昨日何を食べたのかも思い出せない爺さんではあるが、子供の頃や若い頃に、漫然と聴いていた音楽は、未だに脳裏に焼きついていて、ふっと思い出せるから不思議なことだと思っている。
音楽にもいろいろ有り、人それぞれ趣味趣向が異なるわけだが、数年前からのこと、ジャンルを超えて記憶に残っている音楽を思い出しながら、ファイリングする気分で、ブログ・カテゴリー 「懐かしいあの曲」に書き留め置くことにしている。
相互フォロワー登録している方のブログ拝見していて、ふっと思い浮かんだ「愛の讃歌」。
随分前にも書き込んでいたことに気が付いたが、懐かしくなり、コピペ、リメイクすることにした。
今更になってネットで調べてみると、
「愛の讃歌( Hymne à l'amour)」は、1950年(昭和25年)に、当時のフランスの国民的歌手だったエディット・ピアフ(Edith Piaf)が発表したシャンソンだった。
作曲は、マルグリット・モノー(Marguerite Monnot)。作詞は、エディット・ピアフ自身によるものだそうで、恋人のマルセル・セルダン(Marcel Cerdan)に捧げた詞になっているという。マルセル・セルダンは、ボクシングのチャンピオン(妻子持ち)で、1949年10月28日に飛行機事故で亡くなったが、詞は、セルダンが生前の内に、妻子を持つセルダンとの恋愛に終止符を打つために書かれたものとされている。
エディット・ピアフの「愛の讃歌( Hymne à l'amour)」は、世界的に大ヒット、シャンソンを代表する楽曲となったが、若い頃(もう50~60年も前のこと)、ラジオ等から流れていて、聴いていたのは、岩谷時子訳詩、越路吹雪が歌う、「愛の讃歌」だったような気がしている。
最近になって、淡谷のり子、美輪明宏、美空ひばり、岸洋子、加藤登紀子、森山良子、美川憲一、菅原洋一、本田美奈子、等々、多くの歌手によってカバーされていることも知ったが、やはり、 「愛の讃歌」=「越路吹雪」となってしまう爺さんではある。
エディット・ピアフの「愛の讃歌」 (YouTubeから共有)
越路吹雪の「愛の讃歌」 (YouTubeから共有)