爺さんの独断と偏見、勝手な解釈、字面遊びではあるが、当ブログは「不常識的?ブログ」であると思い込んでいる。
そもそも「ブログ」とは、「不特定多数の他人様に、日々の暮らしや地域の情報を発信したり、写真や絵画、詩、俳句、小説等、日々の作品を発表したり、政治経済社会問題等についての考え等をつぶやいたり、その内容や形式は千差万別であっても、共感、同感を得て、コメント等で交流する場」とでも言えるのではないかと思っているが、どうなのだろうか。
そこには、「何らかの形で、人と繋がりたい・・」「出来るだけ多くの人に、読んでもらいたい、見てもらいたい」という思いが込められていたりし、中には、アクセス数を増やすことが、主目的になっているブログも有ったりするが、多分、それが本来のブログの姿、「常識的なブログ」、「オーソドックスなブログ」のだろうという気もしている。
一方で、対面することのない他人同士、何らかの意図を持って、誹謗中傷をしたりする類のブログであったり、他人のブログを無断転載利用したりする類のブログ等も有るようで、それらは、公序良俗からしても、法的な意味合いからしても排除されなければならないブログであり、「非常識的なブログ」と言える。
しかるに、当ブログは・・・・、
これまでも何度となく繰り返し、ブログ・カテゴリー「ブログ考」に書き込んできたことだが、開設当初から一貫して、「他人様に発信し、他人様と交流する」という本来のブログの機能、性質を差し置いて、自分自身のための「記憶補助ツール」と決め込んでいるブログであると自認している。「昨日、今日のことを忘れない内に書き留めておこう」、「過去の記憶の欠片を炙り出して、これまで生きてきたあしあとを、出来る限り書き留めてみよう」等という思いが働いて開設したブログであり、とても「自分史」等という類のものを書く才等無しだが、ブログという媒体を利用させていただき、断片的に書き込んでいけば、「塵も積もれば山となる」で、なんとなく自分史的になるかも知れない・・・等と、勝手に思い込んだものだった。ということで、当ブログは、あくまでも、自分向けのものであって、とても他人様にお見せするような代物ではないと思っているが、公開されてしまうものである以上、それなりに緊張感を伴い、出来る限り誤字脱字に注意したり、体裁を考えたりしてはいる。・・等と言いながらも、毎回、誤字脱字が多く、投稿後に気が付き、編集で、訂正、修正を繰り返しているが・・・。
その日その日のことや過去のことを、日記、日誌、雑記録、備忘録、懐古録等として、もしその気になって、旧来のように紙面に書き留め、保管したとしたら、年々膨大な量になり、大変なことになることは目に見えており、それは、いずれゴミと化し、遺された者の手を煩わすことになる。では、では、ということで、なにもブログでなくても、PC上で・・・、という手も有るが、自己管理出来ない人間、気まぐれ、いい加減な性分には、なおざり、おざなり、三日坊主?になることは必至。その点、ブログは、瞬時に他人様に公開されてしまうものであり、緊張感が違うし、ある意味、励みにもなる。気まぐれ、いい加減な性分でも、継続出来るのではないかと自分に言い聞かせたものだったが どうやら、その点は当たっていたようで、未だに続いている。
開設当初に、それ程深く考えたことでなかったが、いつからか、そんな日記、日誌、雑記録、備忘録、懐古録のような書き込み記事を、「ブログ・カテゴリー」に仕訳け、詰め込むようになってきた。そして「ブログ・カテゴリー」=「自分が生きている間の引き出し」、「ほぼ無限に詰め込める引き出し」と考え始め、日々、その都度、書き込んだ記事を放り込んでいる。「塵も積もれば山となる」で、各「引き出し」(ブログ・カテゴリー)に詰まっている記事数も増えてきたが、紙のようにあふれることは無く、邪魔にはならない。その「引き出し」も、いずれ遺された者が、ブログ解約手続き等すれば、一瞬にして消去、片付いてしまう「引き出し」であり、今の時代、それでいいのではないか・・・等とも思っているところだ。
さらに、昨日のこと、1週間前のこと、1ケ月前のこと、1年前のこと・・・まったく記憶があてにならなくなっている老脳、「ブログ内検索」等で、過去の記事を、瞬時に引き出せるgooブログは、いろいろ確認する時に大いに役立っており、今や、爺さんの強い味方、「記憶補助ツール」として、有難い存在になっているのである。
斯々然々、ほとんど読者を意識していないような当ブログが、相互フォロワー登録している方々等から、どのように見られているのか等、知る由もないが、自分自身では、「常識的なブログ」からはちょいと外れているが、「非常識的なブログ」にはなっていないような気がしており、故に、「不常識的?ブログ」と呼んでいるというわけである。多分、似たり寄ったりの考え方を持って、ブログを続けておられる方も多いと思っており、「これでいいのだ!・・」と、決め込んでいるところだ。
あと幾年ブログ道連れ老いの坂
ボケぬ内あしあと辿る爺ブログ
記憶補助ツールになってる爺ブログ、
過去現在ブログで辿る最終章、
(ネットから拝借イラスト)
「日残リテ 昏ルルニ 未ダ 遠シ・・・・」
(藤沢周平著「三屋清左衛門残日録」より)
ーーーたけじいスタイル!
いいと思います!!
たけじいさんの文章は
なんだか飄々としていて
面白いです www
画像なし文字だけでも、
つらつら〜と読めちゃうもの。
あと何年、書き込むことが出来るのやらですが、そう言っていただけると、うれしい限りです。ブログに書き込みが出来なくなった時が、本当のおしまい・・と思いながら、続けていきたいと思っています。