「湯島天神」から バスで移動すること 約20分、東京都港区元赤坂に有る 「迎賓館赤坂離宮」に 到着です。
その3 「迎賓館赤坂離宮 本館・主庭・前庭」
迎賓館の有る場所は かって 紀州藩徳川家の江戸中屋敷が有ったところだったそうです。
その広大な敷地の一部に 明治の近代国家成長期、当時の日本の建築家、美術工芸家の総力を挙げて 洋風の東宮御所として 赤坂離宮が 建設されました。
日本における 唯一の ネオ・バロック様式の 西洋風宮殿建築です。
戦後 それまで 外国の賓客を迎えるに相応しい施設が無かった日本は 赤坂離宮を改修して 昭和49年に 迎賓館赤坂離宮を完成させました。
迎賓館赤坂離宮の「本館」は 国民の高い関心に応えて 昭和50年から 公式行事等に支障が無い時期に 館内の4つの公用室等を 一般でも見学出来るようにしています。(但し 事前に申し込みをする必要があります)
「本館」
「本館」入館前には 一人一人 フルネームを告げ 見学者リストと 付け合せチェックが行われます。さらに 空港で行われているような 手荷物検査、金属探知機検査も 受けないと 入館出来ません。
館内では 壁を含めて 触れないよう 注意されます。もちろん 館内での 写真撮影は禁止で カメラ等は バック等に収納するよう 注意されます。
分厚い絨毯を踏んで 一方通行の順路に従って 進みますが 警備員や係官が 要所要所に配置されており 監視されている中での見学です。豪華なシャンデリアや煌びやかな装飾、彩鸞の間、花鳥の間、朝日の間、羽衣の間は 目を奪われますが 配布された「リーフレット」や 「内閣府のホームページ」で 記憶を呼び戻すしかありません。
内閣府のホームページ
彩鸞の間 → こちら
花鳥の間 → こちら
朝日の間 → こちら
羽衣の間 → こちら
「主庭」
「前庭」
鎧、兜・・・和洋折衷
「正門」
日帰りバスツアーとて 慌しいかったですが、とりあえず 今まで行ったこと無い所に 足跡残してききました。
なかなか 個人で行くとなると 面倒臭いところも有りで・・・。
良かったですよ。
華やかですね。
西洋のお城を彷彿とさせます。
当時は庶民には縁の無かった建物を
今、こうして内部にまで入って見学できるとは良い世の中になりました。
私も行ってみたいです。
和風建築が 外国人には クール!なんでしょうが 日本には まったく 異なった遺産も有るンということですね。
サンクトペテルブルグの旅を 思い出してしまいました。
テレビや新聞で 日本の総理と 国賓が並んで 報道される写真、よく見ますが だいたい 迎賓館のホールなんだそうです。