今日も、5時前には目覚めたが、冷え切った部屋、ヌクヌクの布団から這い出す気合が入らず、
潜り込み、うとうと・・・・、いつの間にか再び眠り込んでしまったようで、
「7時過ぎてるよ!、いつまで眠てるのよ・・・」の妻の声で飛び起きた。
夏ならば、4時頃には目覚め、日の出と共に、早朝散歩・ウオーキングに出掛ける爺さんも、毎年のこと、冬は、からっきしだらしなくなっている。
「夢」等、滅多にみない方だが、今朝は、支離滅裂の夢を見た。
妻の声で起こされ、最後の方は、うやむやだが、だいたいのところを思い出してみると・・・、
元所属していた組織の年若い社長Y氏から「新年会をするので出席して欲しい」とのはがきが届いた。その会場は、東京都心部に有り、知らない所だった。打ち合わせ、待ち合わせ等、まるで不明のまま、案内状の通り、最寄りの駅に到着すると、元の同僚で、超真面目、几帳面なM氏が一人待っており、二人で、地図を見ながら会場へ向かうが、不思議なことに、繁華街から次第に、大きな川べりの断崖の上の雑木林になり、その一角に、何やら怪しげな広い屋敷が見えてきた。まるで、江戸時代初期の江戸にタイムスリップしたようだ。
「ここらしいですね?」。大きな門を潜ると、大木が茂り鬱蒼とする広い屋敷、恐る恐る進むと、奥には、みすぼらしい平屋建て木造建物が数棟が有り、一番大きな建物から、ワッと大勢が飛び出してきて、二人は取り囲まれる。一瞬、身の危険を感じ、固まってしまうが、皆、笑っている。「いらっしゃい!」、「いらっしゃい!」、「いらっしゃい!」、これまで会ったこともない知らない顔ばかり。しかも、いずれも只者でないような形相。二人は、背中を押され、建物に入り、座敷に用意されたテーブルに座るが異様な雰囲気に、怯えてしまう。
やがて、一人の音頭で乾杯、宴が始まったが、何故が、一緒に出席したM氏が、初っ端に、そばに有ったギターを手にして、井上陽水ばりに歌い出す。どうやら、元の社長は、そこでは、芸能プロダクションのような会社の社長となっていて、型破り、変わり者の芸能人等を多数集めて、そこを梁山泊のようにしていたのだった。M氏が一生懸命歌っているのに、そんなことそっちのけで、あっちこっちでどんちゃん騒ぎとなり、たまらず、一人で屋敷の外に逃げ出して歩き回っている内に、屋敷への帰り道が分からなくなり、暗い街中をぐるぐる回り、なんとか屋敷に辿り着き、裏口を見つけた。恐る恐る入ると、そこでは、侍の衣装をした男二人が、日本刀を抜刀して斬り合いをしており、その回りでは酔った大勢が、囃子立てている。建物の中からは、社長が、「前期は、これまでにない黒字決算で、今期も・・・・」等と、大声で挨拶する声が聞こえている。
M氏はどこ?、化け物屋敷のようになんとも気味悪く、二人で早く逃げ出そう・・・、としているところで起こされた。
支離滅裂、何が何だか分からない夢、時代小説の読み過ぎか?
(追記)
もしかしたら、8年振りに見た夢かも知れない。
振り返り記事
2015年10月17日「有り得ない話」
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こちら
上記「夢」とは、無関係。
40年程前に、妻が友人Iさんからいただいた画。
描画が趣味だった、Iさんのご主人の作、
上高地、焼岳・・・かな?