当地、今日も1日中雨が降り続き、薄ら寒い日だった。
特に 必要緊急ですることも無く、ぼーっと過ごしてしまったが、
午後になって、
「録画してある映画でも 観る?・・・・」
テレビ奉行の妻から また声が掛かり 今日も映画鑑賞の日と相成った。
今日は 最近録画したばかりと思われる「チャップリンの独裁者」。
多分 随分昔に、1回位は観ているはずだが ほとんど忘れており、
初めて観るのと変わらない感じで
「へー!、そういう映画だったか・・」
目から鱗である。
改めてネットで調べてみると
「チャップリンの独裁者(The Great Dictater)」は チャールズ・チャップリン 監督、脚本、製作、主演で 1940年(昭和15年)に公開されたアメリカ映画。当時は ドイツ国が アドルフ・ヒットラー独裁の下、オーストリア併合、ポーランド侵攻等、近隣諸国に対して軍事侵略を進め、ユダヤ人迫害を行っていた時代であったが、チャップリンは そんなヒットラーとファシズムに対して、大胆に非難と風刺をしつつ、ユダヤ人の苦境をややコミカルに描いた作品にしている。映画では 明らかにドイツと分かる架空の国トメニア国の独裁者アデノイド・ヒンケルと ユダヤ人の床屋チャーリー、チャップリンは 一人二役を務めている。
(以下 ネットから拝借画像)
映画の終盤、ユダヤ人の床屋チャーリーが
トメニア国の独裁者アデノイド・ヒンケルと間違えられ演説台に立つ場面、
おどおどした演説から次第に熱が入り独裁政治を批判する演説となる。
チャップリンが この映画で訴えたかったメッセージを
凝縮した内容の演説になっている。