たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

振り返り見る読書の記録、「葉室麟作品」

2024年02月22日 09時39分12秒 | 読書記

つい数年前までは、まるで「読書」の習慣等は無くて、まさか、図書館通いする暮らしになるなんて、全く想像もしていなかった。数年前のある時、相互フォロワー登録しているある方から、コメントで、「藤沢周平の時代小説」をすすめられ、その気になって、生まれて初めて、最寄りの図書館に出掛けたのだったが、それがきっかけになって、少-しずつ「読書」の習慣が身に付いてきたような気がしている。これも、やっぱり、ブログをやっていたからこそ起こった「自分の大きな変化」の一つだと思っている。ただ、何分、「読書」に不慣れ、作家や作品の情報にも疎く、視力、記憶力、減退、根気力無し、気まぐれなの爺さんのこと、これまでのところは、主に、読破し易い、肩が凝らない、「時代小説」を中心に読んできた気がしている。
さらに、読んでも読んでも、そのそばから、表題名も、作者名も、内容も忘れてしまう爺さん、読んだことの有る本を、うっかりまた図書館から借りてくるような失態を繰り返さないためにも(最初の内、そんなことが数回有った)、その都度、備忘録として、ブログ・カテゴリー「読書記」に、書き留め置くことにしてきた。
ブログに書き留めてあることで、記憶が無くなっても、これまで読んできた本を、「ブログ内検索」で、確認出来たり、
振り返ることも出来るので、大いに有難いと思っている。


昨年の秋のこと、相互フォロワー登録しているある方のブログを拝見していて、作家「葉室麟(はむろりん)」の名を初めて知った。読書家の方々からは、「なーんだ、葉室麟も知らなかったの」と笑われそうだが、正直なところ、それまでは、葉室麟も、その作品も、まるで念頭には無かったのだ。それだけ、読書に興味関心を持っていなかったということになる。
いったい、どんな作風の作家なのかもわからないまま、興味本位、初めて、図書館から借りてきたのは、葉室麟著、「いのちなりけり」だった。雨宮藏人シリーズの1冊だったが、いっぺんに、葉室麟作品にに惹かれてしまい、以後、今日までの約半年間、はまってしまっている感有りだ。
通っている図書館は、毎年2月の中旬から下旬に掛けての2週間、蔵書の点検整理作業等のため休館になる。今年も今、その休館中で、次の作品を借りてくるまでは、ちょっと手持ち無沙汰?になっている。
暇つぶしに?、
これまでに読んだ葉室麟の作品、「ブログ内検索」してみた。
「塵も積もれば山となる」、「へー!、こんなに読んだっけ?」、
我ながらビックリ、
物心ついてから八十路過ぎの今日に至るまで、こんな風にのめり込んで読書するようになったのも、ここ数年のこと。人間、変われば変わるものだとつくづく思ってしまう。
この歳になり、どうやら、「読書」も生活の一部になりつつあるような気がしている。

雨宮藏人シリーズ
◯いのちなりけり    ⇨ 2023.10.02
◯花や散るらん     ⇨ 2023.10.09
◯影ぞ恋しき      ⇨ 2023.10.16

秋月藩シリーズ
◯秋月記        ⇨ 2023.10.30
◯蒼天見ゆ       ⇨ 2023.11.16

扇野藩シリーズ
◯散り椿        ⇨ 2024.01.20
◯さわらびの譜     ⇨ 2024.01.22
◯はだれ雪       ⇨ 2024.02.03
◯青嵐の坂       ⇨ 2024.02.21

◯恋しぐれ       ⇨ 2023.11.25
◯風渡る        ⇨ 2024.01.11
◯銀漢の賦       ⇨ 2024.01.15
◯乾山晩愁(短編5篇) ⇨ 2024.01.31
◯おもかげ橋      ⇨ 2024.02.08
◯千鳥舞う       ⇨ 2024.02.13
◯川あかり       ⇨ 2024.02.16

まだまだ、序の口、
葉室麟作品リストにズラリと並んでいる作品。
これからも、順不同、気まぐれに、ボチボチと読んでいきたいものだと
思っているところだ。


葉室 麟(はむろ りん)
福岡県北九州市小倉出身。
誕生 1951年(昭和26年)1月25日 
死没 2017年(平成29年)12月23日
享年66歳
略 歴
西南学院大学文学部外国語学科卒業。
地方紙記者やラジオニュースデスクなどをつとめた。

   2005年(平成17年)「乾山晩愁」で、第29回歴史文学賞を受賞。      
   2007年(平成19年)「銀漢の賦」で、第14回松本清張賞を受賞。      
   2012年(平成24年)「蜩ノ記」で、第146回直木賞を受賞。        
   2016年(平成28年)「鬼神の如く・黒田叛臣伝」で、第20回司馬遼太郎賞受賞


 


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