これまでやたら撮ってきた写真は、構わず外付けHDに放り込んで有るが、かなり大量に溜まってきている。時々は、その気になって、不要無用写真を大胆に削除しながら、散歩、旅行、山行・・・等のファイルに仕訳分類整理を進めているところだが、懐かしい写真を見掛けると手が止まってしまうことがしょっちゅうで、そんな古い写真を引っ張り出しては、ブログネタにしているところだ。
今はもう遠い思い出となってしまっているが、10年位前までは、毎年、夏になると、思い立って、家族や友人等と北アルプス等を訪れていたものだ。そんな山旅の写真も、結構残っているが、
ふっと、高山植物のひとつ、「チングルマ」の写真が目に止まり、何枚か引っ張り出してみた。
27年前、1995年8月7日~8日に、妻と二人で、山小屋1泊で、
蝶ヶ岳~常念岳を歩いたことが有ったが、その時撮っていた「チングルマ」、
その頃はまだ、バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)しか持っておらず、
プリントしてアルバムに貼ってあった写真をスキャナーで取り込んだもの。
23年前、1999年8月1日~2日、妻と次男と三人で、山小屋1泊で、
爺ヶ岳~鹿島槍ヶ岳を歩いたことが有ったが、その時撮っていた「チングルマ」、
やはり、バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)しか持っておらず、
プリントしてアルバムに貼ってあった写真をスキャナーで取り込んだもの。
22年前、2000年8月7日~9日、妻と次男の三人で、山小屋2泊で、
燕岳~餓鬼岳を歩いたことがあったが、その時撮っていた「チングルマ」
やはり、バカチョンカメラ(小型フィルムカメラ)しか持っておらず、
プリントしてアルバムに貼ってあった写真をスキャナーで取り込んだもの。
10年前、2012年7月28日に、旧い友人と老いらく二人で
乗鞍岳を訪ねたことが有ったが、その時撮っていた「チングルマ」
10年前、2012年8月21日~22日、妻と二人、山小屋1泊で、
白山を訪れたことが有ったが、
室堂付近で撮っていた「チングルマ」の羽毛状になった花柱
13年前、2009年9月26日~27日に、
旅行会社の格安観光ツアー「立山黒部アルペンルート縦断の旅」で訪れた
室堂周辺で撮っていた「チングルマ」の紅葉
チングルマ(稚児車・珍車)
バラ科、ダイコンソウ属、落葉小低木、高山植物
一見、草のように見えるが、分類上は、小低木、
別名「イワグルマ(岩車)」「チゴノマイ(稚児の舞)
和名「ちんぐるま」は、花後、綿毛のような果実が出来、その揺れる姿が
子供が持つ風車に見立てられ、「稚児(ちご)車(くるま)」と呼ばれ、
それが訛ったものとされている、
原産地 日本、日本固有種、
本州中部以北から北海道の高山帯の雪田に雪が無い期間に自生、
砂礫帯、草地、湿地に群生する、
比較的多くの山域で見られ、登山者には最も馴染みのある高山植物、
樹高 10Cm~20Cm
葉は、奇数羽状複葉、厚く光沢の有る深緑色、
秋には光沢を保ったまま鮮やかに紅葉する、
花色 白色
花弁は5枚、花の中心に黄色の雄しべ、雌しべが有る、
花後、綿毛のような果実が出来る、
開花時期 6月頃~8月頃
花言葉 「可憐」