く 展望の無い山頂です。
神山からは 急斜面の荒れた登山道を どんどん下り、草原の鞍部から 再び 駒ケ岳山頂に向かって 登り返します。
駒ケ岳山頂(標高 1,327m)
晴れていれば 絶好の富士山展望台に 人の姿無し。濃霧、強風で 駒ケ岳ロープウエイ頂上駅も 閑散。ストーブを囲む程の寒さでした。
(6)駒ケ岳ロープウエイ(駒ケ岳山頂~箱根園)
山頂付近は 濃霧、強風で 展望ゼロでしたが 中腹あたりから下では 見事な紅葉が見られ、全長 1,800mのロープウエイから 束の間の展望が出来ました。
芦ノ湖、「箱根園」に 到着。
駒ケ岳山頂で ゆっくり出来ず 早々に ロープウエイで 下山したため、時間に余裕が出来 急遽 予定変更、遊覧船で 「箱根関所跡」へ 向かうことにしました。